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自殺したい気持ちが消える!とっておきの方法

皆さん、はじめましてwhoshaと申します。

このタイトルに惹かれて記事を読もうと思った方の中には何かしら悩みを抱えていたり、もしかすると自殺することを一度は考えた事がある方もいるのではないでしょうか?

「自殺したい気持ちが消える!とっておきの方法」では大胆にも、絶望して自殺を考えてしまった人に向けて解決策となる「自殺しないですむ方法」を提案しています。

自殺だけではなく落ち込みやすい性格悩み、不安を抱えている引きこもりニート無職不登校イジメに遭っている方にも、この記事の内容をよく読んで実践して頂ければ必ず何かしら得られるものや前向きな変化がある筈です。

どうしても「自殺」という扱うものの性質上、簡単に説明することは難しく長文にならざるを得ません。基本的にこの記事はどこから読んで頂くのも自由なのですが、各章は独立しているように見えて相互に影響しあっているので出来れば全章読むことをお勧めします。

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1. 人は2つのタイプのどちらかに分けることが出来る

自殺しないで済む方法を紹介すると言っておいて、いきなり矛盾するような話をしますが、そもそも人は嫌な事やつらい事が重なり、落ち込んだり、悩んだり、不安、孤独、絶望、虚しさ・・・などの状態が長く続けば、どうしても

自殺したくなるものなのです。

この人間社会や人の一生を考えた場合、誰しも一度や二度は「生きていれば自殺したくなることがある」という当たり前の認識を持つ必要があります。

具体的な方法を紹介する前に、まず、この世界がどうなっているかを知ることが大事です。それは別に権力構造や政治の仕組み、経済についての知識の事ではありません。

人間社会を構成しているのは当然のことながら「人」なわけです。他者や自分自身のことも含め「人」を知る必要があるのです。

ですが、人は個性があって一人一人違っていますので説明することは絶対に出来ません。ここでは、この世界にいる人々をざっくりと2つのタイプに分けて解説していきたいと思います。



成功するタイプと失敗するタイプ

人は外側から見ただけでは内面まで分からないですし、人生が上手くいってるか、いってないかだけが人間の価値の全てであると言いたい訳ではありません。

なぜ人は自殺をしたくなるのかを理解して頂くために、とりあえず、ある特定の角度から見た特徴や傾向によって大雑把に分類しようというものです。当然のことながら中間層は沢山いるわけです。

自分のことを知るためにも今までの人生を振り返って、自分がどんな人間だったのか、もう一度分析してみてはどうでしょうか?


A 仮に成功するタイプと呼ぶことにします

<長所>
・成功している(と思っている)
・成功体験を持っている
過去から現在に至るまでの間の子供時代、学生、社会人の頃に強烈な成功体験。スポーツ、学業での成果。特技を持っていたり、リーダーの立場で人をまとめたり引っ張ったような経験がありますか?何でも良いので人よりも秀でた才能を持っていましたか?

・人生が上手くいっている
・毎日充実していて楽しい
・友人が多い
・恋愛経験が豊富
・自分の持っている能力を発揮しているという実感がある
・高収入
・コミュニケーション能力が高い
・行動力がある
・自信がある
・性格が明るい
・勝ち組だと思っている
・努力家である
・学校や仕事が楽しい
・熱中するものがある
・粘り強さがある
・勢いがある
・頭がいい
・センスがある
・要領がいい
・人脈が多い

程度の差はあっても大体このような特徴があるかと思います。

別の角度から見ると、あまり良いイメージではないのですが、このような特徴もあるかと思います。

<短所>
・負けたくない気持ちがある
・強引に物事を進める(自分が正しいと思っている)
・他の人よりも図々しい(図々しく見えないようにしている)
・執着心が強い
・声がでかい(偉そうになりがち)
・やや自己中心的になりやすい

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一方、「成功するタイプ」とは真逆の「失敗するタイプ」の人たちはどのような特徴を持っているでしょうか。


B 失敗するタイプと呼びます

<短所>
・大人しい
・いつも不安を感じている。心配性
・何事にもビクビク、オドオドしている
・性格が暗い
・コミュニケーション能力が低い
・イジメられた経験がある
・落ち込みやすい性格
・友人が少ない
・学校や仕事に行っても充実感を得られない(この場所には居たくないと思っている)
・低収入
・仕事をしていない
・不登校になっている
・劣等感を持っている
・人生に絶望している
・今までの人生を振り返って、これといった成功体験がない
・少しでも嫌だと思うと何事も長続きしない
・諦めやすい
・怠け癖がある
・人前で話すのが苦手
・将来に希望が持てない
・負け組だと思っている
・失敗してしまった(過去に大きな失敗をした経験がある)
・借金をしている
・やりたいことがない

このように挙げていくと、まるで救いようのないダメ人間みたいに思えてくるかも知れませんが、実はそうではありません。このタイプの人の他の特徴としては・・・


<長所>

・人付き合いが苦手という事は社会に染まらず自分独自の世界を持っている

・大人しい人は攻撃性が低いので物腰が柔らかいとも考えられます。穏やかな優しい性格をしているのではないでしょうか

・現実世界で強く生きられないという事は逆に繊細な感性を持っている


Aの成功するタイプの人(現実派)とBの失敗するタイプの人(空想派)の能力や生き方、置かれている立場などは両極端の位置関係になっているのです。

ようするに真逆というわけです。


また、その人の持っている「長所」「短所」は光と影の関係と似ています。物体に光が当たれば反対側は影になっているように必ずセットになっているのです。

こういう書き方をすると「勝手に決めつけるな」と批判されそうですが実際に両者の差というのは明確に存在するのです。この分類から考察していくと「失敗するタイプ」の人は「成功するタイプ」に比べて現実世界で得られる「利益、成果」が圧倒的に少ないと考えられます。

得られるものが少ないから、あらゆる面において自殺したくなると思える要素、条件が増えてしまう事になるのです。

今の世の中は企業や組織の力が強くなっていますから、生きるのが苦手なタイプが成功するのには特殊な技能を持っていたり、クリエイターなどでズバ抜けた才能でもない限り難しいかも知れません。

また、この世界は基本的にAの「成功するタイプ」の人たちが中心に動かしているという現実があります。もちろんBの「失敗するタイプ」が社会の中で役に立っていることも事実ですが、彼らは現実世界のあらゆる組織の中で力を持つことは、ほぼ無いと言っていいでしょう。(実際にはAとBの要素が混ざり合っている人が多いので成功者のなかでも大人しいタイプの人は少なからず存在します)


まず初めに、自殺を考えている人や落ち込んでいる人は自分がどういう能力を持っていて、どのような状況に置かれているのかを冷静になって知る必要があります。

繰り返しになりますが、この分類は極端な特徴を挙げただけに過ぎず、現実では中間層の人が圧倒的に多いので必ずしも、この例が全ての人に当てはまる訳ではありません。

自殺は殆どの場合において、その人の短所の部分が原因となり様々な不幸や不運と重なり合って、どうしようもない状況に追い詰められてしまうことで起こるのではないか?と・・この章では考えてみました。

● では自殺しないためにはどうすればいいのか?

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A <成功するタイプの解決策>

能力が高く成功している人に対して私が偉そうに言う資格はないですし、本来は語るべきことはないのですが、実はこのタイプの人も何かの拍子に失敗し自殺することも少なからずあるのです。

若ければイジメ、友人関係、成績、失恋。大人であれば借金、失業、離婚、病気、事故、家庭の問題、事業の失敗、親の介護、災害など・・・

今まで順風満帆に人生が上手くいっていても失敗や不幸は容赦なく襲いかかってきます。

この時、どれだけ辛い状況に追い込まれても成功するタイプの人は能力の高さと粘り強さがあるので大抵の場合は執念で立ち直ることが出来ます。

ですが、一握りの人は呆気なく自殺してしまうのです。

今まで挫折する経験が少なかったというのもあって絶望感に耐えられなくなったり、パニック状態に陥ったとか、成功していても何処かで虚しさを抱えていたなど理由は様々でしょう。

しかも、悪い事に成功するタイプの人の長所だった「勢いがある」「行動力がある」が裏目に出てしまい、普通だったら「嫌な目に遭ってやる気が無くなるなぁ、でも、まあ我慢するしかない・・」と言って踏みとどまる場面でも持ち前の瞬発力を発揮して自殺してしまうのです。

普通なら悩んだり自殺するかどうか迷ったりする過程があるのですが、何もかもすっ飛ばし実行に移してしまいます。(彼らは行動力があるから成功するわけです)

このことは失敗するタイプの人から見れば物凄く不自然に映ります。人生で良いことなんて滅多にないのに良いことだらけの人がちょっとした失敗くらいであっけなく自殺する?あり得ないと思うはずです。別に落ちぶれて無一文になったという訳ではないのに自殺してしまうのです。

残念なことですが、結局、その人には辛くて耐えられなかったという事なのでしょう。

割と政治家や芸能関係でこのタイプの自殺は多いのではないかと私は考えています。何故かというと彼らは普通の人の何倍も成功したい欲が強くて行動力があって見栄の張り方も一般人とは桁が違うのです。おそらく突っ走って面白おかしい人生を送るタイプなのでしょう。そういう人にも自殺の危険性というのは少なからずあるのです。

成功するタイプの人の解決策は、とにかく冷静になることです。

落ち着いて今置かれている状況や気持ちを紙に書き出してみると何が問題なのかに気付けると思います。

例えば、
・借金→「詳しい人に相談する」「返済計画を立てる」「ネットで検索する」

・失業→「自分に向いた職業を探す」「何でも良いので働く」「何箇所か掛け持ちバイトをする」「新しい技能を身につける」「今は遊ぶことにしよう」

・もっと大きな不幸の場合は・・・
→「生きる目的や意味を探す」「大きな目標を持つ」「まったく別の角度から世界を見る」

このように一つの問題に対して具体的な対応策を複数用意して、どの選択がいいのかよく考えた方がいいでしょう。

「もうダメだ・・」とパニックになって冷静じゃなくなるのが一番避けないといけないことなのです。

このタイプの人たちは若い時期から能力が高く世渡り上手なので、本人がその気になれば立ち直ることは容易なのです。そもそも、この記事を読む必要もないほど「出来る」人たちなのです。


B <失敗するタイプの解決策>

問題はこのタイプの人たちでしょう。


(1)「問題」を書く
自分の置かれている状況を正確に把握しましょう。

自分の能力や性格を知ることが重要です。

まず、失敗する人の特徴の中で自分に当てはまるものを徹底的に書き出します。

何が問題で、何について悩んでいるのか、どんな気持ちなのか、何故こんな事になったのか、今の状況は?など一度、思いつくことを片っ端から紙に書き出してみた方がいいでしょう。

落ち込みやすい、不安になりやすい、コミュニケーション能力が低いなどであれば、その事も書き出しておきます。例えば「人付き合いが苦手だから今の学校や職場に居るのが苦痛だ」というふうに具体的に書くのです。

一通り書き出してみると次第に自分の置かれた状況や特徴などが浮かび上がってきます。

もちろん、これは一面的な見方に過ぎず、その人の全ての価値という訳ではありません。

考えるために仮の基準を設定したと捉えて頂ければいいでしょう。



(2)どうしたいか?「願望」を書く

書き出した問題や自分の特徴などの項目を見て、自分はこうしたかった。こんな風になりたかった。こうなっていれば今はもっとマシな状況だったと思うことを「→」矢印を使って「問題」→「願望」と展開させていきましょう。


「生きていても充実感を得られない」だったら、その文章から「→」を引いてきて、取り敢えずの願望「毎日充実している」に結びつけていきます。

・「充実感を得られない」→「毎日充実している」

他にも・・・

・「毎日不安を感じている」→「穏やかな気持になっている」「毎日が楽しい」「いつも落ち着いている」

・「人と話すのが苦手」→「気楽に人と話せる」

・「学校や職場に行くのが苦痛だ」→「学校や職場は楽しい」

重要なのは抱えている問題や悩みを解決するような取り敢えずの願望を書き出してみることです。つまり、実現するかどうかは今の段階ではあまり重要ではないのです。

さて、ここまでで「問題」と「願望」を書き出しました。

次は・・・



(3)どうやって実現するのか?「方法」を書きます

問題(学校や職場に行くと不安になる)→願望(いつも落ち着いている)

ここには願望をどうすれば実現出来るのか?の「方法」が全く書いていません。

更に、もう一つ「→」を付け加えて「どうすれば?」「方法」の部分を書きます。これは出来るだけ複数用意した方がいいでしょう。

願望に設定したものを覆すようなものでも構いません。説明したことと矛盾しているように思えますが、むしろ用意した願望に対して選択肢を多く出すことの方に意味があるのです。「願望」のところは取り敢えず、仮に用意したものと考えてください。


「いつも落ち着いている」「願望」→どうすれば実現できる?「方法」
どうすれば?の「方法」の部分はこのようになります。

・「別に殺されたり嫌がらせを受けてるわけでもない。よく考えたら不安になる要素はないじゃないか。気にしないでおこう」

・「学校や職場では不安になるかも知れないが、この居場所は人生の通過点の一つでしかない。でも、行かないと色々と不都合な事も起きる。嫌なことも多いが適当にこの時間をやり過ごそう」

・「もう、この場所に居続けるのは時間の無駄だ。さっさと辞めてしまおう。でも、次の展開が決まるまでは嫌々でも耐えるしかないな」

・「確かに不安になる。でも、この場所で得られるものは知識、技能、収入、人間関係など重要なものだ。そもそも、それらを得るのが目的でこの場所に来ているのだから我慢するか、辞めるにしても次の目標が決まるか、何かを得てからにした方がいい。」

・「自分で考えるのも悪くはないが周りの人に相談してみよう。ネットでいい方法がないか検索してみる」

短文で書けないのが面倒なところですが、このように選択肢を複数用意して、どんなメリット・デメリットがあるのかを考えてみて下さい。

人はそれぞれ考え方や能力など置かれている状況が違います。割と軽めの悩みごとから深刻な悩みまで様々で、現実はそんなに単純なものではないかも知れません。

ですが、このように「問題」→「願望」→「方法」と細かく書き出してみると、何となくですが頭の中が整理されたような気がしないでしょうか?

