熱意の強みに関係するエネルギーマネジメント~睡眠編~Part2
前回に引き続き、睡眠について取り上げます。
前回は、よい睡眠の魔法のような効用を『睡眠は最強の解決策である』から引用しました。
今日は、睡眠負債の恐ろしさです。
恐れから行動させたくないのですが、日本は世界一睡眠時間が少ない国だそう。
私も寝ずに頑張って働いたり勉強するほうが「正しい」と思っていた時もありました。
これは認識しておく必要があると思うのです。
優良な本に出合うたびに「知っているのと知らないのでは幸せな人生に大きな差がでるな」とも。
よい睡眠は魔法の薬?!
睡眠負債の恐ろしさ←今日はここ
何時間寝るのが正解か
よりよい眠りを手に入れるための方法
睡眠負債の恐ろしさ
『睡眠こそ最強の解決策である』では、
と強調されています。
睡眠不足になると脳内にアデノシンという物質が溜まります。
睡眠で取り除けなかったアデノシンを借金に例えて
睡眠負債
と呼んでいるのです。
そしてこちら朝日新聞の記事ではOEDC加盟30か国中もっとも睡眠時間が少ないのは日本という衝撃の結果が。
そういう私もいろいろな睡眠に関する文献を読むまで、心のどこかで
「いっぱい寝るのは怠惰だ」
と思っていました。
もう過去の考え方になっていてほしいのですが、私が学生の頃は「四当五落」といって4時間の睡眠で勉強すれば大学受験に合格するけれど、5時間も眠っているようでは合格できないと、まことしやかに言われていたのです。
実際は全く逆です。しっかり寝て集中して勉強し、また寝て勉強したことを脳に定着させるほうが学習効果が高いことがエビデンスで証明されています。
ちなみに、
徹夜した場合の作業能率は酎ハイ7~8杯分飲酒した状態よりも悪化する
そうで、
毎日4時間睡眠を一週間超えた時点で徹夜と同等になり、認知機能が下がってしまうそうです。
週末の寝だめでもすぐには睡眠負債は解消されません。
よい眠りのためには寝る時間と起きる時間を一定にするほうがよいとも言われています。
私の体験からも土日も平日とだいたい同じ時間に起きたり寝たりする方が日中すっきりしています。
どうしても睡眠時間を削ったり、徹夜しなくてはいけない場合、いつもの時間にまず寝て、寝入ってから約3時間の間に深い眠り(ノンレム睡眠)に達すれば、脳もカラダも休ませることができるため、数時間睡眠でも、朝方に3時間寝るよりも満足感は得られます。
睡眠時間を削ると、すぐには元の状態にならないため結局は効率性や生産性も下がるし、体のためにもよくないということを知っておきたいです。
今日は幸せを育む行動習慣・身体的WBの「睡眠」のお話しでした。
そして、身体的WBを高めることは肉体エネルギーを高めることになり熱意の強みが高まります。
人との関係性を良くしようとしたり何かを学ぼうと思っても肉体エネルギーが土台なのでもしここのエネルギーが枯渇しているとその上のことはできないんですね。
最後までお読みくださりありがとうございました✨