人間関係はユーモアでどうにかすると割り切る

　……脳のどこが一番最後に死ぬかというのがわかりましてね。要するに視床下部ということになったんです。視床下部というのは、脳の一番ど真ん中で、系統的にはものすごく古いところなんですね。そこだけとくに強く血管系がいっぱい支えていて、そのために長く生きる。そこに、人間の最も原始的な本能が集中してあるらしい。それは何かというと、食欲と性欲と、もうひとつが集団欲だというんですね。 　

……または人間関係欲ですね、一方に単独者のほうが安定するということがありながら、同時にそういう人間関係を求める原始的欲求がある。結局、その葛藤が常にあるんでしょうね。

立花隆『いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか』

死に対する切迫感から来る濃密なフロー状態と食欲と性欲とユーモアの乱打には手を抜かない！

以降はユーモアの質と有効性が余命に直結すると心得る。

ユーモアを追求すると自身がちょっとしたことで笑えなくなるという弊害があるが、もちろん受け入れる。

素晴らしい奉仕！

いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか (SB新書)

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