保育器のトラブル対応
保育器も生命維持管理装置に分類されています。そのため、保育器のトラブルによって患児に悪い影響が起こることは避けたいところだと思います。
今回、保育器のトラブルと対応についてまとめました。
保育器については、下記リンクより飛んでみてください!まだまだ勉強不足ですのでコメントなどで教えていただけると幸いです。
https://note.com/whm_me/n/nbc5855f70f1e
保育器のトラブル
保育器(閉鎖式保育器)は保温だけでなく、加湿、酸素濃度調節など機能が多岐にわたるため、トラブルの原因も多岐にわたります。
トラブルの原因によっては医師、看護師で解決できるものもあれば、臨床工学技士(CE)やメーカーの対応が必要な時もあります。
トラブル発生時に1番大事なことは、児の状態を把握して、必要な処置や対応を行った上でトラブル発生の状況、原因を基に保育器の点検を行う時間があるかどうか、保育器の交換をすべきかを判断していただきたいです。
保育器自体に原因がありそうな場合、使用していた状態のままにしておいてもらえると臨床工学技士(CE)やメーカーはありがたいです。
最後に
保育器は、高度管理医療機器および特定保守管理医療機器に指定されているため、計画的な保守・点検が義務付けられています。専属の臨床工学技士が在籍しているNICUはまだまだ少ないかと思います。(この記事を読んだCEさん達と情報交換していきたいです。)臨床工学技士に協力を要請していただきたいところですが、看護師さんも日常の点検を行い、保育器が適切に使用できる環境を整える必要があります。
使用後の清拭や消毒を始め、組み立てや消耗品物品の交換を行い、破損がないかなどを見つけることで次に使用する時のトラブル発生を未然に防げる可能性があります。
赤ちゃん達にとってより良い保育器の使用・管理に繋がればと思います。
あかちゃんまん👶🍼(あか座)
(参考)
・周産期医学 vol.51 No.10,新生児医療におけるME機器 正しい使い方とトラブルシューティング:特集 保育器
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