平成XX年研修42日目(晴)
今日の内容はやはり◯◯研修員の検定関係で。
まず、この数日で再確認したことは人にものを教えることは難しいということです。私も一部分をメインで教えさせていただきましたが本番に武道教官から指導をいただいたということは不充分であったということです。改めて考えますと一番基本的なことを私は確認していなく、失敗したと今思います。
それは、本人がどう思っているか、ということです。本人が合格点を目指していたのか、それとも完璧なものを目指していたのか、そこを私は聞いていませんでした。例えば、友達が好きな人がいると分かったとき、そして実はその相手には付き合っている人がいることを自分は知っていたというときに友達にいきなり「無理だ、あきらめろ。」とは言わずに彼氏がいても奪うつもりがあるくらいなのかとか、その人の気持ちと、相手と付き合っている人がどのくらい仲が良いのかなど現実を見るところの比較が必要なのと一緒かと思います。と、この例えは何か変だと途中に思いましたが書き始めたら中途半端に終わらせることもできず話が脱線しました。
説明と同意も必要だと思いました。本人の意志を確認した上で、そこに至るにはどのくらいの練習が現段階で必要なのかということと、そのために口うるさく指導をするということ、教え方が気に入らないことがあれば申し出てもらうことなどきっちりルールを作ろうと今後の参考にすることにします。
合格したことに関し、私は確信を持って受かると思っていたので、やはりという気持ちでしたがとにかくよかったです。そして本人はもちろん周りのみんなで涙を流していた人がいたことに素直に感動しました。
※護身術苦手な方でも結果的には受かるということです。もしもこれから法務教官を目指す方で護身術が不安だという方がいらっしゃったらそこは心配しなくてよいと声を大にして言いたいです。
なお、この日誌の記載者は後に護身術指導に目覚めることになります。
護身術のイメージ(これが基になっていますが柔道未経験者でも可能なようにアレンジされており、こんなには激しくありません。)
https://youtu.be/deGlL0ycfd4
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