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名前について

最近、ワールドシフトジャパン代表でもある構成作家の谷崎テトラさんのYouTubeチャンネルを視ることをルーティンにしています。

新しい価値観や持続可能な社会について、芸大で教鞭を執る立場でもあることから、専門的な知見を踏まえて発信をされています。
僕は3年近く前にドイツで出会ったsocial hippieの人達と過ごした経験があり、そこで半径5mの世界から持続可能社会を築いていこうと決めました。テトラさんの動画は、これからの時代を豊かに生き抜くエッセンスとしてとても参考にしています。

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先日の動画の中で「名前=世界のパスワード」だというお話がありました。僕自身、学生団体や音楽活動など何か自己実現を目指す活動をしていたときには本名とは別の名前を使ってきていて、この動画のお話といくつか合点することがあるなあと思いました。

テトラさんが自身の名前を付けたという18歳と同じ歳から、僕は「うぉっち」という名前を使っています。このnoteでも使っています。
これは高校当時に友達から付けてもらった名前なんですが、別に時間に厳しかったとかではなくとても単純な由来です。

なので、初めて会う人に「なんでうぉっちなの?」と聞かれる度、内輪すぎる理由に躊躇ってきました。
ただそれでもこの名前を使ってきたのは、当時の友達が付けてくれたこの名前を直感的に気に入っているからなのだと思います。

僕は高校時代部活もせず友達と遊びもせず、授業中でも受験に向けた勉強ばかりして先生に怒られる、みたいな過ごし方をしていました。(今振り返れば進学校の人たちほどの勉強はしてませんでしたが)
なので、クラスだけではなく学年の中でも基本浮いてる、よくわからない奴といった存在でした。

この名前を付けてくれた友達というのは、他校の人でほとんどオンラインでしか会話をしたことがありません。
大学生になり自然とお互いの連絡は途切れていきましたが、それでもその時名付けてくれた自分の存在は今もなお僕と共にあります。


動画の中でテトラさんは「自分で自分の名前を付けてから、本名の時とは明らかに違うシナリオが動き始めた」と話されています。

僕も本名ではない名前で生活を送り始めてからは、本当に多くのことが身に起きてきたと感じます。
もちろん、時間的にも体力的にも余裕のある大学生だったからという側面もありますが、それだけではない、どこか自分の殻を破ることでそれまで挑戦できなかった人生のステップを軽々と乗り越えていった、そんな体験が多くあったように思います。

また、様々な選択肢の中からまちづくりや地域活性といった活動に取組むようになったのも、おそらく友達から貰った名前のおかげなのかもしれない、そんな風にも思います。
今年から新社会人になった僕ですが、この名前とは今後も発信や表現の場で共に歩んでいきたいと思います。


今回は、名前が新たなシナリオを創る世界のパスワードであるという考えをシェアしました。
ステイホームで自分と向き合う時間が増えた今、名前が持つ意味やこれまでの人生においてもたらした効果について再考してみるのも良いかもしれませんね。

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