自殺したい人が陥りやすい「問題」→「もうダメだ!自殺しよう」となるのが、いかに短絡的でバカバカしい事が分かるかと思います。

他にも沢山の考え方、選択肢があるのにです。



また、別の方法としては
「とりあえず自殺しない」と仮に設定してみるのもありかも知れません。

追い詰められて猛烈に自殺したくなった時に、その気持ちを一旦は置いておいて(保留にして)「とりあえず自殺しない」嘘でもいいので仮の状況を設定してみるのです。つまり、最初の時点で「自分は自殺しない」と強引に宣言してから「→」を使って「願望」や「方法」を書いていくというやり方です。

「もうダメだ自殺したい」というネガティブな考えに陥ってる状態を嘘でもいいので強引にリセットし「自分は自殺しないぞ!」(生きるぞ!)という所から始めるのです。


その後は「自殺しない自分」がこれから何をしたいのか?何をするべきなのかを冷静に楽しみながら考えていけばいいのです。




● 重要なのはとにかく「書く」ことなのです。


「問題」→「願望」→「方法」と書き出してみて考え方を一度整理すると「認知の歪み」に気付くことが出来るのです。

しかも、この方法は単に状況を分析、把握するだけではなく未来に向かっての行動も含まれているので、より効果的なものになっているのです。


中には「不安」とか「充実感」みたいな、そんな小さな事ではなく、もっと大きな人生や社会に絶望している人もいるかも知れません。

その場合は、なぜ絶望しているかをもう一度、徹底的に細かく分解して、この章の最初に戻って自分が抱えている問題は何か、置かれている状況は?能力は?と一つずつ書き出した方が良いと思います。

「書く」ことが、いかに大事なのか理解して頂く例として、学校でイジメられ絶望して自殺しようかと悩んでいる生徒がいるとします。

この自殺寸前の生徒に向かって、ある質問を投げかけるとします。


「今の気持ちを一文字で表して下さい!」


さすがに誰も一文字では答えられる訳がないですよね。


ここまで読んで頂ければ理解していると思いますが、書き出したものを、じっくりと眺めて分析し「→」を使って、それぞれの関係性を明確にすることが重要なのです。

もし、書かなければイジメを苦にして自殺した中高生のように追い詰められてパニック状態に陥ってしまう可能性が大人にでもあるのです。

特に中高生は人生経験が少ないので学校でイジメに遭う→学校が自分の世界の全てなので一気にパニック状態に陥って「もうダメだ!自殺しよう」となりやすいのです。

また、どれだけ深刻な悩みでも「問題」を細かく分解したり、どうしたいのか?の「願望」や、どうすれば実現するかの「方法」取りあえず紙に書くことは出来るわけです。

深刻な悩みを解決するのは困難であっても、書き出した選択肢を眺めるこで気が楽になったり、上手くいけば悩みや問題を抱えたままでも苦痛を感じなくなるかも知れません。

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2. 時間とは?人は失うものが多い

説明するまでもない事ですが「時間」というものは流れていくわけです。

過ぎ去った時間は2度と戻ってきません。また、私たち人間の身体は細胞で構成されていますので生物としての寿命はある程度初めから決まっています。

1秒、1分、1時間、1日と経過するごとに誰もが着実に「死」に近づいていきます。

さすがに未来の世界で不老不死や再生医療の技術が実現でもしない限りは人間である以上「死」という現実からは誰も逃れることは出来ないでしょう。

※若い世代の方にはピンと来ない遠い話のように感じるかも知れないのでこの2章は別に無理に読まなくても問題はありません。

時間が経過すると1章で述べたような成功するタイプ、失敗するタイプに関係なく人は失うものが多くなっていきます。

・健康が失われる
・体力や気力が無くなっていく
・家族や友人など大切な人を亡くす
・経済的に追い詰められると稼ぐのが難しくなる
(若い頃は何とかなる)
・身体能力が衰えて若い頃に出来たことが出来なくなる
・周りの景観が変わる(何十年もそこにあった建物や森林が消えることによる喪失感)
・流行についていけなくなる

要するに普通に生きているだけでも時間経過とともに自殺したくなると思えるような嫌な事が次第に増えてくるのです。


<解決策>

この問題は私たちが生きている以上は避けられないものです。
結論から言うと、答えの半分は「仕方がないと諦める」しかありません。ただ諦めるのではなく、諦めてから開き直るのです。「周りもそうだし、しょうがないよね」という感じで前向きに捉えた方がいいでしょう。

もう半分の答えは、本当の意味での答えにはなっていませんが、


「生きることと死ぬことはセットになっている」
という視点を持つことです。

つまり、私たちがオギャーと産声をあげて生まれた瞬間から死は設定されているわけです。

私たちが人生の最期に訪れる「死」を強烈に意識すると、命は絶対に失われるものだという当たり前の事実に気付きます。その時、逆説的にですが「生きている」ことが今までよりも価値のあるものに変わっているはずです

「死」が設定されているからこそ「生きる」ことに真剣にならないといけないのです。そうなると今この瞬間を全力で生きようと思わずにはいられません。

ですから「死」を意識してしまった人は強く生きれるかもしれないのです。

人は失うものが多いという現実からは決して逃れられませんが、今この瞬間を価値のあるものにしよう。充実させようとすることは意識さえすれば誰にでも出来るのではないでしょうか?(そう思うだけでいいのです)


別の例え話をしましょう。

遊園地のチケットを買ってせっかく入園したのにベンチでごろんと横になって寝ているというのは絶対にもったいないのです。(疲れて一時的に休むくらいならいいですが)

どっちにしろ閉園時間は絶対にやってくるのだし、どうせなら自分の意志で好きなことをやった方がいいのです。

せっかくチケットを貰ったのにベンチに座って「人生は嫌なことばかりだ」「毎日が不安で仕方がない」「もうダメだ自殺したい」といくら泣いて喚こうが閉園時間は近づいてくるのです。

そう考えると自殺することは何かバカバカしく感じないでしょうか


人は失うものが多いと確かに自殺したくなるかも知れません。


もし、あなたが「死」を意識することによって生きることの価値に気付いたのなら、この瞬間を何としても価値のあるものにしよう。充実させようと発想を切り替えないといけないのです。

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3. 自殺報道のあり方に問題があるのではないか?


● 大衆は自殺のニュースに影響を受ける

自殺が減らない原因はマスコミによる自殺報道が影響しているからではないか?

主にテレビのニュース番組、新聞、ラジオ、ネットニュース、ブログ、SNSもそうですが、各媒体が自殺の情報を扱えば扱うほど一般大衆に「自殺」という言葉が刷り込まれていきます。報道に携わっている人に悪意が無かったとしてもです。

自殺のニュースによる悪影響は、中高生や大学生あたりの若者が、自分と同じくらいの年齢、同じ境遇の自殺者のことを一度も面識が無いにもかかわらず身近な存在に感じたり、強烈に意識してしまう事です。

つまり、自殺に対する心理的障壁が取り除かれるのです

まず初めに自殺のニュースによって「自殺」という言葉が大衆に刷り込まれます。次にマスコミが騒ぎ立てると、自殺することや自殺者のことが次第に身近なものに感じたり、もしかしたら自分もあんなふうに自殺出来るんじゃないか?と錯覚させてしまいます。

マスコミ側に悪意が無かったとしても、落ち込んで絶望している若者に「自殺という方法があるよ」と囁いて、背中を押しているような状況になっているとも言えます。

若者に限らず大人の自殺のニュースにしてもそうです。

「会社員が電車に飛び込んだ」
「ビルの屋上から飛び降り自殺をした」
「車内で練炭自殺をした」
「公園で自殺者と思われる遺体を発見・・」
「自宅で自殺を図り・・」
「雑木林でキノコ狩りに来ていた男性が白骨遺体を発見、遺書と見られるものが見つかって・・」

こんなニュースばかりを繰り返し見せられると、悩んで苦しい状況にある人にとっては「ああ、なるほど自殺するのもありだな・・」と思ってしまうのも当然です。


マスコミが盛んに報道することによって大衆に自殺という選択肢を強烈に意識させてしまう効果があります


もちろん、これは自殺するつもりがない人にとっては全く気にならないことなのかも知れず、全ての人に当てはまる訳ではありません。

私が自殺報道が良くないと思うのは、人生追い詰められたら「こんなふうに自殺すればいいんだよ」というメッセージが情報の中に含まれているからです。

結果として自殺者はそういう情報を受け取ってしまっていると言いたいのです。

真似してくれと言わんばかりに自殺の方法をしっかりと紹介しながら大々的に報道していることが問題ではないでしょうか。

つまり「自殺」という言葉を大衆に植え付けて何がしたいのか?方法まで紹介して何の意味があるのか?

そして、さらに酷いと思うのはマスコミが自殺のニュースを扱うのを止めたり自粛しようとする気配が全くないことです。影響を受けて自殺者が増えたらどうするんだ!という意見は何処からも出てきません。

そのことを指摘している人は確かに存在するとは思います。でも一握りの人しかいないのです。決して大きな声になっているとは言えないでしょう。


<考察>
現代の日本人はマスコミ、ネットと情報漬けになっていますから、自殺したくなる情報空間の中にいる場合、よほど強い意志がないと、その影響から逃れることは出来ません。

情報空間というと難しく感じてしまうかも知れないので、雰囲気と置き換えても問題はないと思います。

・戦時中の緊迫した雰囲気。
・戦後の物不足の暗い時代の雰囲気
・高度経済成長期の上り調子で勢いのある雰囲気
・学生運動、過激派による事件が相次いだ殺伐とした時代の雰囲気
・80年代の明るい雰囲気
・バブルの頃の雰囲気
・東日本大震災の頃の雰囲気

実際に物不足や建物が倒壊したりして、決して情報空間だけが変化したわけではないですが、その時代ごとの雰囲気が必ずあって大衆は常に影響を受けてきたのです。しかも、今は昔に比べてリアルで人と接するよりも情報空間に依存する割合が増えています。


テレビや新聞を見るな!ネットのニュースサイトは見てはいけない!とは営業妨害になるので言えませんが、もし全ての国民が自殺のニュースを人生で一度も見なかったとしたら、今よりも自殺者が少なくなっているのは容易に想像がつきます

つまり、多くの人が自殺報道の悪影響を受けず、自殺しないで済んだかもしれないのです。

もちろん自殺報道のない世界など有り得ないですし、全く想像も出来ない訳ですが・・・。

マスコミが自殺の報道を一切止める。自粛するという宣言でもしない限りは、私たちは常に「自殺」という言葉を意識に刷り込まされ続けるのです。人によって感じ方は様々ですが、落ち込んでいる人や悩んでいる人にはマスコミから発信される自殺情報が胸に刺さるわけです。少なからず後押しする効果もあるでしょう。

しかも、悲しいのは本人が影響を受けたことに気づいていない場合もあるのです。


● 自殺報道がなくなることはあるのか?

おそらくマスコミ内部でも色々な意見があって、自殺報道を控えるべきだと主張している人もいるとは思います。

おそらく、マスコミ側はこのように答えると思います。(予想です)

「我々は政治、経済、事件、事故、スポーツなどの情報を満遍なく公平に扱い報道する義務がある。意図的に自殺情報だけを強調して報道しているわけではない」


しかし、自殺のニュースに影響を受けている人がいるという現実は変わりません


マスコミは自殺のニュースが大衆に与える影響力や心理的にどんな効果があるかなどを本当は知りつくしているにもかかわらず、止めようとはしないのです。

・刷り込み効果=自殺という手段が選択肢のうちの一つになる
・後押し効果=自分と同じ年齢、似たような境遇の人が自殺している。自分にも出来るんじゃないか、こんな自殺方法もあるのかと思わせる

警察が自分の持ってるピストルの威力を知らないとか、軍隊が自分たちの保有している兵器の火力を知らないなどという事が100%ないように、マスコミは自らの報道による影響力を知っていないとおかしいわけです。

知りませんでした・・は絶対あり得ないのです。



■ マスコミはWHOの自殺報道ガイドラインを守っていない

 世界保健機関(WHO)による「自殺報道ガイドライン」を厚生労働省のホームページで確認することが出来ます。

「メディア関係者に向けた自殺対策推進のための手引き」

紹介されているガイドラインの中で注目して欲しいのが、(引用になります)

「やってはいけないこと」

・自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと

・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと

・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと


これを読むとマスコミの人達はWHOの自殺報道ガイドラインをことごとく無視しまくって何も守っていない事がわかります。(もしかして確信犯でしょうか?)


また、テレビや新聞ではありませんがネットの動画サイトで 「自殺」 と検索すると「自〇を勧めてるわけではない」と言いつつも自〇の方法を詳しく解説してる動画ばかりが表示されています。

動画では詳しい自殺の方法などを紹介していて一応「自殺するな」と言ってるため違法性はないかもしれませんが、WHOの自殺報道ガイドラインにあるように専門家が「やってはいけないこと」として注意しているにも関わらず、その真逆の事をやってしまっているのです。

「この動画は自殺を勧めてるものではありません。みなさん絶対に自殺はしてはいけませんよ!」

「では、今回は成功率の高い自殺の方法ベスト5を紹介したいと思いま~す。」

「ジャジャーン!!第5位は〇〇自殺で~す!!来ましたね~定番の〇〇自殺が5位にランクインしました。では〇〇自殺の方法、必要な道具などを詳しく説明したいと思います・・・」

こういった動画が何百万回も再生さてれいるようです。それだけの規模の再生数だと影響は大きいのではないでしょうか。


■ 世の中を変えないといけない

本来ならマスコミ、ネットニュース内部で(政治家、一般人でも構いませんが)善意で動いてくれる人たちが必死になって止めに入らないといけない状況です。
今のところデモが起きることも、政治家が声をあげることもありません。もう、私たち一般人が立ち上がらないと犠牲者が増えるだけです。(いいかげん誰か動きましょう!)


やり方はいくらでもあります。


もし、あなたが今の世の中が嫌なら「自殺を止める」動画を作ればいいのです。クオリティの高い動画を制作し、自殺をする事のバカバカしさを訴え、自殺報道ガイドラインを無視している報道や他の動画(報道じゃないですが)などを取り上げればいいのです。遠回しに自殺を勧めている動画を論破してやりましょう。自分が作った動画の中で「あなたは何故、自殺を止めないで自殺の方法ばかり詳しく教えているのか?」「その理由を教えてくれませんか?」といったものでも構わないでしょう。



当然のことながら自殺のニュースは全く無くなってはいませんし、むしろ近年は過熱しているような印象さえ受けます。とにかく、ひっきりなしに自殺のニュースでマスコミは大騒ぎしているのです。さすがに、わざとやってるとまでは言いませんが・・・。


というわけで、いつまで経っても負の連鎖は止まりません。


<対策>
自殺したいと考えてしまう人は「今そのような酷い世界に生きている」ことを知らないといけないのです。

マスコミ、ネットの「自殺したくなるような情報空間に生きている」ということを意識する必要があるのです。

そもそも情報空間はしょせん他人、自分ではない誰かが作ったものですから、それに影響を受けて自殺するのは冷静に考えてみるとバカバカしいと言えるわけです。

しかも、自分の意思で自殺しているような錯覚があるだけで、刷り込みや後押し効果による影響を本人は自覚していません。

ですからマスコミ、ネットニュースの自殺情報を遠くから眺めるような感覚を持ったほうがいいのです。

重要なのは、情報と自分との距離の取り方を考える必要があることです。

イメージとしては小学校の運動会を大人が学校の外から眺めているような感じといえばいいでしょうか。小学生やその親達は運動会の競技や応援に夢中になっていますが、それを夢中にならずに、つまり影響を受けずに「ああ遠くで子供たちが沢山いて何かしてるな・・」くらいの冷めた捉え方をして一喜一憂しないことです。自分には関係ないよって態度が一番いいと思います。

ニュースを見るか見ないかなど自殺情報の影響を受けないように個人で何らかの対策をすればいいのです。

まとめると・・・

・自殺したくなるような情報空間が作られているのを「知る」こと

・他人が作ったもの「自殺したくなるように作られた情報空間」に影響されて自殺するのはバカバカしいと考えること

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4. ネット空間は自殺情報が溢れている

3章のマスコミ、情報空間の話とほとんど変わらないのですが、ネットには自殺の方法や自殺を肯定する意見などを詳細に書いたウェブサイト、ブログ、掲示板、SNSなどが大量に存在しています。

そこには延々と自殺に関する情報がビッシリと書かれているのです。

別の見方をすると「人生が嫌になったら自殺してもいい」という雰囲気が作られているようにも思えます。もちろん直接、自殺した方がいいと書いているわけではありません。しかし、何故なのか分かりませんが物凄い執念で自殺の方法を紹介しているのです。

その自殺情報を書いた本人が自殺するわけじゃないのにです。

例えば、自殺の中では首吊りが一番確実だとか、ロープはこの種類が良くて、太さはこれくらいで、ロープの縛り方はナントカ結びがほどけなくていいとか、身辺整理はどうすればいいとか、自殺場所は?自殺する時の心構えは?・・・などなど。

首吊り以外にも、飛び降り、電車への飛び込み、服毒自殺、練炭自殺など殆どのやり方がこれでもかと言うくらい詳しく紹介されています。

昔からあるサイトや掲示板では10年以上前から延々と自殺のやり方の情報が掲載され続けています。一応、言論の自由の範囲内でやっているのでしょうが、これまでに自粛しようとした動きは1度もなかったはずです。

悲しいことに、この十数年かの間にネットの自殺情報に影響を受けて、数えきれないほどの人が命を絶ったと考えられます。

しかし、ここまで手口が巧妙化して徹底していると「わざと自殺情報を溢れさせて広めているのではないか?」と疑ってもいいくらいです。


● ネットはお化け屋敷か?

