イギリス留学の交通事情をざっくりまとめてみた(Sussex 大学編)
財布カツカツな修士一年がイギリス交通事情をサクッとまとめるてみました。
現在University of SussxのMSc Science & Technology Policy一年目が始まって一ヶ月が立った頃合いです。イギリスにどう来るのかというお話やどのように入学するのかということについては有り余るほど記事があるところですので、今回はUniversity of Sussex周辺の交通事情やロンドン、その他都市への便利かつ経済的な行き方を紹介していく。
ちなみにuniversity of Sssexの立地はというとBrighton の中心部から歩きで1時間30分程度かかる距離感である。もし平地ならまだましなのだが、大学は丘の上にあるため、海沿いの市内から歩くのはあまりおすすめできない
自転車
現在私が最も使用している交通手段である。
中古自転車が6000~40000程度で手に入るこの街では、バス代を一年間払い続けるよりも安く、キャンパス外に済む学生の最大の味方である。しかし、前述の理由からある程度体力に自信があるものでなければおすすめはしにくい。(自転車を40分程度漕ぎ続けられる体力があれば坂道もクリアできるはず)。現在私が住んでいる箇所は市の中心から大学よりに外れたところにあり、バスの経路上自転車が最速という場所である。広島の尾道や神戸、とにかく坂道の多い街を経験したことのある人ならわかると思うが、海沿いの坂道というのはとにかく急勾配が続くくことが多い。そのため、ルートをしっかりと組むことが体力を温存しながらすばやく大学に行くために必要である。
自転車の交通ルール
自転車の交通ルールは日本と大体同じである。ご存知かもしれないが、イギリスも車は左側通行である。しかし、注意事項として自転車の歩道走行は日本に比べて厳しい。自転車には自転車の専用レーンが用意されていることが
ほとんどなので、そのレーンを使うのが安全である。
自転車の盗難について
Brightonでは町中の至るところでホイールやサドルが盗まれた鍵付き自転車がよく見つかる。たいていの場合、そういった自転車は放置されているので、実際にどれくらいの頻度で盗難されているかはわからないが、1~2週間程度同じところに置くのは推奨できない。管理は鍵付きの場所がよいだろう。
なお、校内には無防備な自転車がよく見つかるがいまのところ誰も盗んでいる形跡はないので治安に依存していそうだ。
Brightonでの自転車の乗りやすさ
正直坂が多すぎて大変なところがある。ここで、少し参考までにどういった坂具合になっているかわかる地図を紹介する
夜間の運転について
基本的にかなり暗い。電灯が日本にくらべて弱いことにくらべて数が少ないので、町中でも暗く感じることがある。そのため、最初の方はかなり怖いと思うかもしれない。この点は自転車通学の課題である。
自転車につける電気を強いものにするとかなり安心するのでおすすめ。電気は3ポンドから40ポンドあたりまで幅広くある。
中古自転車のススメ
もし自転車で今後通うという場合、自転車を中古で買う際の注意点が3ほどある。
1. やすい自転車は部品の欠損に気をつけるべし。
2. 鍵を必ず購入するべし。
3. 必ず実際に一度乗って試すべし。
Brightonはいくつかおすすめの中古自転車屋さんがあるため、以下に紹介する。
バス
学生にとっておそらく一番安い交通手段がこの方法である。バスは、学生チケットを使うことで24時間乗り放題チケットを購入することや90日間乗り放題チケットを購入する事ができこれが大変お得である。
チケットは毎回毎回バス会社専用のアプリを使う必要があるが、クレジットカード等奥をすれば購入時間にかかる時間は2-3分で、あとはQRコードを見せるだけという両親設計である。公式アプリにも関わらずデザインが行き届いていて非常に好ましい。
ブライトンで運営s知恵いるバスはいくつか会社があるが基本的にはbrighon&Hove系列のバスに乗ることが一番多いだろう。この系列は大学から市内まで直通で移動できる優れモノ。
Birghton and Hoveのアプリダウンロードリンクはこちらから。
学生登録自体はすぐにできるのでおすすめ。
バスの乗り心地
ハリー・ポッターを見ている方なら見たことがあると思うが、イギリスのバスは大抵二階建てである。座席は日本に比べると少ないが、少々大きい印象である。
二階の席は揺れが強いというイメージの方が多いだろうが、意外と少ない。高いところから見える景色は楽しいので是非一度試してみることをおすすめする。
高速バス
直通でロンドンより先に行くなら高速バスが最安。高速バスで安くて本数が多いNational Expressが一番おすすめ。もしManchesterまで行く場合、行き帰りで38ポンドくらい。
