幸せの白い世界
ごきげんよう。
不思議な夢を見たことがある、
しろひつじです。
夢は大抵、不思議なものですね。
もしかしたら不思議な体験をしたのかもしれません…いや、あれは夢だった…いや、そうじゃないかも…という出来事があったのです。
まぁ聞いてください。
ある晩、さぁ眠ろうと布団に入ってから「あれ?閉じたまぶたの向こう側がずいぶんと明るいな」と気がつきました。
部屋の電灯を点けたままだったのかな。起き上がるのも面倒だなぁ。
でも点けたままにしておくわけにもいかないし、とぼんやり考えているうちに、なんだかまぶたの向こうがどんどん明るくなっていくのです。
え?
どんどんどんどん明るく。
?!?!?!
あれ?あれあれ?なんで?
混乱しました。
まぶたを閉じたままで、部屋が光で満ちていくのを感じ・・・・・・
とうとう目の前が真っ白に!
眩しい、というのは正しくないです。
その光には目が眩むような鋭さがないのです。
ただただ、真っ白な光に包まれた世界。
上下も前後もわからない、
光でいっぱいの真っ白な空間。
なのに不思議と恐怖を感じない。
穏やかで安らかな世界。
寒くも暑くもない。
空気も動かない。
幸せな空間。
ずっとここにいてもいい。
嬉しさで胸がいっぱいになり、
自分の目で見てみよう、と目を開けたら・・・・・・・・
真っ暗な部屋があるだけでした。
びっくりしました。
そして心から後悔しました。
まだ目を閉じておけばよかった。
閉じておけばまだあの幸せな空間に居られたのに。
とても短い時間だったけれど、本当に心地よかった。
心底幸福に包まれていました。
あんな幸福感、感じたことがありません。
すぐに
「あれが死後の世界なら、死ぬことは何も怖くない」
と思ったのです。
当たっているかどうかは、わからないけれど。
以上、わたしの不思議体験でした。
今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、幸せな気持ちで過ごせますように!