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4週間のレシデンシーは怒涛のように?風の如く?過ぎ去りました レジデンス備忘録#1
もうレジデンスから帰ってきて2日が経ってしまった。
レジデンスにいるうちにちょこちょこ様子をnoteに更新していこうと思っていたが、そんな余裕と、マメに振り返って文章にする覚悟&才能もなく。
あえなく淡い期待は裏切られた。
今日は少し落ち着いてきたのでようやくPCを開いた次第だ。
あとで自分の備忘録も含めて、1週間ごとの振り返りを書いていこうと思っているが
まずは全体として、
自分の人生の中で、”絶対的に最高の4週間”だったことは間違いない…!
初めて自分専用のスタジオを与えられて、自分の作品制作やリサーチに専念できただけではなく
一緒に4週間過ごした6人のアーティストとかなり仲良くなれたことは自分の”魂にとっての収穫”だった。正直、今まであんまり特定以外のアメリカ人と深く仲良くなれた気がしたことがほとんどなくて、それがいつも自分の中で引っかかっていた。コロナで留学中に友達を作るのが難しかったことも原因だが、いつもNYCではみんな忙しいので、展示のOPなどで友達と会っても、一人一人と深く話すというよりみんなと表面的な会話をしていく感じが多い。(あと仕事場はみんな日本人&多忙なのでなかなか仕事外でゆったり友達と仲良くする時間がない)
なんだかいつも、スピード合コンにきた小学生みたいな気分でアメリカン社交の場にいるのである。(そうじゃない時ももちろんあるけど、年上が多い夫の友達グループと会う時は少しそう感じるのだ…)
でも寝食を同じレジデンシーで過ごして、一緒に料理をして、ゆっくりいろいろなことについて会話していくと、
こんなにも自然と仲良くなれるもんなんだ、と驚いた。
もちろん、みんな選ばれてレジデンスにきたアーティストだから、ランダムな人と一緒にいるのとは訳が違う。話が合いやすいというのは当たり前なんだけど、みんながみんなとうまくやれるグループに当たったのはラッキーだった。
いつも、夫のアーティストグループの友達といる時は自分の素をなぜかだせないのだが、ここでは自然と自分らしくいられた。だからみんなとも打ち解けられた。素直になれた。
これは、まわりに緑しかなく、虫の声と、星空と、「涼しい八月」という環境も作用していたに違いない。
都会にいる時と違って、かなりリラックスしていた。
NYCに戻ってすぐ思ったのは、騒音の多さ、、、音に敏感な私には、これまでのニューヨーク騒音生活はかなりきついと感じることが多かった。
車の音、工事の音、人の声、救急車、消防車、ファイアアラーム、電車のレールがタイヤと擦れる音、電車で爆音音楽を周りに聞かせる人、違法で打ち上げられる花火…etc. そういうのが積もり積もってストレスになっていたなと思う。、、、とレジデンスの話から外れてしまった。とにかくまず言いたかったのは、レジデンス環境は綺麗で静かで最高だったということ。
長くなったのでこの辺で一旦区切り〜。
レジデンスの感想はもっと書いていく〜。
綺麗に書かずに思いついたまま書くスタイルでいく〜。
ひめか
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