ここからは仮説になりますが、自殺したい人にとってはネットの世界は「お化け屋敷」みたいなものかも知れません。

もしかしたら客が来るのを待ち伏せしてる「お化け役」の人がいる可能性もあるのです。


客=
自殺したい人、悩んでいる人

お化け役=自殺情報を提供している人、ネットで「死にたい」と言い続けている人、誘導役。

お化け屋敷=
ネット空間の中に「死にたい人の集まり」という「場」が存在する(コミュニティー)

※自殺情報は自殺場所、自殺の方法、必要な道具、身辺整理、自殺の心構えなどのことです。

その上で「場」を用意して自殺したくなる雰囲気作りがされている感じがします。

探せば見つかると思いますがネット上の何処かにある「死にたい人の集まり」です。=コミュニティー

雰囲気作りは何事も凄く大事でレストランや喫茶店、どんな店でも、やる気があるほど雰囲気作りにまで力を入れるものです。(提供する料理以外にも店の内装、食器、飾ってる絵、接客、かかってる音楽など)

「死にたい人の集まり」の「場」では色んなネガティブな意見が交わされ自殺を肯定していき、次第に死にたい気分になっていきます。雰囲気づくりはバッチリです。「自殺はダメだ止めろ!」とか、「前向きに生きよう」などと言って自殺を否定する者は一人もいないわけです。

でも、私にはその死にたい人の集まりが、草むらでケモノ道が自然と出来るようにネット空間の中で、ある条件が偶然重なり合っていつの間にか自然発生的に完成したとは到底思えないのです。

どこか作為的に用意されたのではないかと感じる不自然な点が幾つもあるのです。

そういった集まりでは延々と「生きていても意味がない。死んだほうがマシだ」「ああ、早く自殺がしたい」と匿名で呟く人がいます。

しかし、顔出し動画配信で訴えるのでもない限り、死にたいと書き込んでる人が本当に自殺したいのかは確かめようがない訳です。

もし動画配信で訴えた場合、次の日に普通に会社や学校に行ったら「ウソつくなよ」「頭がおかしいのか?」と突っ込まれて大変でしょう。近所からも変人扱いされてしまいます。

でも匿名だったら「会社を辞めて来月自殺する予定だ。俺の人生は終わった・・」と嘘を書くことは簡単です。やろうと思えば1人で10人役も可能です。

割合は不明ですが10人中8人は嘘かも知れない可能性だってあるのです。

私にはネット上にある「死にたい人の集まり」という「場」でさえ、何か目的があって作られたような感じがしてしまうのです。

相変わらずネットには自殺情報が溢れていますし、自殺の方法を公開するのはダメだ・・という流れには今の所なっていません。(言論の自由もあります)

今日もまた公園のハトに餌をやるような感じで、誰かがせっせとネット空間で自殺情報を広めているわけです。決して、その人たちが自殺するわけでもないのに・・・

皆さん、おかしいと思いませんか?

冗談っぽく言うと、やはり、自殺したい人にとってはネット空間は「お化け屋敷」ということになるのでしょう。



<不自然な点>

ネット空間ではわざと自殺情報を溢れさせている可能性があります
※決定的な証拠は出せないので仮説でしかありませんが、色々と不自然な点が多いと思っています。

・自殺情報を出している側が自殺しているとは思えない。作り手が自殺していたらネット空間には自殺情報は増えていかず、次第に情報が古くなっていく筈だが、何故かしばらくすると新しい情報に置き換わっている。

・自殺のやり方、道具など自殺をやり遂げるための詳細な情報がネット上には常に用意されている。何の目的で?趣味の登山、魚釣り、ゲームみたいに人に教えて共有したい情報なのか?

・そもそも自殺情報を出す意味が不明。書いた本人が自殺するわけでもないし、儲かるとは思えない。

・「死にたい人の集まり」のような場、コミュニティーがネット上に作られ、巧妙に自殺したくなる雰囲気作りがされている=洗脳、暗示にかける?自殺を肯定して誘導してる人達も不自然。

・「死にたい人の集まり」というコミュニティー、場が自然発生的に出来たとは考えにくい。ネットでは作り手がいないと成立しない。作成者がいる。

・匿名で自殺したいと言ってる人が本当かどうかは確かめられない。

・文章で「近いうちに自殺する」と書いてあってもウソの可能性がある

・自撮りの動画でもないので1人で10人の役を演じることも可能。

・SNSで電車への飛び込み自殺、マンションからの飛び降り自殺を実況しているのも文章と写真だけなので本当かどうかは判らない。

・自殺の多い駅は知られているので、駅名や駅の写真を入れて延々とSNSに書き続ければ、そのうち現実での自殺とタイミングが一致する。他の時間帯のメッセージは後から消せます。

・死にたい人の集まりに「自殺してはダメだ」「生きていれば良いことがある」と前向きな意見を言う人が現れると、あの手この手で潰しに来る。

・「ここは自殺したい人の集まりだ、あなたのような人が来ると迷惑だ。出て行って欲しい」と警告してくる。それでも出ていかなければ強制的に排除してくる。

・死にたい人の集まり、(コミュニティー、場)が崩壊しないように監視役が常に張り付いて維持していると考えられる。

・前向きな意見を言う人が現れると、もの凄い勢いで監視役?が駆けつけてきて必死になって追い払う。自殺したいなら無気力になっているはずなのに「出ていけ!」と猛反発するのはおかしい。

・「必死になって追い払う」という行動から分析すると監視役にとっては「死にたい人の集まり」コミュニティー、場が壊されたら困ることを意味している。

・「場」コミュニティーを作って自殺したい人を寄せ集めて「囲っている」可能性がある。囲って周りからの情報を遮断させれば心理的に誘導しやすい。落ち込んだり悩んでいる人に近付き少しずつ「自殺を肯定する考え方」になるように洗脳できる。

・コミュニティー、「場」の中で前向きな意見が交わされることは極めて少ない。

・本当に自殺するつもりなら「死にたい人の集まり」という「場」をわざわざ作らないはず。何故なら「場」を作ったり維持したりする以前に本人が生きるのが嫌になって自殺しているはずだから。つまり自殺したい人がそのような集まり、場を作る事はなくて自殺する気がない人が作った可能性が極めて高い。

・生きるのが嫌で、苦しんでる人が「死にたい人の集まり」というコミュニティを労力をかけて作るとは思えない。それだけの気力が残っていないのではないか?もし仮に、それだけの熱意があれば前向きに生きる方に使うはず。

・「死にたい人の集まり」というコミュニティ、場を作る熱意はどこにあるのか謎。例えばの話、サッカーが好きだからサッカーの審判になるというのはあり得る。けど野球に関心がなく、野球中継も観ないし本人も一切やらないのに野球のユニフォームを着たり、バットを集めるという人がいたら物凄く不自然。登山をやらないし、今後やる予定もないのに登山道具を集めるとか、サーフィンやらないけどサーフボードを集める人がいたら意味不明なわけです。・・・でもネットにはそういった意味不明なことをしている現実世界にはいないであろう人が沢山います。しかし意味不明に見えても理由があってやっていると考えると色々と辻褄が合う。

・「死にたい人の集まり」というコミュニティー、「場」を作った人や管理している人、誘導役は自殺していない。自殺していないという事は彼らには何か目的があるということ。

・これらの傾向は日本のインターネットに人が集まりだしてきた頃から現在に至るまで変わることがない。


<考察>

日本のネット黎明期(90年代後半)の頃から現在に至るまでの間に、ネットの自殺情報に影響されて自殺してしまった人は通算で数万人から十数万人に及ぶのではないでしょうか?(人が何に影響を受けたのかなどは知りようがないですが)

しかも、どれだけ悪意があったとしても言論の自由の範囲内で情報を操って誘導しているため違法性はなく、決して殺人にはならないのです。

規模からいえば殺人というより大量殺戮に近いでしょう。しかも手を汚さずに合法的に出来るのです。

確かに、これは仮説でしかありませんが、過去20年以上のネットの傾向を分析すると完全に否定することは難しいのではないでしょうか?

傾向があるみたいだ・・・というより、全て作為的に行われているとした方が、あらゆる疑問点が解消して筋が通るのです。


<対策>

お化け屋敷で死ぬのはバカバカしいと考える。
自殺情報が溢れているネット空間や「死にたい人の集まり」に影響を受けて自殺してしまうのはバカバカしいと考えましょう。もしくは自殺情報や「死にたい人の集まり」のことを思いっきりバカにするくらい心に余裕を持った方がいいですね。

・決定的な証拠は出せなくて仮説になってしまいますが、ネット空間ではわざと自殺情報を溢れさせている可能性が高いです。つまり、あっちこっちに罠が仕掛けられているのと同じです。絶対に引っ掛かってはいけないのです。

・罠だと知ることが重要です。


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5. 有名人の「自殺しないで」の発言は逆効果

有名人がテレビやネットで自殺を食い止めるために

「今どんなに辛くても自殺だけは絶対にしないで下さい!」
「負けないで!生きていれば、きっと良いことがある」
「自分も自殺を考えた時期がある。みんなも嫌なことがあっても乗り越えてほしい」

このような発言をすると有名人の世間での好感度は上がりますし、発言した本人も何か人助けをしたみたいになって気分が良くなるでしょう。

確かに有名人は別に悪気があって言ったわけではないと思いますが、残念ながら逆効果になっているのです。

何故かというと有名人が発言すればするほど大衆に「自殺」が何か特別で重大なものであると認識させてしまう効果があるからです。これもまた3章で扱ったマスコミの問題と同じく、自殺という「選択肢」を用意してしまうことに繋がるのです。

更に問題なのは、落ち込んだり悩んだりしている一部の自殺予備軍の人たちにとっては、有名人が深刻そうな表情でメッセージを発信するくらいなのだから「自殺は特別な凄い価値があることなんだ」「自殺はやり遂げるだけの意味がある事なんだ」と受け止め方を悪い方向に変化させてしまう効果があるのです。

例えるなら、学校の教室で周りのクラスメイトに向かって「机の上に自分の日記を置いておくけど絶対見ないでね!」と言ってるのと同じです。そんなことを言われた方は何としてでも見たくなるに決まっているのです。


ようするに有名人が「自殺はダメだ!ダメだ!」と発言するほど一部の追い詰められている人にとっては自殺することが次第に価値のあるものに思えてきてしまうのです。


もう一つの問題は

● 成功した有名人と置かれた立場が違い過ぎることです。

有名人は高級車を乗り回したり、豪邸に住んでいたり、テレビ、映画、CMの出演料はいくらで年収は何千万、何億円だったりするわけです。
(無名時代の苦労もあったとは思いますが)

しかも周囲からは「あの人は才能がある」「凄い人だ」と尊敬されています。
一方の自殺を考えている人の99%は真逆の立場に置かれているといってもいいでしょう。

人生の勝者が、何をやっても上手くいかない自殺寸前まで追い詰められている人に向かって「生きていれば良いこともある」「辛くても負けないで」「自殺だけはしないで!」と発言するのは何か壮大なギャグをやっているようにも思えてきます。


もちろん有名人も悪気はなくて、本当に自殺して欲しくないという気持ちがあるのは確かでしょう。

でも、残念ながら説得力がないのです。

あるとすれば自分みたいに成功すれば毎日楽しいし、自殺しないで済むという事くらいでしょうか。でも、さすがにそれを言うわけにはいきません。


この説明で、有名人も自殺してるじゃないか!成功してるとか経済的に裕福だとか一切関係ない。悩みを抱えている点では一般人と有名人は同じだと思う方もいるかも知れません。

ですが、有名人、特に芸能分野などの一部では反社会的勢力との関りがあると言われています。そういった闇の部分があるのは間違いないわけです。結局のところ有名人が悩んでいたかは後付けの憶測でしかないのです。

本当かも知れないし、他に闇の要素があったかも知れないのです。基本的に流されている情報というのは、あらゆる方面に損害が出ないように配慮されていますから「あの人は悩んでいて自殺した。でも良い人だった・・」という事にしておかないといけないのです。自殺と言われていても闇社会との関係で他殺の可能性だって無いとは言い切れません。それくらいドロドロした怪しい世界だと考えられるのです。


少し話が脱線してしまいました・・・

ようするに、私たち一般人が別世界に住んでいる有名人に一方的に親近感を持ってしまうことが問題なのです。

何故かというと、どんな人か分からないからです。

テレビドラマやCMで活躍する清純派アイドルを、私たちが一方的にもの凄く優しそうで困っている人を助ける思いやりのある「いい人」みたいに勝手に錯覚していますが、それは切り取られた映像を通してのものでしかありません。

実際は何十万円もするブランド物のバッグや服を次から次に買って高級車を乗り回して派手な生活をしているかも知れません。


その辺りをいくら追求しても憶測でしかないので、これ以上は言及しませんが・・。

自殺した有名人が本当に悩んでいたかは本当かどうか全く確かめようがないですし、有名人のイメージも私たちが勝手に作り上げて信じ込んでいるだけで何が本当なのかハッキリしてないのです。

結局のところ私たちはメディア経由の情報をあまり真に受けないようにするべきなのです。


<対策>

・自殺を止めるようなメッセージですら逆効果になっていると知ること。

・影響を受けないようにメディア情報と自分との距離感を意識すること。

・「自殺しないで」のメッセージでさえメディアが扱うと壮大なギャグになると知ること。


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6. 人を数字で見るとどうなるか?

