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ヨーロッパをめぐった旅 #4(リュブリャナ移動~スロベニア1日目)
こんにちは!
アクセスありがとうございます!
今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第4弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。
それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります
リュブリャナのホテルへ
クロアチアからスロベニアへ
ザグレブの長距離バスターミナルにて乗車したバスが出発しました。
座席はまさかの(?)最後列でした。
今回、利用したバスの最終目的地はフランス・パリで、リュブリャナで降りる人は後ろに追いやっとけという感じだったのでしょうか?苦笑
ちなみにザグレブ-リュブリャナ間のバス代は 15.1ユーロ(約2,380円) でした。
車内は日本の観光バスのようなスタンダードなタイプでした。
少々狭いかなと思いましたが、そこそこ眠ることができました。
車内が比較的穏やかだったことも手伝ったのかもしれません。
途中で休憩所だか停留所にて停車した際にパスポートの提示を求められました。
このときは多少寝ぼけていて詳細はわからなかったのですが、恐らく国境をまたいだことによるパスポートチェックだったと思われます。
2時間半ほどでリュブリャナの長距離バスターミナルに到着しました。
ザグレブを出発したときはがっつり雨が降っていましたが、リュブリャナに到着したときは晴れていました。
ホテルチェックイン
バスを降り、ホテルに向かいました。
ターミナルから少々離れていたため、市内バスを利用することに。
リュブリャナでは、バスが市民の足となっていて(トラムは走っていませんでした)、利用するには、ウルバナ・カード(Urbana)というプリペイドカードが必要で、ターミナル内の窓口で購入しました。
カードの購入に 2ユーロ、チャージで 5ユーロ、合計で 7ユーロ(約1,100円) を要しました。
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ホテルの最寄りに向かうバスに乗車(1回利用で 1.3ユーロ(約200円) でした)し、ホテルを目指しました。
ホテル自体は発見するも、入口に戸惑い、すぐ近くのカフェ店員さんの助けも借りながら、何とか部屋に入ることができました。
今回、チェックイン時に受付を通らず、セルフチェックインのような形で部屋まで入室するようなことが度々ありました。
このとき、部屋番号やルームキーの番号等は事前にメールにて教えてくれます。
リュブリャナのホテルでは入口のようなものが2つあり、間違っていた方の入口から入った先の部屋に入ろうとするも、なかなか鍵が開かず、ホテル到着から部屋に入れるまで20分くらい要しました。。。
ホテルは個室の部屋と共用のトイレ、シャワースペースがありました。
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スロベニアには2日間、滞在します。
スロベニアについて
観光を開始する前に、スロベニアに関する基本情報です。
スロベニア共和国(Republic of Slovenia)
・面積:2万273㎢(日本-四国と同じくらい)
・人口:約210万人(2020年)
・首都:リュブリャナ
・主な言語:スロベニア語
・使用通貨:ユーロ(1ユーロ ≒ 157.62円 ※2023/7/1時点)
・日本との時差:8時間(ただし訪問時はサマータイム中のため、7時間)
私自身、スキーのジャンプ競技を見ることが好きなのですが、近年大きく力を付けているスロベニア。
今年(2023年)のノルディック世界選手権では、自国開催ということもありましたが、見事に男子個人ラージヒル、男子団体戦で優勝。今後も勢いが続きそうです。
ということもあり、前々からスロベニアという国に興味を持っていたことから、今回行ってみたいと感じるようになりました。
ジャンプ競技が行われる会場の町は割と知っていましたが、首都のリュブリャナを知ったのは実際に行くことを決めた後でした。
プラニツァのフライングヒルのジャンプ台も見てみたかったですが、今回はシュコツィアン洞窟群、リュブリャナ市内を回りました。
