こんにちは、画家のhitchです。 3月中は横浜で個展を開催していますが、このご時世で会場に来られない方も多いので作品解説をやる事にしました。個展情報は最後に書いたので、アレでしたらズイーッとスクロールしてください(本文がすげー長くなった) まず僕の作品の多くは1つの大きなテーマをもとにしていて、枝分かれした3つのシリーズから成っています。 その大きなテーマは「世界はバラバラなまま繋がっている」という感覚です。 「世界はバラバラなまま繋がっている」僕たちは漠然と、「皆
こんにちは、hitchです。 Noteでのご報告は初となりますが、7/22時点で134%を突破しWHOLE9のクラウドファンディングプロジェクト'CYC'は第一ゴールをクリアいたしました! これもひとえに、このプロジェクトにご支援拡散いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。 現在は8/10のプロジェクト終了までに、第二ゴールである目標金額200万円に向け新たなスタートを切りました。というのも、現状集まった資金では1箇所にしか壁画が描けないためです。このプロジ
こんにちは、アーティストユニットWHOLE9のhitchです。 ただいまクラウドファンディング企画CYCに挑戦中です。残り20日、現在83%まで、たくさんの方のご支援で奮闘中です。最近の一連の投稿はその一環として、企画のあらましや壁画の魅力やお伝えするために書いています。クラファン企画のページはこちら。 今回の投稿では前回の予告通り、具体的な壁画仕事のお話を頂いたところから実際のペイントの完成までをご紹介しようと思います。壁画を見る事自体が少ないと思いますので、その一連の
こんにちは、アーティストユニットWHOLE9のhitchです。 前回の自己紹介記事に引き続き、今回はクラウドファンディングの企画内容とその裏話について書いていきます。 その前に、まずは御礼を!皆様のおかげで、初週ですがすでに58%以上のご支援金が集まりました!悩みながら楽しんで考えた企画ですが、1ヶ月以上人の目に触れずに練り続けていたため、ようやくリアクションやご支援金をいただけて「間違っていなかった」と感激しました。サポートいただけた方からのコメントで「一緒に作り上げた
こんにちは〜、アーティストユニットWHOLE9のhitchです。 今回の投稿では、僕が所属するアーティストユニット「WHOLE9」についての自己紹介をします。 理由は①noteでは書いてなかった(驚き)のと、②クラウドファンディングに6/30〜8/10の期間挑戦中なので、改めて僕たちが何を楽しみに活動していて 今後何をしていきたいのか、を知ってもらえたらなと思います。 なので今回はクラファンを期に最近 僕たちのことを知ってくれた人たちに向けての内容になります。 クラファ
こんにちは〜。日本を拠点にオーストラリアで生活してるフルタイムアーティストのhitchです。いろんなところで大きな絵を描いて生活しています。 新型ウイルスで日々大変ですね。今年はいろんな国で絵を描こうとしていたので予定が丸崩れです。その分とても暇になったので、なんか書くことないかなとnoteに向かった次第です。こないだワッフル食べました。 今日は「夜逃げした話」を書きます。正確には「サラリーマンやめてiMac抱えてチャリで夜逃げして絵描きになった話」です。僕の実話で、ちょ
①最近やってたことはい〜。先日instagramには投稿したんですが、またメルボルンで壁画を描いてきました。 メルボルン空港からほど近い、1989年オープンの老舗ナイトクラブPOCKETSです。年始に新装開店するということでオーダーいただき、店内の壁画を手がけました。 オーナーがすごいカジュアルでフレンドリーで。良い悪いをはっきり言ってくれるし、でも絵についてはすごく信頼してくれる。こういう時は上手くいくパターンですね。お酒も好きなだけ飲めたし。ありがとうございました。 +
メルボルンにて、コミッション(依頼仕事)としては初めてとなる壁画を描いてきました〜。 シティから車で40分ほど、程よい郊外にあるレストランです。 こっちではあまり一般的とは言えない(らしい)ウニをメインに出してくれるお店で、他にも新鮮な魚介たっぷりでした。 今回の投稿では、この仕事の流れと今後の決意(またしばらく仕事はしないぞの決意)を紹介したいと思います。 1どこから仕事が来るか 2今回の仕事の流れ 3結果 4得たもの 5今後の決意 1どこから仕事が来るか僕の場
