055. 死ぬまで繋がっていたい
彼は葛藤していた。
死ぬまでずっとお互いに頼り合える存在でいたいから、
今ここで関係がバレてしまったら
その未来がなくなってしまう。
そうなった方が嫌だから。
だから先日一旦終わりにしようと言ったと。
でも、今日会ってセックスして
やっぱり今後もしないわけにはいかない。
と、思ったのも事実。
だけど毎回これで最後と思っておこう。
とも。
辛い関係なのは分かるし
彼の言うことも分かる。
でも私はその次元にいなかった。
彼がこんなにも葛藤するのは、
私のことを真剣に考えていて大好きで愛してるからなんじゃん。
それに気づいたんだ。
死ぬまで繋がっていたい。
プロポーズのようなその言葉を私は大切にしたい。
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