「人生後半の戦略書」後半へ
この週末、アーサー•C・ブルックス氏の「人生後半の戦略書」という本を読んでました。「 人生の前半でうまくいった人ほど、キャリアの落ち込みが起きることを予期して、後進に技術を教えたり、仕事以外の人間関係だったり、パートナーを大切したりすることの大切さを説いています。
「戦略」という言葉が入っていますが、色んな角度から、調和の大切さを説いている感じがする一冊です。先月読んだLIFE SHIFTという人生100年時代をどう生きるかという本より、具体的な解決策といいますか、落ち込みに対する対処の仕方が具体的で、不思議と救われる気がします。人生前半で社会的に成功している職業の方ほど、孤独を感じやすいという下りが印象的でした。社会的にステータスがある方ほど、気配りも出来ていて人生後半も難なく乗り越えていけそうな感じもするのですが、言われてみるとそうかもしれません。なかなか難しいものですね。
人に物を教える、コーチするという行為に、これからは注意を向けて、自分も何をこれから残していけるかを考えるべき年代になったということかもしれません。
「死」と向き合うといった重いテーマも出てきました。あと一年しか生きられないつもりで悔いのないよう生きるという言葉は、本当に人生百年時代が到来したとしても大切にしたい考えだと思いました。不思議と、人生後半はゆったりと生きていけるものかもしれないと、気持ちが楽になってきました。続きもゆったり読み進めていきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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