人を数字として扱って俯瞰して捉えてみましょう。

誰かが自殺した場合には労働者が1人減るわけです。何歳の人が自殺するかは不明ですが、仮にある期間に300人の若者が自殺すれば、日本の社会に300人減少した分の何かしらの影響が必ずあるはずです。


テーブルの上に1万枚のカードがあったとします。

カードを人だとすると300人が自殺したとすれば1万枚のカードのうち300枚をゴミ箱に捨てた事と同じです。減った分は経済や労働者数の関係から補充しないといけないとします。誰がそのように思っているかは置いておいて、とにかく300枚分は用意する必要があるとします。

しかし、テーブルの上には1万枚マイナス300枚つまり9700枚のカードしかありません。

テーブルは日本国だとします。


当然ですがテーブルの上をどんなに探しても減った分の300枚はありません。

ここまで説明すると理解して頂けると思いますが、必要な300枚のカードを別のテーブル(外国)から調達しないといけないわけです。

それが毎月、毎月、自殺者が何百人、何千人と延々と続いているのです。減った分のカードは外国から補充しないといけません。

減ったら補充する。減ったら補充する・・・これを何年も何十年も繰り返しています。

だからといって国家の運営、経済には何も影響がありません

もの凄く嫌な言い方をすると、あなたが自殺しても外国から労働者が入ってきて入れ替わるだけなので誰も困らないのです。

今後、グローバル化が進み、多文化共生の世界になると次第に国の存在意義が失われていくと考えられています。一応は国家の看板だけは残るような感じでしょうか。

少し難しい話なので興味がある人は調べてください。ざっくり説明すると・・・

「自由貿易協定、その他の法案」→「規制緩和などでグローバル企業の力が強くなる」→「民営化が進む」→「小さな政府」→「国の力が弱められる」=「国が無くなったのと同じ」

目指しているのがワンワールド(世界統一政府)と言われています。


国があまり意味を持たない世界では誰が何処に住んで労働しようが、誰が何を買って消費しようが全く関係ないんですね。ワンワールド化しても資本主義なので儲かればそれでいいわけです。


人を数字で見た時
には、あなたがどれだけ苦しんで自殺や退職したとしても関係ありません。政府、資本家、企業からすればどうだっていいのです。もちろん彼らも人なので、どうでもいいという事はないかも知れませんが、忙しいので構ってられないのです。減った分は外国から労働者を入れれば一瞬で解決しますし、しかも消費して経済に貢献してくれるので彼らからすれば一石二鳥なのです。


もしこれが自由貿易協定(その他の法案)などを国民が反対して拒否する展開に持っていければ、この国では今でも「日本人のあなたが必要なんです」という昔ながらの社会が継続されていたかも知れません。(このニュアンス理解できますか?)

でも現在は「日本人のあなた」以外にも外国からの労働者を受け入れる方針に完全に切り替わったので、国も企業も雇うのは別に日本人じゃなくても構わないわけです。

つまり、日本人のあなたが自殺したり、うつ病、引きこもりになって会社を辞めたり休職しても外国からの労働者に入れ替わるだけなんですね。

昔のように国や日本の企業が「日本人のあなたが必要なんです」と言ってくれた世の中は完全に終わったのです。

ようするに、今後はグローバル化、多文化共生を国を挙げて推進していくという事なのです。

この流れは残念ながら覆すことは出来ません。移民政策や自由貿易協定(その他の法案)によって完全に決定した方向性なのです。(新自由主義、民営化、小さな政府、グローバリズム、ワンワールド、NWO、新世界秩序など)


<考察>

・日本人が減った分は外国から労働者を入れて補充する仕組みが完成している。

・この流れはAI・ロボット・自動運転が普及でもしない限りは止まることはない。


<対策>

・自殺したり、うつ病で会社を辞めても、あなたの代わりの人材は世界人口の77億人分いると知りましょう。ですので、どんな事でもいいから意識的に自分から前に踏み出さないといけません

あらゆる場面で、あなたが立ち止まって一歩踏み出すのを躊躇している間にも、世界人口の77億人のうちの誰かが先に行ってしまうだけなのです。

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7. 思惑は表に出てこない

平穏な日本に住んでいる私たちには想像するのが難しいですが、この世界には様々な思想を持っている人々がいて、それぞれ自分たちの理想を実現するために見えない所で動いています。

これは政党の対立とかテレビのニュース番組で扱うような表層的な次元の話ではありません。私たちには気付かないように裏側で行われていることなのです。

今、大きな戦争は起こっていませんが、見えないところでは勢力の対立があったり、思想の違いなど、ありとあらゆる思惑が渦巻いています。


ようするに、それが世界なんですね。


そのことと、この記事の「自殺したい気持ちが消える!とっておきの方法」の内容と何の関係があるんだ?意味不明だ!と読者の方は思うかもしれません。

ピンとこないのは当然です。

何故なら、これを書いている私も言いにくくて困っているくらいですから、それくらい遠回しの表現でボカして書かないといけない話なのです。

このニュアンスで察して頂けるとありがたいのですが・・・。


● この世界には色んな考え方を持っている人々がいる

もし、この日本に私たちには到底信じがたいような思想を持っている人たちがいたとしたらどうなるでしょうか?

これは、あくまで仮の話ですので、絶対にいるとも言えないですし、いないとも言えないわけです。

何故なら「思惑は表に出てこない」からです。

ある思想を持った人々は自分たちの考え、何を目的にしているかは隠しているのです。彼らは綺麗ごとを言うときは大々的にアピールして主張しますが、本音である思惑を言う事は決してないのです。それは常に隠されるのです。(当たり前ですが)

もしも、

● 日本人を減らしたいと思っている勢力がいたとしたら?

初めに断っておくと、絶対にそのような勢力が日本にいるとも、いないとも言えないわけです。

しかし、日本や世界で今までに起きたことを振り返れば、その可能性を排除することは出来ないことが理解して頂けるかと思います。


私たち一般人には信じがたい思想(思惑)を持っている人々がいることの証拠を挙げてみると・・・
(ようするに何を考えているかサッパリ分からないような人々のことです)

・地下鉄サリン事件(政界に進出)
・連合赤軍、日本赤軍の過激派テロ、内ゲバ事件
・全共闘運動(大学を占拠)
・世界同時革命
・文化大革命
・ウイグル、チベットの弾圧
・拉致事件(日本国内で日本語を喋れる人が協力した)
・マスコミの偏向報道(おまけです)

このように戦争や紛争という形態を取っていないものであっても、過激な勢力争いが行われ、もっともらしい理想を掲げ人を平気で殺害したりするわけです。説明するまでもありませんが、上に挙げたものは第二次世界大戦のあとに起こったことです。

つまり、大規模な戦争が終わったあとも、兵器を使わずに勢力争いや政治闘争が行われてきたという事です。

その勢力の思惑、真の目的が「日本国の弱体化」「日本人がいなくなった方が都合がいい」「日本人を減らして外国から人を入れて乗っ取る」だったとします。

では、その勢力にとって理想の社会を築くためにはどうすればいいでしょうか?


昔だったら武装して殺戮すればいいかも知れませんが、日本は表向き民主主義国家で先進国なわけですから、国際ルール上そう簡単に武力による支配は出来ません。別の方法が必要になってきます。


そこで、自殺に誘導するという方法が考えられるのではないかと思うのです。

その勢力は日本人を弱体化させるのであればそれ程自殺には拘っていないようにも思えます。そこには何らかの優先順位がある感じなんですね。おそらく一番いいのは「自殺」なのは間違いないですが、いくらメディアを使ってあの手この手で自殺に誘導しようとしても全く反応のない人はどうしても無理なわけです。だったら別の角度から攻めて「うつ病、引きこもり、ナントカ症、離婚など」を増やす戦略だと考えられます。

マスコミ、ネット情報を操って自殺、うつ病、引きこもり、ナントカ性ナントカ障害、ナントカ症、離婚などを社会の中でどんどん増えるように仕組み、裏工作で罠を仕掛ければ日本人が勝手に自滅していくので自分たちは何も手を汚さずに済むのです。



また、それほど大々的に行われているわけではありませんが、別方向からは文学や芸術などの分野で自殺はカッコイイと思わせるような工作が行われている可能性が高いと思います。自殺した作家、芸術家、ミュージシャンまたは芸能人などを評論家やマスコミなどを使って異常に持ち上げさせて自殺を美化していくやり方です。大衆に悩んだり自殺するのがカッコイイと勘違いさせるのです。(全部がそうだとは言えないですが)

純粋に作品だけを評価するというのなら構いませんが、自殺したクリエイターの作品を評価するフリをしながら結局のところ生き様に共感するように仕向ける内容が多かったりします。受け取りようによっては「悩んだり、破滅願望、自殺がカッコイイ」とファッションを流行らせるように刷り込んでいる可能性も否定できません。

私たちがその手口に引っかかってしまうと有名な自殺した作家、芸術家、ロックミュージシャン、俳優などを、まるで限界を突破したカッコイイ存在のように思えてきてしまうのです。

非常に残念な事ですが自殺、破滅願望がカッコイイと思わせる工作に何かしら影響を受けて(騙されて)自殺してしまった人は戦後の日本社会で数千人~万単位でいるのではないかと思われます。


このように、あらゆる方向から悪意のある情報操作が行われ、影響を受けてしまった日本人は引きこもったり、休職、退職したり・・最悪の場合は自殺に追い詰められます。

一方、そのような裏の工作活動をしている者は、信じられない事ですが、しっかりと真っ当な社会生活を送り、それなりの収入を得て人生を謳歌しているのです。

昔はテロや破壊活動で暴力的だった者たちが、その方向性が行き詰ってしまったので情報戦や組織の乗っ取りに切り替えたというわけです。

手口が省エネというか、もの凄く賢いやり方なんですね。自分たちは商売をして儲けながら、一方では日本人の弱体化に繋がるようにあの手この手で情報工作を仕掛けてくるのです。一石二鳥、三鳥というわけです。


逆に暴力的じゃない分やりたい放題になっているとも考えられます。

その勢力の人たちからすれば、日本人を減らしたり弱体化させるのが裏の目標ですから自殺者が減ったら困るし、うつ病が増えてほしいし、引きこもりの人は死ぬまで引きこもっていて欲しいのです。


例えばこんな感じです。

日本人の誰でも構いませんが誰かに悩みを打ち明けるとします。
A「人生嫌な事ばかりなので自殺を考えています・・・。」

「それは良かった。じゃあ早く自殺してください」
「日本人の自殺者をどんどん増やそう。根絶やしにしよう」


B「自分はうつ病で苦しんでいて今の職場を退職しようと思っています」

「それは良かったですね!どんどん会社辞めて引きこもって下さい」
「そうですか!じゃあ、うつ病がもっと日本で増えればいいですね!」
「外国から労働者を入れたいので、日本人は早く退職して下さい」


C「引きこもり生活も○年目に突入です。虚しい毎日です・・」

「そうですか引きこもってるんですか?それは良かった。どうぞ一生引きこもって野垂れ死にして下さい」

彼らもテレビや新聞などでは「頑張って欲しい。立ち直って欲しい」などと綺麗ごとを口にしていても、別の思惑があるのです。


これは私が直接聞いた話ですが、発言した人がどういった勢力に属しているかは判りませんし、その人の個人的な意見かも知れませんが・・・

「日本人をやっつけよう。外国人を助けよう。」と大きな声で言っていたのを覚えています。(嘘じゃないですよ)

その発言の真意は不明ですし、個人の主張や言論の自由があるので、ここで批判するつもりはありません。

発言の善悪を抜きにして、この世の中には信じがたい思想を持っている人たちが存在することを知っておいた方がいいと私は伝えたいのです。


暴力による破壊活動ではなく、日本人の自滅を狙う情報戦であれば仕掛ける側にはリスクが一切無いので、(表向きはビジネスに見える)やりたい放題できるのです。


日本人が自殺しなくても、うつ病、引きこもり、ナントカ障害、ナントカ症、不登校、離婚などが増えてくれる事は、日本の国を弱体化したい勢力にとっては願ったり叶ったりの状況というわけです。

例えば、ある期間に若者が1000人自殺したとします。日本人を減らしたいと思っている勢力からすれば、じゃあ次は倍の2000人自殺するように、もっと、えげつない情報操作をしてやろうと考えるでしょう。日本人をあの手この手で自滅させようと計画を練っているような感じです。

でも、彼らにとってはそれが正義なのです。


もちろん彼らが何か発言する時には、もっともらしく平和、平等、人権、差別が・・・と正義や弱者の立場で大声で叫ぶのです。

過去に日本や世界中で凄惨な事件や破壊活動があったことを考えれば、日本の中に日本人を減らしたい勢力がいても、何ら不思議ではないのです。(もちろん、仮にいたとしての話です)



<考察>

・自殺者を増やして日本人を減らしたいと思っている勢力がいる可能性は否定できない。

・その勢力がマスコミ、ネット情報や政治の中に入り込んでいる可能性が極めて高い。(スパイと同じなので存在するという決定的な証拠は出せないですが)

・マスコミ(ネット)では引きこもりの人達を人間以下のクズみたいに扱ったり、笑いものにしたり追い詰めて自殺者を増やすような悪質な報道を繰り返しています。また、政治は本来であれば日本の国を良くしないといけないのに引きこもりや自殺者を本気で減らそうとは動いていません。(対策してないわけではありませんが)

・うつ病、引きこもり、ナントカ障害、ナントカ症、離婚などを、あの手この手で増やして日本人を弱体化させ、最終的には自殺に追い込んで減らす・・・このように考えている勢力が絶対にいないとは言い切れない。むしろ、マスコミやネットニュースの傾向から分析すると存在していると考えた方が色々と辻褄が合う。

・目に見える暴力から情報戦へ。
ヘルメットを被り、火炎瓶や角材を持ちテロや学生運動で暴れ回る時代から組織の乗っ取り、情報で人を操る時代に突入。暴力ではなくギリギリ犯罪にはならないように情報を操って国民を洗脳し、(刷り込み、サブリミナル的に)自滅させる手口。この場合、情報を出す側は悪者にならずに済みますし、影響を受けて自滅しても本人が悪い事になります。(自己責任)

・情報を操る側はやりたい放題できる。
ようするに一般大衆は観客なんですね。情報を受け取るだけの存在。やり放題、やられ放題。



<対策>

・自分が自殺をしたら喜ぶ勢力がいるかも知れないと考えると腹が立って自殺する気がなくなる。

日本人のうつ病、引きこもりが増えればいいと考えている勢力がいるとしたら負けたくないですよね。何としても回復して立ち直ろうという気持ちにならないでしょうか?


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8. イジメにどう向き合うか

ここでは中高生(若者)の学校でのイジメ自殺を取り上げてみたいと思います。(大人の職場でのイジメ、嫌がらせなどは1章のやり方で対応して下さい)

中高生のイジメによる自殺はニュース番組で扱われることも多く3章で指摘したようにマスコミの影響など問題は非常に複雑になっています。


1) 学校でのイジメについて考える

イジメ問題で陥りがちなのは「誰が悪いのか論」に終始してしまう事です。

・イジメた側が悪い
・イジメられる方にも問題があった
・学校や教師が悪い
・親など大人が悪い
・社会が悪い

この記事では誰が悪いという事は言うつもりはありません。何故かというと責任を追究してもキリがないからです。

イジメにも程度の差があって軽いものから酷いものまであるのですが、
他人から見てどれくらい辛いのかは、結局のところイジメられた本人にしか分かりません。

軽めのイジメであれば個人で何かしら対応できると思うので、ここでは扱わないことにします。

ここでは酷いイジメについて扱いたいと思います。

結論から先に言うと、


イジメは殺人に限りなく近いものです。


この事はイジメの加害者、被害者、周りの大人までも、あまり気付いていません

多くの人はイジメによって実際に自殺にまで発展しなければ、いくら何でも殺人とは呼べないと思うでしょうが、それでもギリギリ殺人未遂くらいの所までは行ってしまっていると考えられなくもないのです。

中高生であれば誰もがイジメられる可能性は少なからずありますし、逆にイジメを行いやすい雰囲気や状況が偶然にでも整ってしまえば誰もが簡単にイジメに加わってしまう可能性もあります

つまり、状況次第でどちらもあり得るのです。


2)イジメとはどんなものでしょうか?

