無職が働き方をテーマにしたオンラインコミュニティに参加した話

少し前SNSから情報を得て、「働き方」をテーマにしたオンラインコミュニティに参加した。

そのコミュニティ内では、参加者が抱く働くことへの様々な不安に対する解決策の提示、および働き口の紹介(マッチングサービス)などを行っており、通常なら月額使用料が必要なのだが、今回は期間限定で無料だったので、物は試しと1か月間参加してみることにした。

参加した目的はいたって単純、自分に合った働き口が見つかるかもしれないと思ったからだ。またコミュニティの謳い文句として、参加メンバーが1000名近く居て、働き口の紹介可能数も1万件以上あるという文言に少なからず関心を持ったというのもある。

いきなりだが、結論から話そう。

今回のオンラインコミュニティは時間の無駄、外れだった。

実際参加メンバーなんて1000名どころか、登録メンバーは100名ちょっと。アクティブユーザーが10名程度というなんとも見掛け倒しのものだった。おそらくアクティブユーザーはコミュニティを運営しているメンバーも含まれていることから、純粋な参加者という意味ではもっと少ない。

アクティブユーザーが少ないということもあり、質問に対するフィードバックも芳しくなく、最も気になっていた働き口についても提案できる案件はゼロだった。

今回は無料だったからいいものの、これが月額制だったら景品表示法違反レベルの詐欺じゃないかと思うほどだが、謳い文句に惹かれ信じ切って情報収集を怠った自分にも非が全くないわけではないので、怒りの矛先を向けることはしないものの、この手のサービスは使い方がとても難しいと感じる。

無職ならば悩み事として「働くこと」は大きなウェイトを占めるはず。それゆえ働き方に関するオンラインコミュニティに関心を持ちやすい。

しかし当たり外れが大きいのもオンラインコミュニティの特徴だろう。

残念ながら今回のコミュニティは外れという結果になった。こうしたコミュニティを使うのは今回が初めてではないが、体感としておそらくこういう類いは当たりよりも外れのほうが多いように感じる。

ましてや無料になればなるほどコミュニティの質の維持に苦労しやすいのは想像に容易い。かと言って有料だから質も高く優れているということではない。詐欺まがいのところは枚挙にいとまがないので。

以上、簡単ではあるがオンラインコミュニティに参加した話である。