【Perf】これで分かる、ワイン投資入門
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今回は初めてワイン投資をする方に、わかりやすく解説をしていきます。
19世紀には既にワイン投資が存在していた?
ワインの歴史は古く、いまから約8000年前の新石器時代にはジョージアで作られていたそうです。旧約聖書の「創世記」でも、ノアが最初のぶどう園を築きワインを作ったと記されています。
それほど古くからワインが飲まれているのですが、「ワイン投資」の歴史も古く19世紀には存在していたのです。
ワイン投資は主な輸出先であったイギリスで活発に取引されていました。
イギリスにおけるワインの商業的な取引は長い歴史を持ち、19世紀にはすでに「エン・プリムール」(En Primeur)と呼ばれるワインの先物取引が行われていました。これは、ワインがまだ樽で熟成中の段階で、その未来の価値を予測して取引するシステムです。エン・プリムール取引は多くのワイン投資家がワインの価値が上昇する前に購入して、後に利益を得るための手段となりました。
身近な例として、日本では高級マンションは実際の建物が完成する前に契約が行われることがあります。
立地条件や路線価、建物の構造や設備、各部屋の平米数、住戸の総数、そして施工会社など様々な事前の情報をもとに、数千万円から数億円に及ぶ契約が成立します。
実際にマンションが完成すると、その品質の高さに関心が寄せられて、購入金額よりも高く売却できるケースもあります。すると、事前の情報だけで購入した人は、マンションが完成時点に売却するだけで数百万円〜数千万円もの利益を得ることができます。
実際に住んだとしても、築5〜10年経ったマンションが購入価格よりも2倍以上になった例も数多くあります。ワインもこのように先に代金を支払い、後から価値が上がった時点で売却する方法が存在します。
手法が異なる、3つの方法
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