男子生徒の場合は主に暴力、脅し、金銭の要求、侮辱などが多い。

力の誇示や金銭の要求など何かしらの利益に繋がっていることが多いと思います。例えば、教室で被害者の事をバカにするのも自分の強さをアピールするためだったりします。おそらく自分の強さをアピールすることで得られるものがあるのでしょう。それは周囲の生徒に威張り散らしたいとか、自分は強い、凄いんだと確認したいなど何かしら欲望と結びついています。

そして、複雑な話なのですが、加害者は自分の抱えている不満や思い通りにならない憤りを他人を苦しめることで解消しようとします。これは男女問わず若者のイジメには共通しているパターンです。殴ったり蹴っ飛ばしたり、侮辱したりして被害者が苦しめば苦しむほど加害者がその瞬間だけ救われていくのです。もちろん、それは錯覚で本当の意味で救われたわけではありませんが・・・。

その他にも「狩り」をするようなゲーム感覚の要素もあるかと思います。
つまり、イジメを始めてしまうと次第にのめり込んでいってしまうのです。ゲームのようなものなので徹底的にやらないと気が済まなくなります。
みなさんも経験があると思いますがテレビゲームで高得点を取ろうとしたり、アイテム集めに夢中になるような感じです。徹底的にイジメ抜いてやろうという気持ちになるのです。


このような点から男子生徒のイジメは暴力や金銭の要求に歯止めがかからなくなってしまい自殺にまで追い詰めてしまうケースが多いのです。



女子生徒の場合
は無視、悪口、嫌がらせ、侮辱などが多い。

女性の場合は人間関係に重点を置いて生活していますし、男性と比べて力が弱いためにイジメでは暴力は少なく、無視したりなど人間関係を断ち切るような嫌がらせが多いと言われています。女性にとって人間関係が破壊されるということは生きているけれども死んだ状態に置かれるのと同じです。暴力を振るわれる訳でなくても、生きることを完全に否定されるのはもの凄く辛いことでしょう。女性のイジメも男性のものと同じく、何かしらの不満、ストレスを解消するために行われます。


男女関係なくイジメは相手を殺すことに限りなく近い行為だと考えられます。


(3)何故イジメがなくならないのか?

A 学校という空間に問題がある 

学校自体が人類の歴史からすれば割と最近出来たものなので、色んな面で閉鎖的で歪(いびつ)な空間だと考えられます。究極の目的は労働者を育成するためのものです。

それに学校というのは子供だけが集まっている不思議な場所なわけです。
(教師は授業が終わるとすぐに職員室に戻ってしまいます)

子供だけの歪な空間の中ではイジメが起こるのは当然でしょう


私の個人的な意見では別に学校は別に無くてもいいかと思っています。(学校が好きな人はどうするんだと問われるとちょっと答えられないですが・・)



B イジメる側の本質的な問題

人間には攻撃性や生存本能があります。他人を押しのけてでも生きないといけなかった過酷な人類の歴史が私たちの本能の中に組み込まれているわけです。

その生物としての遺伝子レベルで備わった本能を若者が制御できるとは思えません

もちろん、イジメは殺人に限りなく近くて悪いことは悪いのですが、いくら加害者が悪いと言ったところで、この世界からイジメが無くなる訳ではないのです。



C イジメられる側の心境

中高生あたりの自殺となると殆どが学校でのイジメになるかと思います。
(他の理由としては人間関係、将来への不安、家庭の問題、成績など)

おそらく酷くイジメられたせいで何もかも嫌になったり、追い詰められてパニック状態に陥り頭の中が真っ白になって勢いで自殺してしまうと考えられます。


酷いイジメを受けるとどうなるか?

殴られたり、リンチされたり、侮辱されたり、笑いものにされたり・・・
それが、あまりにも容赦なく徹底的に行われるとどうなるでしょうか?

信じられないことですが・・

イジメを受けた側は、その場所にいる感覚を失ってしまうのです

具体的に言うと、イジメの現場を少し離れた場所から、もう一人の自分がじーっと眺めている感じになってしまうのです。

テレビドラマなどで主人公が事故で病院に運ばれ、幽体離脱してベッドに横たわる自分の死体を別の所からもう一人の自分が見ているような場面を想像して頂ければいいでしょうか。

そうでもしないと心が壊れてしまうので脳に備わった防衛本能みたいなものが勝手に働くのだと思います。

イジメられている毎日というのは辛くて生きている実感(充実感)もあまりないでしょうし、死のイメージも人生経験の少なさから、どこか空想的でアニメやテレビドラマの世界と同じような感じです。

このようにイジメを受けて自殺をする中高生の頭の中では生と死の境界が曖昧になっていると考えられます。


つまり、死ぬことへのハードルが低くなっているのです。


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● 自殺する動機の中には周りの人々に対しての訴えが含まれている

さらに問題が複雑なのは自殺する理由には、ただイジメが辛いから、苦しみから逃れたいからだけではありません。

実はイジメた者への仕返しも含んでいるのです。

イジメられた側は
「自分が死んだら、イジメをした連中は人殺しをしてしまったと一生後悔するだろうな・・」と考えます。


つまり、自殺することによって加害者が一生後悔するという形で仕返しをしようとしているのです。


そして、イジメには直接関係のない親や周りのクラスメイト、友人に対しては

「自分が死んだら、みんな悲しんで大騒ぎするだろう。中には泣き叫ぶ者もいるだろう」と想像します。


周りから惜しまれるくらいに自分のことを価値のある人物だと大事に扱って欲しかった・・・という事なのでしょう。


非常に残念なことですが、自殺することによって生きている間に出来なかったことを実現しようとしているのです。


でも、それは自分が死んだ後のことを頭の中で思い描いているだけに過ぎないのです。

大人の判断であれば踏みとどまる場面であっても自殺した中高生にとっては、それ以外の「選択肢」がなかったのです。


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● イジメられてることを言い出せないのは何故か?

基本的にイジメは加害側がのめり込んでいく性質があるため長期間続いたりエスカレートしていきます。

イジメられている側は、いずれ加害側が酷いことをしていると、そのうち気付くのではないか?そして、反省してイジメを止めてくれるのではないか?と期待します。

しかし、イジメる側は楽しんでいるので止めるわけがありません。

・イジメられている被害者は→もうすぐイジメが終わると根拠もなく期待している

・イジメをする加害者は→あの手この手でイジメ抜いてやろうと考えている


そして、悲しいことに親や教師にはイジメられていることを言い出せなくなってしまう事もあります。一人で解決したくなったり、イジメられている事を周りには隠しておきたい気持ちになるのです。

おそらくイジメられるような情けない奴だと思われたくない気持ちがあるのでしょう。イジメられているのにイジメられていないような振る舞いを無理にしようとしたりもします。

酷いイジメに遭っていることを人に伝えるには、自分の中でイジメに対して真剣に向き合わないといけないので苦痛なのです。

それはどういう事かというと、壮絶なイジメの内容を人に言い出すには、絶望感、虚しさ、情けなさ、惨めさの感情が伴うからです。

イジメられている事を周りに隠している間はサンドバック状態で、ひたすらイジメに耐えればいいのですが、親や教師に自分がイジメられている事を伝えた瞬間に、

正式に「学校でイジメられていたマヌケで情けない奴」という烙印を押されるわけです。イジメられている側からすると、そのことが死ぬほど苦痛に感じてしまうのです。

分かり易く言えば、酷いイジメに遭っていて、自分はイジメられていると知っていながらも親や教師が介入しない限りは、まだイジメだと正式に判定されていないような感じです。

イジメられているのを隠すことでギリギリ自尊心を保っているのです。


他の理由としては加害者側から「親や教師に言うともっと酷い目に遭わせるぞ!」「俺の親はヤクザだ!」と脅されて言い出せなくなる事もあるかも知れません。


<解決策>

・酷いイジメに遭っている場合は、仕返しをすることを考えずに、その場所から逃げるべきです。つまり、学校に行かないという選択です。暴力に暴力で対抗することだけは絶対に止めましょう。

・逃げる際には、その後のことを周りの教師や大人に相談する。

・逃げないで学校には行くのならば親や教師にイジメられた事を話して解決してもらう。

・親や教師に相談する場合はイジメは無くなると思いますが、その後の学校生活でのギスギスした感じに耐えないといけません。耐えるか逃げるか良く考えましょう。

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<イジメから何を学ぶか?得られるものは?>

イジメた側は実は頭がいいのではないでしょうか?

イジメを受けた側の立場からすると腹立たしくて不愉快なことですが、少し冷静になって考察してみましょう。

イジメの残虐性は一旦置いておいて、冷静に分析すると殆どの場合はイジメる側の方があらゆる面で能力が上回っていることに気付くと思います。

これは勉強が出来るという話ではなく、現実世界を生き抜いていく力。強さや人間力みたいなものです。


イジメる側の特徴

・コミュニケーション能力が高い。
(臨機応変に良い人を演じることが出来る)

・図々しいため人生のあらゆる場面でひるまない。

・つらくても弱音を吐かない。

・勝つことへの執念が凄い。


このような特徴があると思います。人をイジメるくらいだから負けたくない気持ちが人一倍強いので、よっぽど道を踏み外して犯罪者にでもならない限り、人生で大きく失敗することはありません。


例えばの話ですが、イジメに遭って色々と拗らせてしまい数年後に引きこもり、うつ状態になった人がいたとします。(イジメられた側からすると本当に許せませんが)

でも、一方のイジメた側は図々しいですから引きこもりや鬱になることは99%ありません。

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<ありそうな話>

ここからは私が勝手に想像した作り話です。実際にこういう事もあり得るのではないかというケースを考えてみました。


学校でのイジメから数年経ちました・・・

目の前に値段の高そうなデカい車があります。どうやらイジメた側が乗っている車のようです。

イジメた側は行動力があるので高級車というわけではないですが、それなりの価格のデカい車を乗り回しています。

乗ってる車でも他の人に負けたくありませんから、出来るだけデカい車でデザインの方向性やカスタムも「強さ」や「ワルさ」をアピールしています。一瞬で相手をビビらせる「威圧感」を重視しているのです。

でも、それは企業の経営者が乗るような高級車ではありません。方向性が違うのです。高級車の優雅さみたいなのは不要で彼らはひたすら「強さ」を求めているのです。さすがに高級車は買えないので仕方がありません。

では、イジメられた側はどうでしょうか?

これは本当に悲しいことですが、最悪の場合はうつ状態になって引きこもって外出しなかったり、たまに外出するとしても自転車、原付バイクくらいなんですね。もしかしたら親の車を借りることもあるかも知れません。
(別に乗り物で人の価値が決まるわけではありませんが)


しかし、イジメた側はそれなりの良い車に乗っていますから、バリバリ働いて収入を得ています

一方、イジメられた側は引きこもっていますので働いていません。(短期バイトくらいはするかも知れませんが)

一日の殆どを自室で過ごすため不安になることも多く、少しずつ現実感覚を失っていきます。一生懸命にバリバリ働くぞ!という気概もないのです。


さらに数年が経ちました・・・


イジメられた側は「イジメ」→「不登校」→「引きこもり」→「不安」→「うつ状態」→「自殺願望」とどんどん状況が悪化していきます。もう何をやっても上手くいきません。

イジメた側はイジメたことなど殆ど忘れてしまって充実した人生を送っています。

イジメをした記憶は「俺も昔はワルだったなぁ・・」と都合良く美化されています。いわゆる武勇伝ですね。

イジメた側はバリバリ働いて会社でも責任のあるポストについて仕事も遊びも充実。結婚して(美人の奥さん)子供をつくり、新築の家を建てました。

休みの日に家族みんなで庭でBBQ(バーベキュー)をして楽しんでいます。

記念撮影でパチリ。テレビのコマーシャルでありそうな「幸せ家族」みたいな感じです。


一方、イジメられた側は同じ時間に何をして過ごしているのでしょうか?


薄暗い部屋に引きこもって人生を悲観して自殺の計画を立てているのかも知れないのです。

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この話は私が考えたフィクションですが、これに近いことが現実にあっても別に不思議ではないような気がします。
※女性の場合は状況を置き換えて考えてみてください。


ある人は人生で多くのものを得て、また別の人は何も得られなかった・・・という事になってくるのです。


これが現実なんですね



<イジメに遭って人生がメチャクチャにされた場合の解決策>

※イジメられたものの運が良く人生メチャクチャにされずに済んだ人や、今イジメに遭って苦しんでいる人にも対応している内容です。

散々イジメた側とイジメられた側を比較しておきながら矛盾するような事を言いますが・・・。


・自分の人生を生きられるのは自分しかいないのです。

過ぎ去った時間は二度と戻ってこないので、苦しんで過ごした時間のことは忘れてしまいましょう。もちろん仕返しをしようとは考えないで下さい。暴力に暴力で返しても、そこからは何も生まれません。

何とかして、自分の人生を意味のあるものにして下さい。


・今を生きることに集中しよう

イジメた側のように人生でやらなければいけない事は何がなんでもやる・・くらいの強い気持ちを持ちましょう。

そして、ひたすら「今ここ」に集中する事です。

「今の自分に何が出来るのか?」それだけを意識すればいいのです。


・過去にこだわり続けるのではなく未来に向かって動き出そう

「これからどうするのか?」を考える必要があります。

自分は何がしたいのか?
何をしたら楽しいのか?
どんなことに幸せを感じるのか?
どんな時に充実感を得られるのか?
何に熱中したいのか?
何をしないとマズいのか?
何をした方がいいのか?
何をしてみたいのか?

自分の心の声に耳を傾けて下さい。

大きな目標でも現実離れした夢でも構いません。やってみたい事をノートに書き出してみましょう。

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9. うつ病

自殺を語るうえで避けて通れないのが「うつ病」です。

うつ病について自分の意見を述べてしまうと精神科、医者、製薬メーカーの営業妨害になってしまう恐れがあるので、今回は客観的な「事実」だけを取り上げたいと思います。


<環境>
・日本のうつ病者の数は約500万人

・日本は精神病院のベッドの数が世界一。
精神科の病床数は35万床。世界の精神科の病床数の5分の1。

・日本には病院の数が約8600あり、その中で精神病院の数は約1000。


<経済>

抗うつ薬の市場は1000億円規模
(1200~1500億円)

抗うつ薬が多く消費されると製薬メーカーが儲かる

資本主義の世界では全ての企業は利益を追求しています。大株主は莫大な株主配当金を得ています。(株主資本主義)

(最近では「株主資本主義」の批判が強まり「ステークホルダー資本主義」に移行するべきだと盛んに言われ始めていますが、だからといって弱者が救済されるとは限りません)

・資本主義ですので抗うつ薬を製造している製薬メーカーは世界中の何処からでも売買することが出来ます。

・うつ病の人が抗うつ薬を服用している瞬間にも、別の所で製薬メーカーの株の取り引きが世界中で行われていいます。

・株の取り引きは主にパソコンで行われている。
最近ではスマートフォンでも出来るようになっています。


<健康>
・1日の歩数

江戸時代は1日に約3万歩。約15キロの距離を歩いていたと言われています。

現代の日本人の1日の平均歩数は20~64歳までの男性で約7600歩女性は約6600歩。約4~5キロの距離を歩いていることになります。

これは平均値であって、都会に住んでいたり、田舎で車を使っていれば歩数はもっと少ないかも知れません。

※本当かどうか分かりませんが江戸時代にはうつ病の人がいなかったと言われています。


・座っている時間の長さ(座位時間)

日本人の大人が座っている時間(座位時間)が世界20か国の中で、最長の1日420分ということがオーストラリアの研究機関の調査でわかりました。


● うつ病とは関係なく日本人は運動不足なんですね。



<別の角度から分析する>
善悪は抜きにして、経済や健康など色んな角度から分析してみると「うつ病」の見え方にも変化があるかと思います。

つまり、1つの見方や考え方に縛られないで物事を捉えた方がいいのです。

うつ病とは絶対にこういうものだ!という考えに、あまり執着しないようにしましょう。

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10. 虚しさの正体とは何か?


