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現代人の「トライ&エラーの繰り返し」をじぶん株式会社に言い換えてみた

この記事は、ぼくが運営している発達障害当事者のブログからの転載。なぜタイトルを変えたかというと、みんなに読んで欲しかったからだ。

発達障害というワードだけが一人歩きをして「発達障害バブル」なんて言われていたもする。しかし、そのワードだけで読むことをやめてしまう方も少なからずいると思っているので、やんわりと「現代人」に変えてみた。

まぁ、こうやって上の方に発達障害って書いちゃうと、内容が見えちゃうってことも書いている途中で気づいたけど、これ以上のキャッチーなタイトルを考える余裕があるほど、今晩のぼくの充電は残っていない。

宣伝をかねて、ブログのURLも貼っておくけど、内容はほぼ一緒。少しだけ加筆修正はしてます。でも読まなくても大丈夫。じゃあ貼るなって?宣伝です、SEOとか勉強してない素人の足掻き、もがきです。あー見苦しい。


ここから先に載せるツイートはこの転載をしようと思ったキッカケ。サラッと見て、本文へジャンプしてほしい。大ジャンプをかましてください。スキージャンプのK点越えしちゃってください。そんなに有益じゃないから、きっと。

大ジャンプかましてくれ。テレマークもよろしく。

というわけで、本編のはじまりはじまり。

どんな人間もお母さんからオギャーと産まれるわけですよね、桃太郎さんは別として。

小さい頃、多摩川という関東にある川に掛かる橋の下で拾ってきたのよと言われて、本気で悩みました。へぇ、そう言われると顔似てないかも、とか色々考えちゃいますよ子どもは。

結構こう言われてた人多くないですか?世代ですかね。

もし、ぼくが子どもを授かることになって「どうやってうまれてきたの?」と聞かれても絶対にこれは言いません。

ちょっとウイットにとんだ、知育に特化した笑いある答えなのか、リアルにしっかりと教えるのか、今はわかりませんけど。少なくとも敢えて付かなくていい面白くないウソはつきません、ゼッタイ!

この桃太郎と橋の下で拾ってきたってくだり、実は幡野広志さんも連載で似たような表現をされていた。ぼくがパクったと言われるのは全然いいけど、個人的には彼と同じ年だし、世代も一緒だし「やっぱり言われてたのねー」と思った。のと同時に、”おれ、幡野イズムに影響されすぎじゃね?”と思ったことは自分のためにもここに記しておく。笑

産まれてすぐに自分としての人生が始まるわけですが、その人生を「じぶん株式会社」として考えてみたってことなんです。

そう、だれもが株式会社の社長です!

社長のトライ&エラーは”社内ベンチャー”

じぶん株式会社

会社って横一線のスタートじゃないし創業時期も違う。資本金も違えば、オフィスの大きさや場所だって違うわけで。

それは人間も同じ。

環境の差を言いたいわけじゃなくて、事実としてそうであるということを言いたいだけで。おんなじ人間、おんなじ会社はないってこと。

産まれてから今まで、様々なことにチャレンジしてきましたよね。息を吸う、まばたきをする、など生命を維持するための本能的動作がまず最初のチャレンジと言えそうですよね。

そこからハイハイしたり、つかまり立ちして歩き出したり、言葉を覚えたり、第二段階のチャレンジがこのあたりでしょうか。

ここで苦手が出る方もいるだろうし、むしろ産まれてすぐにみんなが横一線のスタートじゃないってこともあるわけで。程度の違いはあれど、障害をもってこの世に生まれてくる方もいらっしゃることも事実。

で、産まれながらにしてトライ&エラーを繰り返して今の自分があるわけです。

この考えだと、じぶん株式会社の社長は、あれがやりたいこれやってみようということを「社内ベンチャー」を立ち上げて行ってるんじゃんって考えにたどり着いたわけです。

絵を描くには棒状の何かが必要らしいというリサーチからはじまります。若社長はとりあえずどこでもいいから描き始めるんです。大抵の社外取締役の親さんは怒るでしょう。褒める人もいるかもしれないけど。

そこで初めて、ここに書いちゃいけないことがわかるし、褒められたら続けるかもしれない。

「絵を描く」という”社内ベンチャー”はこうして立ち上がり、もしかしたら将来世界的に有名なアーティストになるかもしれないし、速攻で飽きて、すぐにやめるかもしれません。それがじぶんの判断か社外取締役の判断か、色々な要因はあると思いますが。

