冬の五句・山眠る他
憂悶の古根朽ち果て山眠る
山眠るただ真っ直ぐに生きる生きる
吾を蔵め嗚咽封じて山眠る
吾を鎮め深深深深山眠る
負に振れた錘を正に帰り花
or
負に振れた振り子を正に帰り花
負に触れた振り子を正に狂い咲き
ゆうもんのここんくちはてやまねむる
やまねむるただまっすぐにいきるいきる
あをおさめおえつふうじてやまねむる
あをしづめしんしんしんしんやまねむる
ふにふれたおもりをせいにかえりばな
or
ふにふれたふりこをせいにかえりばな
ふにふれたふりこをせいにくるいざき
・・・・・
昨日の投稿に、ねじりさんがくださったコメントの冒頭二行、
詠むように生きる。
生きるように詠む。
これに私の心が反応した。
「これだ!」と思った。
生きるように詠む
詠みたいことを詠みたいように詠む。
それを突き詰めていきたい。
でも、詠みたいことって何だ? 昨日、珍しく立ち止った。
私の俳句は、基本的にはほとんどが実体験に基づく。
目を閉じて浮かぶ光景を詠む。
気持ちすらも同じ工程である。
もっと変わりたいと思った。
生きるように詠む。
これまでの生きてきた道、それを詠もう。
生きる今、それを詠もう。
生きる心、それを詠もう。
トライ&エラー、まだそれでいい。
上記五句とニ句。
意味通じますか?
画は浮かびますか?
ぜひご意見ください。まだ自分でわかっていません。
五句目に関しては、どれがいいのか。
振れると振り子を意識して「錘」にしたけれど、本当は振り子がいい。
信頼し、尊敬していたカウンセラーの先生の大切な言葉だから。
詠みたいことを詠む。
それには実力がないといけない、それだけはよく理解しています。
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