A 私たちは関係のない事をやらないといけなくなった。


学校や職場で充実感を得られない理由とは?

この記事を読んでいる方の中には勉強や仕事はつまらないと思っている人も多いのではないでしょうか。もし、この世界が楽しければ自殺を考えることも、不登校になったり、うつ病で退職することもない筈です。

労働や勉強などで充実感を得られなかったり、つまらない、虚しいと感じてしまう原因の一つは、現在あらゆる分野で分業化、効率化が進んでしまったからだと考えられます。(管理社会の問題ですね)


それはどういう事かというと・・・。


例えば、誰にでもイメージしやすいコンビニの店員で考えてみましょう。

コンビニの弁当を売る作業があるとします。客が持ってきた弁当を店員がレジでバーコードを読み込んでお金を受け取り、お釣りやレシートを渡します。

当然のことですが、コンビニの店員がいなければ誰も買うことが出来ないので私たちの所には商品が来なくなり、社会全体が大混乱を起こしてしまうでしょう。

ありふれた意見になりますが、この社会は沢山の人々によって支えられているので仕方がないという結論になる訳です。

でも、この記事では敢えて社会全体ではなく私たち労働者側だけに絞って充実感や虚しさについて分析してみたいと思います。

まず誰でも知っている事ですがコンビニの店員が食品工場で弁当を製造したわけではありません。食品工場で製造する前の工程では農業、畜産、漁業によって米、野菜、肉、魚などが生産(収穫)されますが、店員はその作業にも一切関与しておらず、トラックで食材を運搬する作業や弁当の容器やラップ、シールなどを製造する作業もしていません。

こういった事は他の業種(学校など)でも同じことが起きています。

大量生産、大量消費、利益のために効率化を追求していると、いつの間にかそのような社会になってしまったのです。(管理社会)


また、学校で覚えることは人生ではあまり役に立たないものばかりになっています。


仕事や学校でやる事というのは例えるなら野球で一塁から二塁に走るだけを延々とやらされるみたいなものです。それ以外の行為を禁止されるような感じでしょうか。


つまり、このような徹底した分業化、効率化=管理社会によって私たちは虚しさ、つまらなさを感じ、充実感を得られなくなっている状況にあるわけです。

政治家が国民に向けて景気回復、経済対策などで全てが解決するように言っていますが、経済的に豊かになっても虚しさ、つまらなさを解消することは今の社会構造では難しいのです。

生産性の向上や効率を追求して辿り着いたのが今の社会なんですね。もちろん私たちは大量生産による恩恵も受けているので仕方がない部分もあります。


まず初めに、私たちがそのような世界に生きていると知る事が上手く生きていくための第一段階になります。

言い方が悪いですが、やはり会社や学校はつまらないし、虚しいし、充実感を得られないのは当然なのです。(ネガティブな自己暗示になってしまうのであまり言いたくありませんが)

※もちろん例外もあって世の中にはやりがいのある仕事や楽しい仕事も沢山存在しているのは事実ですが。


<解決策>

1)社会構造そのものを変える事は難しい。
仕方がないと諦めるか、思い切って転職するか?他にも幾つか道はある筈です。
あまり選択肢は多くないかも知れませんが、どういう風に生きるかは自分で決める必要があります。


(2)充実感を得るコツは工夫したり、面白さを探すこと。
職場(学校)で仕事や勉強のやり方がキッチリと決められていて「つまらない。虚しい」と感じても、その中で自分なりに工夫をしてみたり。面白さを見つける事は誰にでも出来るはずです。

また通勤時間や休憩時間を自分なりに工夫して有意義なものにするのも一つの方法でしょう。


(3)別のものを用意してバランスを取る。
これは答えになっていないのですが、仕事は金を稼ぐための手段と割り切って、趣味や自分のやりたいことに重点を置きましょう。仕事以外の目標を持ったり、趣味を楽しめるような人間になって今までの生き方を思い切って変えてみるのもいいかも知れません。



B 架空の世界に依存していないだろうか?

あらゆる映像作品、映画、アニメ、テレビドラマ、小説、ゲーム(スマホゲーム)VR、マンガ、アイドル、音楽など・・言い方が悪くて不愉快に感じる方もいるかも知れませんが、この世界には創作物=「架空」のものが沢山溢れているという現実があります。

作り物ですので、どれだけ内容が素晴らしくて感動したり、面白かったり、好きになったとしても現実には存在しないものなんですね。

それらの作品は私たちの人生を豊かなものにしてくれたり、時には勇気づけてくれるかも知れませんが、やはり自分の人生の主役は自分しかいないのです。

自分から動かない事には何も変わりません。

また、アニメのキャラクター、ゲームの世界、アイドルなど殆どのものは企業が利益を上げる目的で作られています。制作するのに金や人材が必要なので仕方がありませんが・・・。

企業によって作品が作られることを否定するわけでもないですし、私たちがそれらを楽しんだりすることは別に何も悪い事ではありません。人生を豊かにするものとして利用する分には良いですが、上手く生きていけない人が依存し過ぎるとどうなるでしょうか?


<依存し過ぎの問題>

創作物の世界にのめり込み過ぎると単純に考えても現実世界で生きる時間が少なくなるわけですから、その分は現実で上手く生きていけなくなる可能性があります。それはスポーツで練習時間が少ない時に起こることに似ています。練習をしてる人と、あまりしていない人の差が生まれるという事なのです。

自殺を考えたり、悩みや不安を抱えている人は特にそうなのですが、現実で上手く生きていく事を優先しなければいけないのです。

上手く生きていけるようになったら、好きなだけアニメ、ゲーム、マンガ、映画、音楽などの創作物の世界に浸って楽しめばいいのです。


<解決策>

・創作物(架空のもの)に浸る時間は息抜き程度にして、現実世界を生きることを優先しましょう。何事も依存し過ぎないようにバランス感覚を持つ必要があります。


楽しいこと、面白いことが「常に正しい」とは限らない。自分の置かれた状況次第でやらなければいけない事は変わってきます。何を優先しないといけないか良く考えましょう。




C 想像に殺されていないか?

● 私たちは想像の中に生きている。

<過去・現在・未来>

私たち人は日常生活の中で常に何かを想像してることが多く、絶えず過去に起きたことを振り返ったり、未来の出来事について予定を立てたりしているわけです。

過去であれば「昨日はこうだった。今朝はこういう事をした。あの時こうしてれば、先週の仕事は・・・」と起きたこと思い出し、自分なりにもう一度捉え直しているのです。

未来については「仕事や学校が終わったら〇〇をしよう。家に帰ったら・・お店で〇〇を買おう。のどが渇いたのでジュースを飲もう。今日の昼食は〇〇を食べよう。今夜は?明日は?休日は?来月は?」というように未来に起きる事、やりたいこと、用事など・・・常に何かを思い描き計画を立てています。


これは当たり前のことで、過去を分析して学習し、その経験から未来を予測して的確な行動につなげる能力があるからこそ生存競争で人間が生き残り、今あるような文明を築けたのです。


しかし、ここまで説明すると分かるかと思いますが、「過去」と「未来」私たちの想像の中にしかないんですね。(個人で思い描く分には)


「過去」と「未来」の間にある「現在」だけが本当の意味で私たちが生きている時間になるのです。時間というより瞬間ですが・・・。

8章でも説明したように「今ここ」「今この瞬間」に集中することが大事なのは、自ら積極的に動いて変える事が出来るのは「今」だけだからです

そして、過去や未来の事を私たちが勝手に想像しているに過ぎないものだとしたら「物事をどのように解釈するか」が重要になってくることに気付かないでしょうか。

ここで、世間一般でよく言われるような前向きな姿勢、ポジティブシンキング、プラス思考などに話が繋がってくるわけです。

プラス思考と言うとありふれた考え方ですので、あまり効果がないような気がしたり、どこか虚しく空回りしているような印象を受けてしまうかも知れません。

しかし、人が想像の世界に支配されているのは、ほぼ間違いないわけですから、過去や未来を出来るだけ「前向きなもの」として捉える必要があります。

特に自殺を考えたり、不安、悩みを抱えている人は過去を振り返って後悔してしまったり、未来に起こりそうなことを想像して怯えたり、嫌な気分になる癖が付いてしまっているのではないでしょうか?

悪い方向に捉えて(マイナス思考)無気力になったり、絶望するよりは過去や未来を前向きなものとして捉えた方がいいのです。

<解決策>

●  過去も未来も私たちが勝手に想像しているだけに過ぎず、受け止め方や思い描いたものを前向きに捉えるかどうかは、あなた次第です。

●  私たちは一日の多くの時間を過去や未来を想像することに費やしているのですが、そのような人間に生まれつき備わった癖(本能みたいなもの)があることを知れば、物事に対する解釈の仕方を意識して変える事が出来るようになります。

●  過去や未来を悪い方向に捉えてしまうと自分の想像に殺されてしまいます

●  物事を悪い方向、否定的、マイナスに捉える癖が付いていることを知りましょう。

●  癖なので前向きに捉えるように少しずつ変えていくことが出来るはずです。(一気に変える事が出来なくても)

●  ただ前向きに捉えるだけでなく1章で説明したような方法で少しでも良い方向に改善していく必要があります。

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11. やりたいことを書き出してみる


今までの内容と重複する部分があるのですが、基本的に上手く生きていくコツは受け身で「思う」だけの状態から「書く」クセを付けて「行動」に繋げていくことにあると言ってもいいでしょう。


何事も「クセ」を付けないと上手くいきません。スポーツのテクニックみたいなもので、テクニックを覚えているだけで生きていくのが楽になるんですね。


10章で説明したように、人は「過去」と「未来」のことを想像ばかりして生きています。


落ち込んだり、自殺を考えてしまうような人は「過去」のことを後悔して否定的に捉えるよりも「現在」から「未来」に何をしたいかを考えることに意識を集中させましょう。



● やりたいことは何か?目標を設定してみよう。

「今」を充実して生きるにはスポーツのように未来の目標(予定、ゴール)に引っ張られる形になってる方がやりやすいわけです。

目標は弓道やアーチェリーで狙う的(まと)のようなものと考えて頂ければいいでしょう。

やりたいことは何でも構いませんが、どうしてもやらなければいけない用事のようなものでもいいですし、もっと大きな人生の目標でもいいと思います。

重要なことは、どんな目標であっても絶対に書き出さないといけないという事です。

何故かというと書くことで目標がガッチリと自分の中で定まるからです。

適当に思いついた簡単に出来るものでは・・・

・散歩に出かける
・買い物に行く
・〇〇の用事を済ませる
・部屋の掃除をする
・〇〇について調べる
・新しい趣味を見つける

・・・など取り敢えず誰にでも今すぐ出来るものを挙げてみました。

やりたい事は個人差があるので実際には書ききれない程あると思います。この段階では自分がやりたい事を片っ端から書き出せばいいのです。


● 日付を入れる

何日頃までに実現したいかという期限を設定しましょう。


● 「→」を使って展開させる

例えば趣味を始めたいと思ったとします。

・イラスト
・楽器
・写真
・サイクリング
・魚釣り
・ジョギング
・料理
・映画や音楽鑑賞

・・・など。


仮にサイクリングをしたいのであれば自転車が必要になります。当然のことですが購入する前にはサイクリングや自転車について調べたり、自転車のお店に見に行ったりする必要があります。または自転車がレンタル出来るところで試しに乗ってみるのもいいでしょう。


ここでは書くクセを付ける必要があるので面倒くさいと感じるかも知れませんが、一つ一つ細かく紙に書いていきます。


「自転車、サイクリングについて調べる(ネットや本で)」→「専門的な知識が必要なので入門書が必要だ」→「入門書を買いに行く」→「読む」→「自転車のお店に行く」「店員に相談する」→「欲しい車種を絞り込む」→「自転車を購入する」→「〇〇まで走りに行く」→「パーツ交換したくなる」→「ネットで調べる」→中略・・・→「次は〇〇までサイクリングしに行きたい」→

※もし、ここで自転車を買うお金がなければ「→」矢印を書いて→「お金を稼ぐ」と書き込む必要があるでしょう。

このように目標を展開していくと、次にしなければいけない行動が明確になるので何をすればいいのか分からないという不安が取り除かれて気分が楽になります。また、趣味であれば上達の具合が確認できて面白くなっていくのではないでしょうか?


日付や「→」を使って、やりたい事を細かく紙に書き出していくと「目標→行動」の繰り返しが延々と続いていくようになります。こうしたシンプルなやり方でもいいので「書くクセ」を付けていくと、つまらなさ、不安、虚しさ、悩み、自殺したくなる気持ち・・・などが少しずつ消えていくと思います。

つまり、

やることが沢山あるのでマイナス思考をする暇がなくなるのです。


やることが沢山ある状態を維持するというのが上手く生きていくコツなんですね。


逆に「やることが何もない」という状態に陥るのが危険だと考えられるわけです。ですから出来るだけ多く、小さなことから大きなことまで何でも構わないので、やりたい事、目標、やらなければいけない用事などを徹底的に紙に書き出す必要があるのです。

そして暇があれば何度も紙を見返して、ああしよう、こうしようと考えるクセを付けましょう。(試行錯誤ですね)


他の人が当たり前のように無意識にやってることを、あえて意識的に「丁寧に書き出してみる」という行為に大きな意味があるのです。

繰り返しになりますが、こうしたことは全て「書くクセを付けるため」に行うわけです。

そして、目標は絶対に前向きなものでなくてはいけません。



<上手く生きていくコツ>

・やりたい事、目標を出来るだけ多く書き出す

・日付や「→」を使って目標から「何をするか?」に展開させていく

・思うだけでなく書くクセを付ける

・今すぐノートとペンを用意しましょう!


