障害者が行政書士試験を受けるのに必要なアイテム
「障害者が」と書いてしまったが、障害は人によって違うので片麻痺の人が前提です。あらかじめご了承いただきたい。
普通に勉強に必要な教材は省きます。
勉強編
・スマホorタブレット
これはマストと言ってもいい。今更持ってない人もいないと思うが。今の通信講座は動画で講座を行なっていることが多いし、一問一答の演習をするのにもアプリを使うのが楽。勉強の記録も出来るのがありがたい。
・スマホホルダー
片手でスマホを使おうと思っても意外と使いづらい(障害者なら当然知ってるとは思うけど)。テーブルの上に置いて操作するとスマホがツルツル滑ってうまくいかない。脚に挟むと今度は遠い。カバーをつければ滑らないけど、テーブルの上だと見づらい。スマホスタンドは見やすいけど、操作する時に不安定。
自分の場合はソファの横に肘掛けのついた椅子を設置して、その肘掛けにスマホホルダーを設置している。
慣れない内は肩が凝る人が多いかも。みんなどうしてるんだろう?PC派がほとんどなのだろうか。
アプリ編
・一太郎pad
いわゆるワープロアプリ。文字数がカウントされるので記述式の問題の練習に便利。
アプリの機能でカメラから文字をスキャン出来るから紙媒体の問題集をスキャンして問題集作成アプリに入れることでオリジナルの一問一答問題アプリの作成が出来る。けど、ものすごく大変だからオススメはしない。
・Monoxer
問題集作成アプリ。オリジナルの一問一答の問題集が作成出来て、問題ごとの理解度が可視化出来る上に理解度が低い問題をアプリが自動で判別して理解度が低い問題を優先して出題する。
これだけ書くとすごく良さそうだけど、問題作成の手間がえげつない。行政書士試験の過去問の場合、自分なら作成に4時間以上かかった。問題を撮影→解答を撮影→それぞれをスキャナアプリで取り込み→変な位置で改行されてるからその修正→アプリに取り込む という作業が必要。問題には画像の添付も可能なので、問題の写真を載せるだけで完成させれなくも無いけど、文字が読みづらくなるデメリットが生じる。
この手間さえなければいいアプリ。
・study plus
勉強用SNS。自分がどれだけ勉強したのかが把握出来る。同じ資格を受験予定の同志をフォローすることでみんながどれだけ勉強しているものなのかが分かる。ただ、合格者は大体はやめちゃうからどれだけやれば合格出来るかの指標にはならない。
行政書士に関しては一問一答のアプリは多くある。大体は無料なのだが、問題数は少ないため、満足するためには増やす必要があるが、その場合は課金しなければならない。
課金するぐらいならAmazonで問題集を買った方がいい気になる。実際自分はアプリに課金はしていない。
・伊藤塾合格ドリル
一問一答アプリ。これは無料のアプリだけど問題数が非常に多い。司法書士試験と行政書士試験の兼用。
無料だけあって機能は今ひとつ。ランダムに出題される機能がついていない。理解度が把握しづらい、などなど物足りない点は多々ある。無料だから仕方ない。
とはいえ、一つのテーマで4〜6問でまとまっているから隙間時間で取り組みやすいのはいい。
試験編
・電動消しゴム
これはマスト。記述式の問題は当然としてマークシートを消すのにも重宝する。充電のし忘れには注意が必要。静音タイプを選ぶようにすべきではあるが、大体静音タイプ。
・Bの鉛筆か0.7mm芯のシャープペン
0.5mm芯のシャープペンでもいいのでは?と思われるかもしれない。実際自分はHBの0.5mm芯のシャープペンだったし。
自分が受験した場所では解答用紙の拡大をお願いした場合、HBの0.5mm芯のシャープペンで記入するとレ点がすごく薄くなる。記述式の回答は問題なかったけど、レ点に関しては薄すぎて気になる。「ちゃんと読み取ってくれたかな?」ってヤキモキしながら結果発表まで待たなくてはいけなくなる。
・文鎮
あった方が無難。レ点を打つだけなら無くてもいいが、記述式の問題では必要。
・杖ホルダー
試験会場は杖をいい感じにかけておく場所がない。行政書士試験には杖をついている人は結構いたけど、杖ホルダー持参の人は確認出来なかった。
試験以外でも杖をかける場所で困ることは多いのであると重宝する。
障害者の使うものはあまり街では売ってない。そもそも障害者は街で買い物しないから関係ないのだが。買ってきてと頼まれたり支援する立場の人は困ってしまうかもしれない。
自分は行政書士試験に必要なもののほとんどはAmazonで買った。上記の物は全てあります。
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