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今後の働き方へ

日本の雇用制度は、労働者に有利と言われている。それは賃金ではなく簡単に解雇されないということだ。

また、簡単に解雇されないということは一度正社員になればどんな能力であっても簡単に解雇されないという安心感というインセンティブがある。この安心感というインセンティブが賃金が上がらない理由でもある。

アメリカの雇用制度に特別詳しいわけではないが、理由がなくても解雇はできる。いくらの手当がつくし、簡単に解雇ができる制度である為労働者は、入社する前によく調べるし交渉する。また、自分の能力を上げて解雇されても手当をもらっている間に次の会社に就職する。また、簡単に解雇されてしまうような会社には当然行きたくないしより賃金の高い会社に転職しようとする。
そうすると、会社側も優秀な社員を高給かつ長く会社にいてもらう為の福利厚生や施策を考えないと簡単に転職されてしまう。

まあ、一度不景気になると失業率が増えてしまう傾向もあるが起業という選択肢もある中で今後賃金を上げていくならは生産性の低い企業は淘汰され賃金が高くても会社が成長できる雇用制度を実現しなければ、日本の労働者はAIの導入コストと賃金安い方を選ぶという事になりかねないと思う。

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