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いろんなはねをしらべるひとがいますね


 この葉脈のひとつひとつに名前があるってはじめて知りました。やっぱり、魅せられる研究者は古くからいらっしゃるんだなぁ…。
 綺麗だもの。

https://x.com/wabito29/status/1887163707849068696?t=U37BZ8ScMWhbq3vJdfjp8g&s=19


 この呟き、きっかけは生き物短歌をはじめられようとしている、フォロワーさんたちの動きから。
 むかしに拾った生き物の翅を思い出していました。私はあの翅を背負いたくて、自撮りのヌード写真の背中に翅を描き込んでいた事を憶えています。


 スキャンして残していた翅の…蜻蛉の種を調べていました。

『翅の画像で検索すればわかるはず』、と、あの頃の私にも思いつくはずの2015年。しかしその時分には翅による虫の種類を同定しよう、という気概はなかったのか、手持ちのPCで種類を調べようとする気力さえなかったのか…スキャンするだけで仕舞われた10年越しの画像。




 本日調べました。

 …トンボでなく、カゲロウの翅でした。

蜻蛉(カゲロウ)
蜻蛉(トンボ)

 触った日の記憶が徐々に舞い戻ってきたようでした…翅の先が柔らかく窄まるような形状。

 …もしかすると、…
 かつての大学生時代の私は検索結果が思わしくなく、調べたけれど忘れたのかもしれない。2011年に導入された逆画像検索システムは、まだまだ目が発達するまでに至っていなかったとか、…で。

 こうしてみると、画像で見ていても…

大学生時代自分がスキャンした翅の画像
から
逆検索した結果

 カゲロウの翅は柔らかくとじる。

 トンボのステンドグラスのような翅は、カリカリと、パリッと円形に開く。

 儚く感じるカゲロウ、翅は思うほど脆くはないのだと気づいたことをすこし、ここに書き置きしました。


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