シュコツィアン洞窟群
現地へ向かう
初日はシュコツィアン洞窟群に行きました。
リュブリャナのバスターミナルから洞窟群のある最寄り(ディヴァーチャ(Divača))までバスで向かいました。所要時間は90分ほどでした。
バスを降り、ここから洞窟群の入口に向かいます。
バスを降りた付近(ディヴァーチャ駅の目の前)に観光案内のような看板が立っていました。
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事前の調べで、本数は少ないながらも洞窟群へはシャトルバスが通っているとのことだったので、ワンチャンそれに乗れたら良いなと思っていたのですが、上の写真の赤く囲った部分の貼り紙を見てみると、現在シャトルバスの運行はしていないとのこと。。。
ということで、歩いて洞窟群の入口を目指しました。
Google Mapの示す経路では、ここから洞窟群までは約3.5kmとのこと。
まぁ歩けるかなって感じで歩き始めました(歩かない限りたどり着かないし)。
Mapに沿って歩き始めて15分ほどで小さな案内図を発見しました。
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こちらは徒歩だったので、歩道を選択。示されたMapも歩道側だったので特に迷うことはありませんでした。
で、歩道を進むと、本当に歩道・・・というか完全に山道に入りました。
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この山道が30分近く続きました。
Google Mapどんな経路を提示してんねん!って思いましたが、そうそう引き返すわけにもいかず、とにかく洞窟群目指して歩き続けました。
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山道を抜け、目的地にようやく到着。
到着時にはすでに多くの人がいました。
みんなあの道を通ってきたのか!?って思いましたが、駐車場にバスが何台も停まっていました。
恐らく、観光用かどこかから出る路線バスがあって、それを利用してきたのでしょう。もっと下調べしておくべきでした。。。
シュコツィアン洞窟群の内部を見るには、ガイドツアーへの参加が必須となっており、ビジターセンターでチケットを購入(20ユーロ(約3,150円))し、10時開始(この日の一番最初)のツアーに参加することになりました。(10時開始のに間に合いたく計画してたので、山道歩きながらも何とか間に合って本当に良かったです)
シュコツィアン洞窟群
10時になり、ツアー開始。
ビジターセンター付近で待機していた訪問客が一斉に動き出しました。
ビジターセンターから10分ほど歩いたところで洞窟内部の入口に到着しました。
ここで、様々な注意事項の説明があります。
ツアーはスロベニア語と英語のグループ(こっちは2グループ)に分けられました。
10時開始のツアーには総勢40人くらい参加していたように思います(日本人は私だけでした)。
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シュコツィアン洞窟群はスロベニア南部クラス地方にある最も古いカルスト地形の鍾乳洞群で、世界自然遺産にも登録されています。
この一帯には1万年以上前から人類が住んでいて、約3,000年前には、ここは地中海世界では重要な巡礼地だったともいわれています。(参考)
ガイドの事前説明や上の写真でも表記がありますが、ツアー内での洞窟内の撮影は禁止になっています。
したがって、今回、洞窟内部の写真は撮っていません。。
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ガイドの説明付きで1時間半くらい掛けてゆっくり歩きましたが、洞窟内は上下左右のどこを見渡しても、一つとして同じ形のスポットはなく、終始飽きることのない圧巻の景色でした!(本当の気持ちは何枚も写真撮りたかったです。。)
カルスト地形はもちろんですが、滝のように流れる水の勢いも凄まじかったです。
自然の驚異を体感し、どこか人類という存在がちっぽけに感じてしまいました。
また、所々で階段や吊橋のようなものがあり、人が住んでいたような形跡が確かに見て取れました。
是非、ご自身の目で観ていただきたいと思います!