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12. ワンフレーズを使いこなそう


これまでは、どちらかといえば考え方や物事に対する捉え方を変えることに重点を置いて説明してきました。

しかし、どんなに確実性のある方法であっても時間がかかってしまうことが弱点でした。どうしても追い詰められた心理状態になった時には対応できないのです。

そこで悩み、不安、絶望など追い詰められた時に一瞬で効果の得られる方法があれば心強いのではないかと考えました。


● 実践的な「ワンフレーズの技術」を覚えれば悩み、不安などから一時的に逃れることが出来ます。

初めに断っておくと、これは小手先の技術に過ぎないので決して全ての状況に対応するわけではないと知っておく必要があります。

つまり、便利で使えるテクニックではあるけれども必ずしも万能ではないといった感じでしょうか。

効果にしてもその人が置かれた状況や、その時の気分、効果を最大限に引き出すやり方が出来ているのかなどによってバラつきがある筈ですので、常に一定の効果が期待できるというものでもありません。

昨日は効果があったけど、今日はそれ程でもないという事は起こりえます。


それでも、ワンフレーズの方法を知っておいて損になることはないと思います。



<方法>

やり方は簡単です。

「もうダメだ自殺するしかない!」と精神的に追い詰められた時に、その気分をひっくり返すような一言を呟くというものです。

例えば、このようなワンフレーズを呟きます。


「なんで私が自殺しないといけないんだ?」


この言い回しは自由に変えても構いません。「私」の所が「自分」や「俺」「その人の名前」など、しっくりくるように入れ替えてもいいでしょう。

ようするに「もうダメだ」という絶望的に追い詰められた思考や感情に対して、すかさず前向きな言葉「ワンフレーズ」をぶつけて打ち消してしまおうという方法です。

これを「切り返しのテクニック」「切り返しのワンフレーズ」と呼んでもいいでしょう。

ゲーム感覚でAが来たら、すかさずBを出す。

ただそれだけ。早押しクイズみたいなものでコツを掴めば次第に面白くなってくるんですね。


このワンフレーズは実際に声に出してもいいですし、心のなかで何度も呟くのもいいでしょう。(周りに人がいる状況ではおかしな人だと思われてしまいます)



● ワンフレーズの効果を最大限に引き出す

このテクニックを上手くやるコツは出来るだけ感情を込めて言うことです。

何故かというと気持ちが入っているほど言葉の力が何倍にも増幅されるからです。

ここからの説明はガラの悪い表現を敢えて使いたいと思います。追い詰められた状況を覆すには少しくらいは図々しくならないといけないからです。

別に周りに迷惑を掛けているわけではないので、この程度は良しとしましょう。

まず、感情を込めて言う時に「もうダメだ!自殺するしかない」という追い詰められた状況に対して、どういう言葉で切り返すかというと。

「くっだらないな~」
「バカバカしい」
「ふざけるな!」
「やってられないな!」
「そんな事あり得ない!」
「負けてたまるか!」
「何で・・・・しなくちゃいけないんだ?」

・・・などです。

普段からこのような荒っぽい言葉遣いをするのは、あまり良くないかと思いますが、自殺を考えるほど追い詰められたり、不安、落ち込み、絶望感など、どうしようもなくなった時には強めの表現の方が効果があるので、躊躇せずに使っていきましょう。


「自殺をするなんて本当にくだらないな~」
「自殺をするなんて最高にバカバカしいことだ!」
「自分が自殺をする?何で?ふざけるな!」
「自殺をするなんて絶対にあり得ない!」
「絶対に自殺なんかしないぞ!負けてたまるか!」
「何で自分が自殺をしなくちゃいけないんだ?」
「自殺する?バカじゃないの?」

ワンフレーズを自分にとって最もしっくりくるようにアレンジして、精神的に追い詰められたと思った瞬間に何度も感情を込めて呟き、「もうダメだ!自殺するしかない!」という気持ちを打ち消してしまいましょう。

※ このフレーズの中にある「自殺」の部分は自分なりに工夫するなどして「悩み、不安、落ち込み、絶望」などの別の言葉に置き換えても構いません。



● 切り返すクセを付けてしまえばどうなるでしょうか?

追い詰められた時に、これ以上は心理状態が悪化しないで済む安全弁のようなものが心の中に出来上がります。

実際に活用するかは別にしてワンフレーズのテクニックを知っているだけでも少しは気が楽になると思いませんか?



● 怒りの感情をワンフレーズの中に入れる

自分の弱い心を強くしたり、自分の殻を本当の意味で突き破るには何らかの努力をして自信を付ける必要があります。

また、根本的な問題としては私たちが周りから弱々しい人間になるようにされているという可能性もあります。その原因が社会なのか時代によるものなのか知ることは出来ませんが、弱々しくなってしまった自分自身を変えることは時間をかければ決して出来ない訳ではないと思います。

何をすればいいかは個人によって違うので、この記事では扱いません。

確かに弱い心を強くしたり、自分を根本から変えることは時間がかかるため簡単には出来ませんが、怒りの感情をワンフレーズの中に入れてみるとほんの一瞬だけでも少しだけ自分を変えることが出来ます。

腹が立ったり、怒った時、怒鳴り声をあげた瞬間、ふざけるな!バカにするな!許せない!と感情的になってしまった事は誰の人生でも一度はあるかと思います。

そのような、どちらかというと不愉快な場面を頭の中で思い描いて下さい。

例えるなら、待ち合わせしているのに、いつまでたっても人が来ない。腹が立ってイライラしている場面などを想像するのです。

多くの人は「いつまで待たせるんだ!ふざけるな!」という心境になってくるはずです。こういったイライラした時の怒りの感情を利用するのです。

実際に現実世界で怒り狂ってしまうと大変なことになるので、一瞬だけそういう気分になってみるテクニックなんですね。

「もうダメだ!自殺するしかない」という気持ちに対して、すかさず怒りの感情を込めてワンフレーズを呟きます。


「何で自分が自殺しないといけないんだよ!ふざけるな!バカバカしい!」

「よく考えたら私が自殺をする理由なんて何もない!本当にくっだらないことを考えてしまった!やーめた!」

「自殺なんてしてたまるか!」

「死んでたまるか!」

などでもいいでしょう。怒りの感情を込めて言葉を発する時はワンフレーズをボソッと「呟く」というよりも、どちらかというと「叫び」「怒鳴り声」にした方が上手くいくと思います。実際に部屋の中で大声を出してもいいのですが、小声に出す程度でも、心の中で叫ぶのでも構いません。

更に、この時に体の動きを加えるとワンフレーズがより威力を発揮します。壊れない物(もしくは壊れてもいい物)紙屑などを思いっきり床に叩きつけましょう。


繰り返しになりますが、この時に自分にとって「しっくりくる言い回し」でないと効果が得られません。

地域によって方言など様々ですが、たとえば・・・


大阪弁
「なんで自分が自殺せなあかんねん。ほんまアホらしいわ」

博多弁
「何で自分が自殺せないかんのや。バカバカしか」

阿波弁
「何で自分が自殺せないけんのや。アホらしい」

仙台弁
「何で自分自殺しねぁーどいげねぁーんだ。バカみだいだ」

京都弁
「何でわしが自殺せなあかんのや。アホらしい」

金沢弁
「何で自分が自殺せないけんがや。ダラダラしい」

岡山弁
「何で自分が自殺せにゃあおえんのか。 やっちもねえ」

・・・・などでもいいかと思います。


絶望して「もうダメだ!自殺するしかない!」と追い詰められたら、すかさず怒りの感情を込めたワンフレーズを心の中で叫び、自殺したくなった気持ちを打ち消してしまいましょう。


<要点>

・ワンフレーズの切り返しテクニックは早押しクイズのようにゲーム感覚で行うと継続しやすいので、より効果が得られる。

・気持ちが入っているほど言葉の力は増幅される。

・怒りの感情をワンフレーズの中に入れると更に効果が倍増する。(一種の裏技みたいなものですね)

・言い回しなどの表現は自分にしっくりくるものを選ばないと効果が半減してしまいます。

・明らかに嘘くさいワンフレーズを設定してしまうとバカバカしく思えて言葉が頭の中を通り抜けてしまい逆効果になります。自分にとって信じられるような内容にする必要があります。

・自殺したいと思っている人は「もうダメだ!自殺するしかない!」と心の中で何度もネガティブな言葉を呟くことで、いつの間にか「自殺したい気持ち」を強化してしまいます。


<注意点>

ここで説明したワンフレーズのテクニックは切り返し用なので、おそらく間違った使い方をされることはないと思いますが、ワンフレーズのテクニックや言葉の力を悪い方向に使ってしまうと大変なことになるので気を付けましょう。

それはどういう事かというと、落ち込んだ時に軽々しく「自殺したい」「自殺するしかない」と心の中で何度も呟いてしまえば、誰であっても次第に自殺したい気持ちが強まっていくのは避けられなくなるからです。(このことを自己暗示や自己洗脳と言います)

呟けば呟くほど、その気持ちが強化されていく性質があって、そのことを本人が気付いてないのが問題なんですね

そして、その先には今まで曖昧な「気持ち」だったものが、いつの間にか「自殺することが正しい」「絶対に自殺しよう」という歪められた思考に変化していくのです。

つまり、言葉の力を良い方向に使い。悪い方向には使わないように心掛けることが重要になってくるのです。

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13. 生活を見直す

自殺願望、不安、悩み、落ち込んだり・・・誰もがつらい苦しみから逃れたいと思っているはずです。

しかし、この記事を読んで、どれだけ強く自分を変えたいと願ったとしても普段の生活が乱れていては大きな効果は期待できません。

普段の生活が健全なものでなければ話にならないのです。

何故なら、考え方を変える前に最低でもやっておかないといけない事があるからです。それはスポーツで言うところの筋トレ、走り込みなどの基礎トレーニングや競技についての基礎知識に相当するものです。

本気でスポーツの上達を目指すなら、基礎トレーニングするのは当たり前ですし、ルールを理解してないなんて事は絶対にあり得ないわけです。

つまり、悩んでいる人はまず初めに生活を見直す必要があるのです。


この記事では軽く扱うだけにしていますが専門的なものは本を読んだり、ネットで調べて情報を集めましょう。知らないことがあれば色んな角度から調べてみる必要があります。



A 食生活に気を付ける

脳の働きは食べたもの(栄養)によって決まります。食生活が乱れている人は、出来るだけ栄養バランスに気を付けて食事をすることを心掛けましょう。

脳の機能を維持するだけのしっかりとした栄養が摂れない期間が長く続くと人は精神的に落ち込んでくると言われています。(実際にそういったデータが取られているようです)

食生活には個人差がありますが気を付けるべき点はいくつかあります。

・砂糖を摂り過ぎている
・食物繊維が不足している
・ビタミン・ミネラルが不足している
・タンパク質が不足している
・魚、野菜を食べているか?
・カフェイン、酒などの影響

※ 不足しているのか過剰に摂りすぎているかを考えないといけません。過剰に摂りすぎると身体に害があるものもあります。簡単にビタミンなどで栄養が摂れるからといってサプリメントに依存し過ぎないようにしましょう。ネットや本で徹底的に調べてから害が無さそうなものだけサプリメントを過剰摂取しない程度に利用するのもいいかと思います。


B 日光浴をしているか

人間は太陽光を浴びないと身体によくないと言われています。日光浴のし過ぎも害がありますが・・・。(メリット、デメリットを考えましょう)

太陽光を浴びると体内でビタミンD、セロトニンなどが作られます。

日光浴はうつ病にも効果があるようです。


C 歩いているか?体を動かしているか?

9章のうつ病で取り上げたように、江戸時代には「うつ病」の症状を訴える人がいなかったと言われています。(昔の事なので本当かどうか分かりませんが)

江戸時代の人は毎日沢山歩いていました。しかし、現代の日本人は都市生活、移動は車、バス、電車などで歩く機会が著しく減っています。

歩くということは、一歩一歩ひたすら前に進んでいくことですから気持ちが後ろ向きになる事が少なくなりそうな感じがします。

もう一つのメリットは歩いて体を動かすと全身の血流が良くなり頭がスッキリすることです。

「前に進んでいこうとする気持ち」と「血流が良くなること」の相乗効果でマイナス思考にならないで済むのではないでしょうか。



D 部屋がキレイに掃除されているか

部屋が散らかっている場合は今すぐ掃除をした方がいいと思います。

部屋の汚れ具合、散らかり具合と同じように、その部屋で生活している人の頭の中も整理されていないことが多いのではないでしょうか。

部屋のキレイさと人間性が必ずしも一致するとは限りませんが、それでも普通の人は部屋が散らかっていたら面倒くさいと思っても片付けようとするものです。

しかし、特に大きな理由もないのに、いつまで経っても掃除しないまま放置しているということは、その人の頭の中の考えがグチャグチャになっていて思考が整理されていない場合が多いのではないかと考えられます。


● 部屋を掃除して常にキレイな状態を保つように心掛けましょう。

部屋が整理整頓されキレイになるのと同時に、頭の中も整理されたような感覚になると思います。

その状況がスタート地点なんですね。


※ 他にも影響がありそうなこと

・昼夜逆転していないか?
・座位時間が多すぎること
・姿勢が悪くなっていないか?
・液晶ディスプレイ、スマートフォンやタブレットの画面を見すぎていないか?(長時間)
・部屋が明るいまま寝ていないか?
・睡眠時間がしっかり取れているか?
・急いで食事をしていないか?

・・・などがあります。

今回はA~Dまで特に重要そうなものを取り上げてみました。自分を変える気があるのなら最低でもこれくらいは当たり前のように出来ていなければ話にならないと思います。

もしA~Dまで生活が乱れていて出来なかった場合は、1章や11章で紹介した方法で今すぐ改善しないといけません。

とにかくダメだと知っていながらも放置している状態が良くないのです。

一気に変える事は出来なくても少しずつ変えていく努力をしましょう。

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14. 自分を大切にしよう


自殺とは自分を殺す(命を捨てる)行為です。

自分で自分を殺すのはバカげている事だと思いませんか?

誰かに攻撃されて殺されるわけでもないのに、自分から進んで死のうとするバカげたことは何としても避けなければいけません。

この世界には自分を守れるのは自分しかいないことに気付きましょう。

それなのに自分を傷つけたり、自分のことを過小評価してみたり、ダメな人間だと思い込んだり、悲観的に捉えてしまったり・・・そんなことをしても何一つ良いことはありません。


5章の『有名人の「自殺しないで」の発言は逆効果』・・でも取り上げたのですが、テレビに登場する有名人、ネット限定のインフルエンサーなど、彼らは人前でキレイ事を言っても、日本の何処かに住んでいる「あなた」という個人を本気で助けたいとはそれほど思ってないんですね。(あなたの事など知らないので当然ですが)

それは有名人じゃなくても誰であっても同じです。みんな自分の人生の方が大事なので人のことなど構ってられないのです。

この世界というのは、お金、欲望、快楽、勢力争い、権力(=すべてが競争)などを中心に動いているので、みんな自分の人生に忙しくて自殺しようとしている人の事など全く興味がありません。


それは悩み、不安を抱えているような人たちに対しても同じです。そんな不幸そうな人達と関わっても1円の得にもなりません。むしろ貴重な時間が奪われるだけなので誰もが出来るだけ近寄らないようにしているのです。

つまり、この世界というのは常にお金が優先されるということです。

その一方で世の中には善意で動いている人がいるのも確かです。彼らにしてもボランティアだけでやっていくのは厳しいと思われますので何らかの形で対価を貰わないと活動が続けられないのも事実でしょう。ですから、別に金儲けが悪いと言ってるわけではありません。

何が言いたいかというと助ける人も助けられる人も、この世界では金にならなければ何もできないし、容赦なく切り捨てられるという事なのです。


そういう厳しい世界だからこそ、自分を大切にしないといけないのです。


自分を守れるのは自分だけ。誰かがあなたを守ってくれる訳ではありません。


この記事を書いている2020年8月はコロナウイルス問題で経済が停滞し、先行きが不透明な状況になっていますが、6章の「人を数字で見るとどうなるか」でも説明したように、コロナ問題があろうと無かろうと個人の競争が激化する方向性は決定してしまっているわけです。

不況であっても日本にあるグローバル企業は雇用する人材を世界に求める可能性が高いと考えられます。(表向きは人手不足、優秀な人材が必要などの理由で)

このまま、あなたが自分を大切にしない生き方をしているとどうなるか分かるでしょうか?