基本的には日本の高速バスと同じような席の材質だが、座席を決めることは少なく自由席である。バスの座席は15分程度前から座る事ができる。そのため、早めに並んでおくと好きな座席に座ることができる。トイレが近いかたは、後方にトイレがあることが多い。
大体の場合各座席にUSB-Aかアダプターがあるため、長距離移動のとき充電に困ることはない。が、イギリスあるあるなのか、充電できないポートもよくある。そういう場合にそなえてモバイルバッテリーがあると安心。
高速バスの乗り心地
座席はふかふかとまでいかないまでも結構ゆったり座れる。ただし、リクライニングが時々使えないことがある。さらに、首の部分が少し疲れやすいことがあるので、毛布か上着を持っておくと、枕代わりにできてよいだろう。
車内はバスの車体にもよるが明るいバスと暗いバスがある明るい場合は、寝にくいかもしれないので、アイマスクがあるとよい。
時折学生が乗っていることがあるがその場合少々うるさいかもしれないので、その点は各位イヤホン等で対策してほしい。
ちなみに、その傾向が高いのはManchesterからLondon victoria行きのNX540便である。この便は夜でも青色の照明がついていて、足元が見えるくらいには明るい。そして、学生が多い。
高速バスのチケット購入方法
チケットを購入するとき、余裕があればNX Rewardsから予約することで、キャッシュバックが入る。
電車
Brighton市外から大学まで行くときに最速の交通手段ではあるが、30分に一回しか来ないことや、場合によっては非常に混む。列車の長さも短いことがあり、時折込みすぎて人が乗れないことがある。そうなると絶望的。しかし、学生証がない場合、一番安い交通手段になる。
電車はチケットをその場で買う形式が一般的である。rail cardを持っていれば1/3程度で電車チケットを買うことができるため、もし頻繁に使うことがあるのであれば、購入することをおすすめする
このページから自分の年齢や状態に合わせて必要なレイルカードを購入するのがおすすめ。大体50~80ポンド程度で購入可能
なおロンドンはNationalRailではなく、London UndergroundあるいはTubeと言われるものが基本的に電車を運営している。もちろんLondonのtubeでも使えるが、その場合は、rail cardをoystercard等に追加するほうが手早いのでおすすめ。
高速列車
高速列車とは言ったが、新幹線よりは遅く値段もやすい。特急くらいのスピード感である。座席はややかため、狭めであるがボックス席が多いので、広く使うことはできる。
日本との最大の違いは座席が回転しないことだ。つまり、場合によっては進行歩行と逆向きに座り続けることになる。苦手な人は座席を探すのがよいだろう。
なお、指定席しかない列車ももちろんある。席交換は頼めば意外と通る印象だ。
乗り換え
よくあるケースがロンドンでの乗り換えだ。もし、チケットがBrightonからManchester行きの場合、ロンドンでの乗り換えは同じチケットを使って移動可能である。時折、チケットが通らないことがあるがその場合は、近くにいる改札ゲートを管理してそうな人に話しかけると開けてもらえる。
飛行機
早い、しかし高い。そして空港は混む。さらに、Brightonに民間の空港はないので意外と遠い。飛行機はお金と時間に余裕がある人におすすめかもしれない。これはなるべく注意しておいてほしいことなのだが、飛行機の検査は国内移動であっても非常に厳しく、水気のあるものをすべて小分けの袋に入れないといけなかったり、重量制限がとても厳密だったりする。重量に関してはもしオーバーするとそこそこのお金を支払うことになるので(45ポンド)注意が必要だ。
乗り心地は電車にくらべると柔らかいが座席のサイズは日本の飛行機と同じくらいである。ちなみに、飛行時間にもよるが1時間程度の距離だと水+スナックがでてくるといった具合である。
ちなみに、予約にかかる費用は例えばマンチェスターに行く場合2週間まえから予約すると、120ポンド、だいたい24000弱である。
もし飛行機を使う場合は、電車かバスでGadwick空港かHeasthlow空港に行く必要がある。
総括
ここまで交通手段をまとめてきたが、個人的なおすすめランキングを作ると
1. バス
2. 自転車
3. 電車
4. 飛行機
といった具合である。
バスがなんだかんだ言って本数も多く安心感もあるのでおサイフ事情がそれほどカツカツでなければおすすめ。特に短期留学ならバスが圧倒的に優勢だろう。それ意外は、盗難リスクや事故リスク含めて自転車がやすくなりやすい。