no public sounds
最近は、世の中の消費の速さについていけず、疲れていた。それは、SNS上の文化や人間関係の消費の速さだけでなく、それが現実にも染み出して現れてくるところにも疲れていた。
そんな時に、君島大空の2ndアルバム『no public sounds』のレビューと共に見つけたのはこのサイト(https://www.fujipacific.co.jp/ohzora_kimishima/)である。
レビューと共に、このサイトの君島大空自身のセルフコンセプトノーツや君島自身を知る様々な人のコメントを読みながら、ひとつひとつのアルバム・曲に対して、こんなにもいろんなものが浮かび上がってくるし、もっと真摯に聴いてみようと思わされた。
今の自分は流行に乗りながら様々なものを摂取しようとしているが、やはりたまには立ち止まって一つの場所で楽しむことの価値は計り知れないものかもしれない。流行に乗る価値と一つの場所で楽しむことの価値どちらも大切なものではあるだろうが、今の社会では時間がなさすぎる。悔しい。それを受け入れなければいけないのだろうか。新しい文化受容の仕方も探したい。それは同時に、君島大空自身の悩みとも少しリンクするのかなと思った。
ありがとうnps。大切に聴きます。