最終的には社会から「あなたは必要ない」と言われてしまう可能性があるのです。

もちろん誰かが直接そのように言ってくるわけじゃないですが、企業は優秀で生産性の高い人材を求めるので、結果として努力しない人、やる気のない人は競争に負けて淘汰されることになります。



■ 厳しい時代には対立が深まる 

ここからは予想なので根拠はないですが・・・(まとまりのない話になります)

不況、大災害、グローバル化による競争の激化(小さな政府=国家の力が弱まる)によって日本人が失業して働きたくても働けない状況になった時、もしかすると生活保護などの制度も別のかたちに変えざるを得なくなる可能性があるかも知れません。

将来の日本が何らかの理由で不況になり今よりも多くの人が失業した状況になったと想像してみて下さい。まだその頃には低賃金、過酷な仕事などが少しは残っていて頑張ればギリギリ生活していける感じだったとします。

その労働の大変さを説明するのは難しいですが、例えば夏場であれば汗だくになって重量物を持ち運ぶ仕事だったとします。当然、作業にはスピードが要求されるのでダラダラやるわけにはいきません。(労働なので当然ですが)

その仕事が向いていない人であっても生活のために必死になって働かねばならなくなります。(不況、大災害など何が原因になるのか分かりませんが)

しかし、生活保護を貰っている人は、少しは働いているにしても他の人が夏場に汗だくになって働いている同じ時間に、エアコンの効いた涼しい部屋でくつろいでいるかも知れません。(あくまでも可能性としての話です)

もちろん、その人が生活保護を貰うだけの国から認められる正当な理由というのは確かにあるのでしょう。(生活保護が悪いという主張ではありません)


ですが、これからの競争が激化する時代に、

● 死にもの狂いで労働している人は低賃金でギリギリの生活。

生活していくために朝早く起きて家から遠い職場に通勤したり、自分に向いてない仕事であっても我慢して続けないといけなくなります。また、人間関係が嫌だからといって簡単に転職するわけにもいきません。かなり厳しい状況に追い詰められても耐えないといけないのです


しかし、一方の

● 生活保護を受給している人は、のんびり気楽な生活が出来る。

不正受給でなければ生活保護を貰っている人が働いていない訳ではないと思いますし、国から認められるだけの正当な理由があるとは思います。しかし、収入が少ない分は国からお金を貰えるため余裕のある生活が出来る事は間違いないでしょう。

今はネット通販が普及しているので買い物に行く交通費も節約出来るでしょうし、車やオートバイなども無理に所有する必要がなくなるかも知れません。


もし仮に、この2つの選択肢があったとしたら皆さんはどちらを選びたいと思いますか?

汗だくになって死にもの狂いで重い荷物を運ぶ労働をしてギリギリの生活で苦しめられるよりは、夏場エアコンの効いた涼しい部屋にいて一日中ゲームをしたり、映画を観てゴロゴロ昼寝でもしたいと思う人もいるかもしれません。(生活保護を受給することが悪いと言っている訳ではありません)

こうした「働いてないのにお金を貰っている」問題は社会が厳しくなってくるにつれて次第に顕在化してくると思います。(国から正式に認められ、少しは働いているとしても)

問題は格差なのです。おかしいじゃないか?と多くの人が憤るわけですね。


死にものぐるいで過酷な労働をしているのに生活するのがやっと・・という人が社会に増えていくと、大半の人はその状態に我慢が出来ないですから、どうしても矛先が、この問題に向かうのは避けられなくなってしまうのです。

当然のことながら、この社会は労働者がいることで成立しています。国民が誰も働かないのにお金だけ貰うことは不可能な社会構造になっているんですね。

生産者が存在しない社会など絶対にあり得ないと思いませんか?


低賃金、過酷な労働をしている人と、生活保護(全員が不正受給という訳ではないですが)でのんびり気楽に生活している人(少しは働いているとしても)・・・

私の予想でしかないのですが、社会が今よりも厳しくなった時、働いているのにギリギリの生活を強いられている彼らの不満が爆発して何かしら揉める事になる気がします。

一方の生活保護を受給してる人には不満が溜まることはないですが、彼らも生活保護が貰えなくなったら大変ですから、死にもの狂いで猛反発してくることが予想されます。

ようするに両者の間に軋轢や対立が生まれるということです。もしかすると国に対して不満がぶつけられるかも知れませんが・・・。

今までなら普通に生活が出来た人たちにとっては生活保護を貰っている人の事など全く気にならなかったとしても、不況などで自分が死にもの狂いで働いても良い暮らしが出来ない状況に追い詰められたら、生活保護を受給している人に対して「ふざけるな」という気持ちになると思いませんか?

※ この記事で生活保護の制度を批判しているわけではありません。両者の差が広がっていくと対立など問題が生まれると言いたいだけです


話を元に戻しましょう。


結局、今まで説明したように、この世界というのはお金を追い求め弱肉強食で厳しいわけです。先ほど説明した極端な例では

・働いているけどギリギリの生活
・生活保護を受ける
※もう一つあるとすれば
・成功して金持ちになる

私たちは状況次第では否応なく、このような生き方をしないといけなくなる時が来るかも知れないのです。

更に今後は「不況」(コロナ、世界恐慌?)、「大災害」、「気候変動」、「グローバル化による競争の激化」世界では「テロ」や「紛争」、「戦争?」・・などが予想されています。

このようにより一層厳しくなる時代において自分を大切にしない生き方をしているのはスタートの時点からズッコケているようなもので、どうあがいても人生が上手くいかないのです。

つまり、救いがない生き方をしているということです。


繰り返し言いますが、誰かが助けてくれる事は絶対にないのです。

だからこそ、自分を大切にするという当たり前の生き方をしないといけません。

でも、それは難しいことではなくて、まず初めは思うだけでいいのです。


自分のことを大切にしましょう。



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15.鉄分(その他の栄養素)が不足していないか?


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今までの記事では主に「どう生きるか」「世の中をどう見るか」「物事に対する受け止め方」「心の動き」「社会構造」などについて述べてきました。

この章では摂取する栄養(食)が気分や精神状態に影響を与えていることについて取り上げたいと思います。


まず知っておきたいのは・・・

A. 野菜の栄養価が昔に比べて下がっていること
その理由を調べてみたところ(絶対とは言えませんが)

・化学肥料が使用されている
・品種改良の影響?
・旬の野菜ではないこと

B. 昔の人は鉄瓶や鉄鍋を使うことで鉄分を摂っていた
現代人は調理器具にこだわりがある人でもない限り、それらを使う機会は殆どありません。

このような条件は多くの人に当てはまるため現代に生きる私たちは栄養(鉄はミネラルですが)が不足しがちな状態にあると言えます。



■ 鉄分が不足すると起こること

体内での鉄の働きを簡単に説明すると・・

鉄は体の中で血液中の赤血球にあるヘモグロビンに取り込まれます。

赤血球は肺から取り入れた酸素と結合し全身(細胞)に運ぶ役目をしています。


鉄が不足すると酸素を運べなくなるので貧血、眩暈、怠さ、疲労感などの症状が出ます。


そして、ここからが重要なのですが鉄不足が不安、うつ状態「鬱」を引き起こす原因になってるのではないかと言われている事です。

この情報は既に出回っていてネットで検索すればいくらでも調べることが出来ます。「鉄不足、うつ」などで検索してみて下さい。


多くの人が主張していることは栄養のある食事をしていても鉄が不足していると摂取した栄養素を活かすことができずに、うつ状態や不安などになるというものです。

鉄不足によって酸素の運搬にも影響があること(怠さ、疲労感)以外にも、せっかく食事から摂取した抗うつ作用、精神状態を安定させる栄養素を上手く活かすことが出来ない状態になるわけです。


●精神を安定させる栄養素(不足する可能性が高いもの)

ビタミンC
ビタミンB群(B1、B6、B3ナイアシンなど)
カルシウム
タンパク質・・・・など

本来は体内で活用できたはずの栄養(特にタンパク質、アミノ酸)を鉄が不足しているため上手く使えなくなり精神状態が安定せず、不安、焦燥感、イライラ、無気力になると言われています。


例え話ですが、ここに50万円以上する高性能な自転車があったとします。
プロ選手が使うようなギア、ハンドル、ブレーキ、軽量な車体だったとしても鉄が不足していればタイヤの空気が抜けている自転車と同じです。空気が入らないペチャンコになったタイヤでは残念ながらせっかくの高性能なパーツを活かすことが出来ません。

※鉄が体内で不足している場合は摂った方がいいというだけで不足していない人が過剰に摂取すると何かしら害があります。念のため「鉄の摂りすぎ、体に悪い」などで検索しましょう。


血液が酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶという仕組み上、つまり栄養をしっかりと摂って血液の状態を良くすることが精神を安定させるためには重要になってくるのです。


●サプリメントを活用するべきか

これは個人が決める事なので私がどうこう言える問題ではありませんが、もし不安感や気分の落ち込みから抜け出すためにビタミンなどのサプリメントを使うのであれば過剰摂取にならないように摂り過ぎによる害を調べた上で食事の補助として使うのはありだと思います。

基本は食事で栄養をしっかり摂ることです。

実際はそれが出来ないからサプリメントというわけですが・・・

ただし気分が安定している状態では無理に摂り過ぎないようにした方がいいでしょう。ようするに摂ったり、摂らなかったりを自分で調整するやり方がオススメです。(私の考え方としては)

プロテイン(健康補助食品)などは摂取すると明らかに「やる気」が出てくるので、どうしても摂り過ぎになりがちです。気分が落ち込んでる時は一日の摂取量の3分の1~5分の1の量にしておくとか、逆に不安感もなく調子の良い時は一切摂らないなど自分なりに調整した方がいいかと思います。「不安」→「やや不安」→「調子が良い」で判断して量を調整しましょう。

また、食事で十分なタンパク質が摂れている場合もあるので毎日、毎日同じ量を摂取するのは止めた方が良いと私は思います。食事から摂れる分は引くべきだという考え方です。
※プロテイン(健康補助食品)の摂り過ぎの害もあるので


何故こんな事を言うかというと世の中には〇〇の健康食品が体に良いと知ったら毎日そればっかり食べる人がいるからです。人間の癖、執着は意外と自分では気づけないものなのです。また過剰摂取で健康被害が出ても私は責任を取れないのでサプリメントを活用するべきかどうかは何とも言えません。自分で判断するしかないのです。


私は専門家ではないので大雑把な意見しか言えませんが、「食事、心の病」「食事、うつ」「鉄不足、うつ」などで検索して書籍を読むのもありかと思います。(もしくはサイト)



まとめ

●鉄分を摂るには鉄玉子や鉄製のフライパンを使うのもありだと思います。
※鉄製の調理器具を使う場合も過剰摂取にならないように気を付けた方がよいかも知れません。調子が良くなったら使用するのを止めるなど工夫しましょう。何故そんな事を言うかというとネットで調べたのですが鉄製の調理器具から鉄分を摂取するのが体に良いか悪いか意見が分かれているからです。そのため私の立場としては使えとも使うなとも言えないわけです。

しかし、体に鉄が不足してる場合は摂らないとまずいわけです。摂るか摂らないかの判断は自分でするしかありません。

→鉄のサプリメントを使うべきかは過剰摂取にならないかなど判断するのが難しく自分からは使えとも使うなとも言えない感じです。使うかどうかは鉄のサプリメントのことを良く調べてからにした方がいいでしょう。

※鉄が不足してるのか過剰摂取なのか自分で把握する必要があります。不足しても過剰でも両方まずいわけです。

しかし、この章の初めの方で説明したようにAとBの理由からおそらくは不足している可能性が高いのではないかと推測されます。もし、いくつか貧血の症状に当てはまるのならば鉄不足を疑ってもいいでしょうし、そうじゃない場合でも試しに数日間だけ鉄分を摂取してみてどのような気分の変化があるのかを調べてみるのも無駄ではないと思います。鉄不足ではなくて栄養が足りていないと判断するなら、まずはビタミン、タンパク質などの栄養を食事から摂った方がいいと思います。



●不安感や気分が落ち込んだ時にできる一番手っ取り早い方法は?

ステーキ、寿司を食べに行くことです。
つまりタンパク質を摂ること。

→自殺したくなったらステーキ(肉料理)、寿司を食べる。


●最悪の状態を回避するためにサプリメントを活用するのもあり。

精神を安定させ抗うつ作用のある栄養素を摂取する方法です。プロテイン(健康補助食品)やビタミンなど

ただし、過剰摂取にならないように気を付けないといけません。使うかどうかは個人の判断になります。調子の悪い時、落ち込んでる時だけ利用するのがオススメの使い方になります。


●「食事、心の病」「食事、うつ」「鉄不足、うつ」などで検索して書籍を読む。

→不安、気分の落ち込みなどで苦しんでいたら改善する情報を探しましょう!!

・オメガ3脂肪酸(オメガ3)

・「地中海食、うつ病」

などで検索してみるのもいいかも知れません。


・体内で鉄が不足すると貧血気味になり「酸素の運搬」が上手くいかず怠さ、眩暈などの悪影響が出ます。さらに、せっかく食事から摂取した「抗うつ作用、精神を安定させる栄養素(特にタンパク質)を100%活かせなくなります」。

この2つの要素を取り除かない限り不安、無気力、イライラなどの状態から抜け出すことは難しい。


※執拗に過剰摂取には気を付けるべきだと書いてきましたが、実際のところサプリメントは薬局やコンビニに沢山置いてるくらいですので大量に摂らなければそれほど問題はないかと思います。(あとは毎日摂取しないとか工夫しましょう)私は専門家ではなく何かあったとしても責任が取れないため仕方がなく強めに言ってるだけです。

※私は鉄のサプリメントを使わない代わりに鉄玉子を利用するようにしています。またビタミンなどサプリメントも毎日ではないですがたまに飲んでいます。体感として摂取した日は明らかに気分が落ち込むことは少ないです。ただし過剰に摂取しないように調子のよい時は使いませんし、何日も連続で飲まないようにしています。

※鉄分(ビタミン、ミネラル、タンパク質)は不足しているのか過剰に摂取していないかは慎重に判断しなければいけません。

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16. 最後まで諦めてはいけない

長い人生の中で誰もが一度や二度は事故、病気、災害、争いなどの不運に見舞われることがあるかと思います。

まるで濁流に押し流されるかのように、ちっぽけな人間は強大な力の前に叩きのめされるのです。私たちがジタバタ足掻いたところではどうにもなりません。

しかし、その時に「もうダメだ・・・」と簡単に諦めてしまえばいいのでしょうか?


私はそうは思いません。


この世界には、どれだけ酷い境遇にあっても不屈の精神で乗り越える人は沢山いるのです。


最後は今時まったく流行らなくなった精神論になってしまうのですが、人が極限状態に置かれた場合に役に立つのは小手先のテクニックでも、お得情報のような薄っぺらな知識でもありません。


絶望的な状況になるほど精神力、気持ちが重要になってきます。


マラソンであれば、どんなに苦しい状況であっても、歩いてでも足を引きずってでもいいので死にものぐるいでゴールまで辿り着かなければいけないのです。

さすがに命の危険があるという状況ならリタイアするのは仕方がないといった所ですが、そうでなければ何が何でもやり遂げなければいけません。


人は何かに熱中して取り組んだり、必死になって乗り越えようと努力します。苦しんで、落ち込んで、悩んで・・・それでも何とかしようと最後まで諦めないで頑張る。


それが生きるという事なんですね。


倒されても、倒されても、何度でも立ち上がって、ひたすら前に進んでいきましょう。


絶対に諦めてはいけないのです。

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※最後まで読んで頂きありがとうございます。

今後も「自殺したい気持ちが消える!とっておきの方法」には追加の記事を何本か書く予定です。


ブログを始めました(2021年8月21日) ↓

noteの記事とは少し違う内容で中高生の「いじめ自殺」を扱っています。興味があれば読んでみて下さい。タイトルは長いですが・・・

「いじめ」で苦しんでいる人に読んでほしいブログ 「いじめ自殺をなくすために・・」





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