洞窟内部は年中12℃に保たれており、とても涼しかった(というかアウターを着ていても寒いくらいだった)です。
また、一部滑りやすい部分もあるため、もし訪れる際には履きなれた靴で行くことをお勧めします。
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ツアーコースが終わり、ここからはビジターセンターに戻るまで3つのコースがありました。
朝から歩きまくった疲れもありましたが、せっかく来たんだからと一番長いコースを歩くことにしました。だいたい1時間くらいでした。
ビジターセンターに戻るまでは、カルスト地形の外部(一部、洞窟内部にまた入った)を歩くコースでした。
こちらは撮影OKとのことだったので、撮影した何枚かを。
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歩き始めてしばらくはこのような地形が見られて大満足だったのですが、後半は見え隠れして、ただただ山道を歩いているような感覚でした(しかも上り基調で。。)。
暑さも感じつつ、1時間ほど歩いてビジターセンターに戻ってきました。
ディヴァーチャ駅へ戻る
行きで苦労したため、何とかタクシーでも・・・と思いましたが、タクシー乗り場にタクシーが来る雰囲気は一切なく。。。
結局、帰路も歩くことにしました。。。
朝は歩道を選択して山道を歩くハメになりましたが、さすがにその元気はもうなかったため、自転車道を歩くことにしました。
こちらは道が比較的整備されていて歩きやすかったです。
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ただ、お昼になって気温も上がり、かつ山道と異なって日差しを遮るものがなかったため、暑さを感じながらでした。
40分ほど掛けてディヴァーチャ駅に到着しました。
ディヴァーチャ駅からリュブリャナへは2時間弱掛けて電車で帰りました。
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リュブリャナに戻って
ハンバーガー店行こうと…
リュブリャナに戻り、地球の歩き方に掲載されていたハンバーガー店に行こうと歩を進めました。
しかし、お店があると思われる付近に行ってもなかなか見つからず・・・
そもそも地球の歩き方(クロアチア/スロベニア編)は3年前のものが最新で、現在は営業していないかもと思いました。(ただ、翌日リュブリャナ観光で歩いていたら、その店見つけました汗)
結局、どうしようかと考えた挙句、まさかのタイ料理屋でマッサマンカレーをチョイス。
どこかで米料理は食べることになると予想していましたが、日本を出発してわずか3日で食べることになるとは思いませんでした笑
いっときの計画ではタイ経由でヨーロッパに入るプランさえ考えていたくらい、タイにも行ってみたいと思っていたので、まぁ結果オーライということで!笑
ちなみに、今回の旅全体を通して、計3回タイ風カレーを食べました。
一方、日本食を食べることはありませんでした。
体調がすぐれなかったり、どうしても食べたいと思ったときは食べようと思いましたが、それ以外の状況下ではあえて日本食、日本料理のお店に行くことは考えませんでした。
せっかくの海外旅行なので、普段食べないようなものを食べたいですからね。
コインランドリー
カレーを食した後はコインランドリーにて洗濯・乾燥です。
2週間以上の長丁場、なかなか2週間分の服を準備するのは容易ではなく、荷物も増大してしまいます。
このため、今回の旅では定期的に現地で洗濯する計画も立てていて、あえてコインランドリーから近いホテルを予約していました。
で、リュブリャナで利用したコインランドリーはホテルから歩いて4分のところでした。
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(引用:https://www.facebook.com/102984344396911/photos/d41d8cd9/103032034392142/?paipv=0&eav=AfZaGtmqul7MmkYLhre51QnxBzuMusWI8S5LhSsI1wqgWnT6BYMqM0FEvXhapiDrBK8&_rdr)
※今回、コインランドリーの写真は撮っていませんでした(洗濯や乾燥に集中してた)。。
店内には英語での利用方法も記載されており、無事に洗濯も乾燥もすることができました。
一方、このコインランドリーでは、トークン(コインのようなもの)で機械を動かすような制度になって、1トークンで1ユーロ必要でした。
洗濯が 5ユーロ、乾燥が 3ユーロだったので、合わせて 8ユーロ(約1,260円) ということで、両替機には10ユーロ突っ込みました。
こちらとしては、トークン8枚と2ユーロが出てくることを期待したのですが、出てきたのは10枚のトークン。。。
中途半端に余った2枚のトークンは両替機の上に置き、チップ兼誰かのサービスとしました汗
乾燥を終え、ホテルに戻ってシャワーを浴び、幾分か部屋で作業をした後、洗濯待ちのときに買っていた缶ビールとポテトチップスでYouTube見ながら部屋の中で晩酌。こうしてスロベニアでの1日目が終わりました。
明日はリュブリャナ市内を観光します。
ちなみに、この日の歩行距離は20kmを超えていました。そりゃ疲れるわけです。
次回はスロベニア編(後編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!