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人生第41話 『最後の高校サッカー_成長編』

前回の記事では、プレ地方大会に参加、見事強豪を打ち破り、優勝したことを記事にしました。

今回はその後のチームの成長を発信したいと思います。

プレ地方大会優勝後、当たり前ですが我が高校は一気に県内トップでの注目校となりました。

その後、練習試合をすると、他の高校から

「あの強豪を倒しての優勝、すごいね」

とよく言われました。

このプレ地方大会から、次の公式戦まで練習試合、遠征を重ねましたが飛ぶ鳥を落とす勢いで、連戦連勝、他県の遠征では、私の記憶では15戦無敗など、脅威の結果を残していました。

そんな矢先、とてつもない強豪校との練習試合とすることになりました。

2校と対戦する予定になりましたが、両校ともに地方大会優勝校で冬の選手権でもベスト8以上が期待される高校でした。

最初に対戦した高校はある地方大会優勝校で、全国にも知らない人はいないくらいの有名チームでした。

そして試合開始。

正直、完全に相手は私達を舐めていました。

「どこ、おたくらの高校?」

くらい、ホイッスルが鳴ってもダラダラと相手はボールを廻すだけ。

私達がプレッシャーをかけても、かわすだけで攻めてきませんでした。

そんな中、私達は頭にくることはなく、冷静に自分たちのサッカーを続けました。

そして前半で待望の先制点をあげました!

そうすると相手の目がこの先制点で変わりました。

怒涛の猛攻を受け、1失点しましたが、守り抜き、1-1の同点で試合が終了しました。

相手が最初舐めていた試合ぶりをしなければ負けていた試合かもしれません・・

とにかく地方大会優勝チームとあって、とても強い相手でした。

試合後、次の対戦相手がいる県まで移動、次の日試合でした。

そこが待ち構えていたのが、全国常連中の常連の高校でした。

当時のスタメンには実はいずれ日本代表になった人、他の国から留学していた人もいましたが、その方もその国の代表にいずれ選ばれた人がいる、まさしく最強のチームでした。

監督も全国でも有名な監督で私は顔を見て

「テレビで見たことある・・」

くらいの有名人でした。

そんな高校のウォーミングアップがまた不思議でした。

私達は試合前の練習は1対1でボール蹴りあったり、各々での簡単なシュート練習でしたが、そのチームはずっと「コーナーからのセットプレイ」の練習をひたすら続けていました。

私は試合前にそんな練習をしているチームは初めてでした。

「なにか違う・・」

そう匂わせる試合前でした。

次回はこの強豪との対戦について発信したいと思います。

次回も宜しくお願いいたします!


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WG
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