社外取締役の親という立場がいて、有益なアドバイスをもらえる会社もあるでしょう。逆に、極悪取締役がそばにいると社長の判断と方向性を狂わせて、結果会社の経営が傾き始めることもあるわけですね。

これはいわゆる「毒親」ってやつです。今回はこの極悪取締役の方のお話はスルーしときます。

ブログの方ではスルーしましたが、ここで少し言及させてください。この社外取締役だって社長自身に任命権はないんです。逆も然りですけど。でも、そのあとの経験によって経営を右肩上がりにする人もいれば、そうじゃない人がいるのも事実だと思います。努力は嘘をつかないってことがウソになることもあるよって、最近よく聞きます。これ本当そうです。努力しても報われない努力も多いのが人生の経営の実態。これに近いことをダルビッシュ有選手も言ってました。そこはぼく自身も間違えて伝えたくないなと思っています。

みんな違って当たり前!と言いたいわけじゃない

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大きく書いておいてなんですが、みんな違って当たり前と思ってます。ただ、単純に「みんな違って当たり前だよね!」とプラカードを持ってデモをしたいわけじゃないんです。イラストみたいにね。

この「じぶん株式会社」という比喩をどう捉えるかでも変わってくると思うんです。

産まれてすぐ親がいる家庭には否応無しに、こちらが選任したわけでもない取締役がもれなくついてくるわけです。残念ながら、取締役がいらっしゃらなかった方は完全にフリーランスか他社へ一旦吸収合併されたりと様々なパターンが想像できます。ここは想像の範囲を超えません。

そして、じぶんの頭や身体の構造だってじぶんが選べたわけじゃないし、親が選んだわけじゃない。じぶんの意志で創設した会社でなくとも、この会社の社長であり、最終決定権はじぶんにあるんだっていうことです。

独断と偏見のトップダウンで行うもよし、あからさまに採算が合わない事業でも好きだから続けることでチャンスが掴めるかもしれない。

ただ、努力をしたって報われないことのほうが多いことは覚えておきたいですね。なので、違うと思った事業は早期撤退することも必要だと思います。

時間とお金の無駄かもしれません。

”最終決定権はじぶんにある”というのも、今になってみると一概に言えないなと考え直しました。障害を持って産まれた方の程度によっては、じぶんの意思表示ができない方もいらっしゃるのも事実だなと。なので、ここの解釈は読んでくれているあなたにお任せすることになります。さらにはこの追記がブログと同じことを言ってるな、と気づきました。上の追記でもそうですね。すみません。でも大切なことだから2回言っておきますし、そのままにしておきます。しつこい・・・!!

じぶんの人生についての最終決定権は「じぶん」です。

どうしても周りを見渡してじぶんと他人のズレを感じると、それで良いのかな?同じじゃなきゃヤバいんじゃ?という考えがあった時もありました。独裁政権での超絶トップダウンを自分自身にして、暴走する様な時もあるので困ったものなんですけど。

生い立ちや生まれ持った身体の構造、じぶんの得意・不得意を受け入れてみて初めて「みんな違って当たり前」になるのではと考えています。

この自分の状況を受け入れることを「自己受容」と言うそうです。これができて初めて、最終決定権をじぶんで行使した時に良い感じの効力が発揮できるんじゃないでしょうか。

そして自分自身に成功体験を与えることで自信がつき「自己肯定感」が高い人になっていく。こんな流れがいいのでは、と今は思っています。

ぼく自身の、じぶん株式会社の社内ベンチャー部門の新規企画は、まさに「自己受容をしていこうプロジェクト」です。

時にスピードも大切です。行動力がものをいう場面も少なくありません。しかし、自分で調整できるペースもめちゃくちゃ大切です。難しいからこそやめられない「じぶん株式会社」の経営。

きっと経営のヒントは色々なところにあるんだな、とは気付いています。アンテナを張りながら、これからもマイペースに進んでいきます。

それじゃ、また。

ブログの本文に若干の加筆修正を加えて掲載させていただきました。なんとなくの試みとして転載したものなので、すぐに消す可能性もあります。キッカケを冒頭に書きましたが、色々な方に目を通していただける可能性が大きかったnoteで様々な意見が欲しかったというのが本心です。自分自身の色眼鏡だけで物事を見ることが、ちょっと違うかも?と思い出したからだと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!超絶スーパー感謝!

さまざまな人に出会うために旅をしようと思っています。 その活動をするために使わせていただきます。 出会った人とお話をして、noteで記事にしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします!