ファッションブランド&アパレルショップのオシャレなショップカードを紹介します!
カフェ&パン屋さんのオシャレなショップカードを紹介した前回の記事をたくさんの方に読んでいただくことができ、ありがとうございます。ショップカードのポテンシャルをもっとお伝えしたいと思い、引き続きwhooのカードコレクションを紹介していきます!
今回は、ファッションブランドやアパレルショップの素敵なカードを選びました。有名ブランドから個性派ショップまで、インスピレーションを刺激するカードばかりです。
デザイン・サイズがオシャレなショップカード
SUPREME(シュプリーム)
今回一番最初に紹介したいと思ったカードがこちらです…!
表面と裏面をつなげるとブランド名になるデザイン。一目でそれと分かる大胆なロゴの配置でカッコイイですね!日本ではなくパリのお店のカードのようです。
https://www.supremenewyork.com/
MAMMUT(マムート)
表面はロゴタイプのみ、余白を大胆に使ったデザインです。マンモスのロゴマークもありません。よく見るとサイズも通常の名刺とは異なり少し小ぶり、デザインに合わせたサイズにしているのかも。
siliBAG(シリバッグ)
商品がそのままデザインになったような、かわいらしいカードです。バッグのカラフルな色合いは、楽しさや爽やかさを感じますね!カードの四つ角の下2つだけ角丸加工をしており、よりバッグの形状に似せているのも注目です。
SAMUEL ASHLEY(サミュエル・アシュレー)
同じくバッグのブランドですが、縫い目の柄や塗りが均一でないところなど革っぽいデザインになっています。また四つ角の一つだけ角丸加工がされています。商品と似せたデザイン、という部分ではsiliBAGと近いコンセプトを感じますが、表現方法はそれぞれ違っておもしろいです。
Ron Herman(ロンハーマン)
モノクロの写真とロゴのみで構成されたデザインです。洋服も商品も見えず、ただ人が水の中に浮かんでいるだけ…どんなテーマなのでしょうか。
CITYSHOP(シティショップ)
西洋の絵画風のイラストが一面に描かれており、額縁に飾れそうなデザインです。サイズが大きめなこともあり、裏面には余白もたっぷり。お店の雰囲気とマッチした、優雅さや大人の余裕を感じます。
WOOLRICH(ウールリッチ)
洋服のチェック柄を再現したデザインです。Webサイトを見ていたら「ウールリッチを象徴するバッファローチェック柄のコットンフランネルシャツ」とありました。ブランドを表すチェック柄のようです。
Drakes(ドレイクス)
やや小ぶりなサイズでシンプルなデザインなのですが、裏面に「YOU HAVE BEEN SERVED BY」とあります。接客した方の名前を書き込むのでしょうか?ショップカード兼名刺にもなる機能性を感じました。
https://www.british-made.jp/c/brands/drakes
JULLSTUART(ジル スチュアート)
香水をお試しするためのフレグランスカードです。素敵な花柄でたくさんの種類があり、目にも美しいカードです。ジル スチュアートが好きな女性が好きそうなデザインだな、と思いました。
GARMENT(ガーメント)
こちらも香水ブランドのカードです。カードはベースのフレグランスごとに色分けされています。ベースの色は「シアン」「マゼンタ」「イエロー」など印刷物を扱う私たちには親近感が沸くラインナップとなっています。
紙がオシャレなショップカード
Ray BEAMS
キラキラした光沢のある紙を使ったカードです。裏面は薄いピンク色で印刷されており、ピンクゴールドのような輝きがありました。個人的にもパール感のある紙は好きです。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
凹凸がある紙にツヤを出す加工を施しており、ビニールのような質感のカードになっています。紙の質感を活かした使い方が多い一方で、このような質感をなくすやり方は逆に斬新です。
アークテリクス
真っ黒な紙に銀の箔押しがされたカードです。黒い紙には普通の印刷がしにくいですが、箔押しとの相性は抜群です。ツヤを抑えた銀箔で上品に仕上げています。
Mila Owen(ミラ オーウェン)
用途としてはショップカードではないかもしれませんが…珍しくかなり分厚い紙を使っていたので紹介いたします。紙を合紙(重ね合わせること)しているのかな?と思うくらい分厚いカードで、ロゴだけのようなミニマルなデザインでも高級感を感じます。
PORTER(ポーター)
こちらもショップカードとは違うかもしれませんが素敵だったので。クラフトとグレーのボード紙を使っています。この厚手のボード紙を使ったカードは大体オシャレです。実際の用途は商品のタグでしょうか。とっておきたくなるカードです。
サイズ・カタチがオシャレなショップカード
BEAMS(ビームス)
ビームスのショップに置いてあった、スタッフ採用のためのカードです。ネームプレートのようなサイズ感で、自分の洋服の胸ポケットに合わせてみるとショップ店員さんの気分が味わえるかもしれません。
CONVERS TOKYO(コンバース)
それぞれ別の店舗のコンバースのカードです。サイズもデザインも全く別物ですね。小ぶりなサイズはかわいらしい雰囲気になりがちですが、シンプルですっきりとしたデザインが良いバランスだなと感じます。
Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)
あまり見かけない、三つ折りのショップカードです。カードを開くと海外も含めショップの一覧が載っています。レストランのメニュー表のような高級感のある雰囲気で、大人にぴったり。
DES PRES
通常の名刺より長編が長く、細長い形をしています。余分な情報は一切なく、表面はブランド名のみ、裏面は店舗の住所と地図が記載されているのみ。サイズで個性を出しています。
LOBBY
DES PRESのカードよりひと回り小さく、短編が短めな長方形サイズです。ショップ名がちょうど収まるサイズ感にしたのでしょうか、長方形といっても本当に色々なサイズがあります。
OLD-FASHIONED STORE(オールドファッションストア)
サイズが大きめのカードです。裏面にはメッセージやブランド名がぎっしり入っており、大きいサイズならではのデザインとなっています。
印刷・加工がオシャレなショップカード
URBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)
銀色の箔押しを使用したカードです。箔部分がしっかり凹んでおりとてもキレイです。背面にはうっすらと柄が印刷されており、箔の部分にも印刷が敷いてあるのが珍しいなと感じました。
NEW ERA SHINJUKU(ニューエラ)
ロゴ部分がぷっくりしており、触りたくなるカードです。カード全体はマット加工、ロゴ部分だけクリアニス加工を施しており、質感の違いも楽しめます。
FUEGUIA
デザインの縁取り線にエンボス加工がされており、この部分だけきれいに浮き出ています。エンボス加工は高級感を出すのにはぴったりなので、面積が小さい線に使うだけでも上品に仕上がっています。
Odette e Odile
ざらっとした質感のある紙に、ロゴ部分だけ活版印刷(たぶん)で印刷されています。ロゴ部分はよくみると少しにじんでいて、それが味のある仕上がりになっています。
https://store.united-arrows.co.jp/shop/oeo/default.html
まとめ・感想
ファッションブランドやアパレルショップのカードは特にこだわりを持っている企業・ショップが多いように感じます。小さなカードではありますが、お客様との接点となる大事なツール。ブランディングを大事にされている企業やブランドであるほど、その世界観や価値観をしっかり表現している印象です。
オンラインでのお買い物にも慣れてきた今日この頃、でもやっぱりリアルなお店でのお買い物は楽しいですよね。お店に出かけた際には、ぜひ個性あふれるショップカードにも注目してみてください!