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こどもたちのための紙芝居

退職したら、図書館の紙芝居を借りて、
ボランティアで紙芝居をしてみたい、と思いました。
もし、こどもたちがいっぱい集まってくれたら、お菓子を買ってもらう。

私が子どものころは、お米を持っていくと、ザラメとともに混ぜて圧力をかけ、爆発?したらお菓子になる!
そんな行商のおじさんが、恐竜のように大きな機械を引いて、細かい裏通りを歩いていました。

ネットで調べてみると、
・・・荒川区のポン菓子製造機販売
ありますね。

通りで観る子どもたちは少なくなりました。
どうしてでしょうか。
そして、
子どもに返った老人たちが、町の老人施設にぼんやり座って、テレビを観ています。

家で、ひとりで遊ぶ子どもたちに、
そして、ベッドですごす老人たちにも、
たのしい気持ちを運んでくるような、ポン菓子屋さんになりたいな。

いつか北の街に住んで、何年か経つと、南の小さな町に住んで、
月曜日は朝から清掃作業員、
火曜日は夕暮れの子ども食堂、
水曜日は自転車で訪問介護、
そして、日曜日には
ポン菓子と紙芝居に集まる子供たちにいろいろなお菓子を売る。

退職したら、自然豊かな、静かな街で、
紙芝居作家になりたいな、と私は思いました。

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