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腎生検、その2。

こんばんは。白石です。
今日はこちらの腎生検のお話の続きを。

号泣しながら点滴を打ってもらい…
尿管カテーテルを入れ、
30分後くらいかな…?
号泣してた涙もおさまり、看護師さんに、ちょっと落ち着きましたか?と心配され。
いよいよ検査室へ。

仰向けに寝て、病室のベッドを看護師さん達が押してそのままエレベーターに乗り、検査室へ向かいました。
意識もはっきりしてるので、わ〜!なんかドラマみたいなやつだ!と、エレベーターの天井を眺めながら、のん気に思ってました。

検査室に入ると、いつも外来で診てくれている先生が待っていてくれました。
とても優しい先生なので、先生の顔を見てホッと一安心。

仰向けで寝ていたのを、今度はうつ伏せにするよう言われ、点滴の管が絡まないように気をつけながら、うつ伏せになりました。
首はどっち向きでも楽な方でいいよ、と言われ、先生がいる方を向いていました。

まず先に麻酔をします。
針を刺すのは腰の辺りなので、病院のパジャマを着たままで、背中をちょっとまくるくらいでした。
麻酔の針も、点滴に比べたらほぼ無痛です(笑)
ちょっとチクッとしましたが、歯医者さんで麻酔してもらう時と同じくらいの感覚でした。

麻酔が終わった後は、いよいよ腎臓に針を刺します。腎臓に刺す針は、ガシャン!と少し大きな音がします。
最初に先生が、これくらいの音がするからね、と教えてくれました。
そして、先生がモニターで針を刺す位置を確認しながら、いくよ〜、と言って、ガシャン!

もう一度、ガシャン!

あと1回ね、と言われ、ガシャン!

はい、もう大丈夫だよ。


あれ?もう終わり?


麻酔してるから当たり前なんですけど、
本当に痛みも何もなく終わりました。

これが今取った細胞だからね。
これをこのあと顕微鏡で見るから。
と先生がシャーレのような器に入った細胞を見せてくれました。

その後は、また体勢を仰向けにするように言われ、ゆっくりと仰向けになろうとしたんですが、右に回ればいいのか、左に回ればいいのか判らなくなっちゃって。別にどっちでもいいんだけど。ちょっとあたふたしながら仰向けに体勢を変えました。


そして、針を刺した腰の下辺りに、砂袋のような物を置いて、そこを自分の身体で押さえるように寝ます。
この後はしばらく動かないように言われました。

病室に戻る前に、先生が1枚の写真を持ってきてくれました。
これが白石さんのお腹の断面図ね。
背中にお肉が全然ないから、針も3.8㎝で届いたよ〜!お相撲さんみたいな人だと大変なんだよ〜。
と話してくれました。
わたしは先生の、こういう話をしてくれる所が好きだったりします。
おデブじゃなくて良かった!笑


今まで気にした事なんてなかったけど、背中から4㎝足らずでもう臓器があるのか!と思ったら、人間の身体ってすごいな、としばらくしてから思いました。


あと1回、続きます。


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