平成XX年研修59日目(晴)
少年指導の基本原則は頭で分かっていても実際実行していくとなると難しいと思います。今まで子どもと接するときに意識してきたのは「水車のようであれ。」でした。半分は水につかっている、一緒に遊んだり活動をしたりを本気でする。後の半分は事故が事故が起こりやすい状況はないか、子どもたちは楽しんでいるかなどの冷静な目を忘れない、ということです。先日、◯◯少年院で親との関係を改善させる手段として親と少年に対してワークショップを行うというものがありました。その導入としてレクリエーションを取り入れていましたが非常に有効だと思いました。何か会議があるときやオリエンテーションなどで使う手段でいわゆるアイスブレイクと呼ばれるものと一緒だと思います。心の氷を壊すことで雰囲気づくりをするものでしたが、こういうものの指導者は特に「水車」を意識していました。
授業の中で女性教官がハンカチ落としやフルーツバスケットのようなものを一緒にやっていたという話をされていましたが、きちんと趣旨、目的を理解してレクリエーションの技術を身に付けていれば必ず有効だと思いました。もちろん効果がある少年もいるばそうでない少年もいるでしょうけれど。
学生の頃、初めて子ども6人の班を3泊4日面倒を見たときには3日目夜には疲れもたまっていて子どものふざけた行動に対し、怒りを覚えて怒鳴ってしまったかとがあります。叱ることは必要ですが感情的になるのはよくないことだったのですが、そのときは駄目でした。
自分に余裕がないとよい指導はできそうにないので大きな人間になりたいです。