就労困難者の働くことへのハードルを考える
何かしらの病気を抱えながらも就労の道を模索しているなら、「就労困難者」というワードを一度や二度聞いたことがあると思われる。
2019年に公表された就労困難者に関する調査研究(公益財団法人日本財団)によると、就労困難者は以下のように定義されている。
そして、この定義に基づいた就労困難者の数は、この時点で、推計1,614万人(積み上げ方式)に達すると報告されている。
ちなみに2019年の労働人口が平均で約6,800万人なので、かなりの割合で就労困難者が存在していることがわか