まずはじめに…
サピエンスの肉体に寄生した状態で、『この時空』に意識が芽生えた…。
このまま行くと、いずれ永久に意識が戻らなくなる日が来るらしい…。
だが、今までのサピエンスがそうだったからといって、必ずそうとは限らない…。
とにかく、何が起こってもおかしくないんだ!
そもそも、なぜこんなにも神秘的で摩訶不思議な時空(サピエンスの間では、『世界』とか『宇宙』と呼んでいる)が存在するのか?
どうか、プラトニックに陥らないで聞いてほしいのだが、どうもそれには答えが出せる目処がたってないようなんだ。
今までに、生命活動に取り組んだサピエンスと、サピエンスとのコミュニケーションが可能な知的生命体は答えが出せてないようだ。少なくとも今、意識が寄生しているサピエンスは知ってないし、コミュニケーションが可能な知的生命体自体の存在も知らない…。
そもそも、『この時空』が『答え』であって、『この時空』はどのような『問い』に対する『答え』なのか?
という考え方もできる。
さらに、『創造主』がいると仮定して、どのような『目的意識』を持って『この時空』の制作に取り組むと、こんな宇宙が出来上がるのか?
とも考えられる。
『創造主』がいるかは分からないが、いると考えることで、考えが次へ進むんだ。どうも、サピエンスの脳は、相手や対象が明確だとサクサク思考が進むらしい。これも一つの攻略ポイントである。
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