えー実は8上旬から今日まで、たっぷり日本に一時帰国していました。めちゃくちゃ日本のビール飲んだし色々食ったせいで、却って既にめちゃくちゃ恋しいっす。 その間に国内では数件ライブペイント&壁画の実施と、今年の秋冬予定の案件のお打合せなんかもさせて頂いていました。 あ。というか僕はメルボルンで定職に就いているわけではなくて、ワーホリで滞在できているだけなので、今後とも日本国内でのご依頼があればいつでもご相談ください!僕個人でも、WHOLE9でも絵を描きにいきます。 ちなみに今の
こんにちは、壁画とライブペイントでメイクマネーしながらメルボルンで生活しているペインターのhitchです。 やばい、前回の投稿からひと月くらい経ってましたね。ずっと考えてたんですが、言葉にまとめるのは大変だ... えー、今回の内容は人から受ける「アドバイス」についてです。 絵で食えない頃って、何をどうしたら良いか分からないから、誰かから「アドバイス」を聞くこと/受けることって多くないですか?僕は不安からか、なんなら積極的に人の意見を取り入れていたんですが、長い間これこそ
はじめまして。 ライブペイントや壁画を描くフルタイムアーティストとして生活をしているhitchといいます。まず、フリーランスの「絵描き」として生活していると聞くとどんな印象を持ちますか?「才能の世界」「生活出来るの?」「拘り強くて変な人」「なんかボヘミアン的な」分かります分かります…。 僕はいわゆる普通の高校生でしたが、20代半ばでアーティストとして食べていけるようになりました。 最初のこの投稿では簡単に、そんな僕の❶自己紹介と❷noteの目的を書くことで、誰かのヒントに
4年間働いた仕事を退職しました~。 「副手」という役職で、大阪芸大のデザイン学科にて授業の補助や事務していました。 学科授業の補助・学科の運営に関する事務全般を担いますが、教授と学生間のクッション役とも言えます。僕も含めて殆どの副手は当学の卒業生で、3年間を任期として就労します。(自分は一年延長させてもらいました) 副手の職務自体は空虚でしたが、それはそれでよかったです。教授も学生も無視して自分の好きなことを好きなようにやらせてもらえる甘さが自分の目的には適っていたから
グループ展のお知らせです。 昨年から参加している平野啓一郎さんの連載小説『マチネの終わりに』とのコラボ企画展が来月から渋谷で始まります。 【10人の現代美術作家 × 平野啓一郎「マチネの終わりに」作品展】 会期:2016.4.8(fri)-4.18(mon) 11:00~20:00 場所:渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1 , 2 , 3 僕らは小説からインスパイアを受けた『静寂と喧騒(hush&BAM!)』をテーマとした作品群の展示と、会場でライブペイントを行います
あけましておめでとうございます! お正月ムードが去って今年もようやく始まった感がありますね。旧年中はお世話になりました。 noteでは普段イベントとかではお会いできないような方からリアクションをいただけるので嬉しく思ってます。なんとういうか、言語化して人とコミュニケーションとるのって大事ですね。 本年もよろしくお願いします。 さてさて。来月末から我々WHOLE9の個展が始まります。 大阪はアメ村digmeout ART&DINERにて1/28(木)より開催です。
実はさきほどからFacebookを通じて、自分の絵を飾ってくれる場所を探しています。 いい機会なのでnoteでも、と絵のストーリーも合わせてポストしておくことにします。僕自身あまり他人の絵を描いたストーリーなんかは聞かないので、別にすっ飛ばしてくれてokです。 要旨としてはこうです。 この絵を飾ってくれる場所(クラブかオフィスかどこか)を探しています。条件として、僕が取り出したい時に取り出せること、あと動かす時の運賃を持ってくれることです。やっぱ旬な絵だし、人がいる所で
芸術の話とそうじゃない話をします。 というのもいま関わっている企画の小説「マチネの終わりに」を読んでいて「芸術の価値の定義が変わってきている」ってところが出てくるんですよ。もう少し掻い摘んでいうと、「芸術の価値というのはカントの定義以降〈美しい=beautiful〉か〈崇高=sublime〉だったものが、20世紀後半、特に現代ネット社会以降では〈カッコイイ=cool〉〈スゴイ=awesome〉になってきた」という事なんですね。 なるほどなー、って思います。昔の事はわからな