嬉しくて嬉しくて
クレマチス立科が、開花した。
ミゼットブルーより勢いがなかった立科が、日に日にその花数を増やし、とうとうこれほどにまでなった。
お日さまの強すぎない光と、風と、お水が大好きなクレマチス立科さん。
本当はバルコニーでいる方が心地よいのだろうけれど、私はあなたの美しい姿をもっとたくさん見ていたい。
だから、ごめんね、リビングに連れてきたよ。
こんなに、こんなに大きくなってくれて。
たくたん美しすぎる花をつけてくれて。
私は、嬉しくて嬉しくて、うっかり涙を流しそうだよ。
あなたは、光の加減によって色を変えるのね。
淡い紫も、気品のあるブルーも、どちらも素敵。
葉っぱたちに守られて、こっそりしか顔を出していない恥ずかしがり屋もいるね。
もっと首を伸ばして、こっちに出てきてお顔をよくみせてちょうだいな。
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バルコニーにあるクレマチス二種、ミゼットブルーと立科は、この冬、私のうっかりで水枯れを起こし瀕死の状態になった。
寒い季節であっても、他の植物たちより水が必要だったのだ。
葉がみるみるうちにカサカサになり、全部落とした。
可愛そうなほど縮こまってしまった幼気な枝が残るばかり。
でも、一番寒い1月下旬から2月上旬を終えた頃、クレマチスたちに芽吹きの兆しが見えた。
見つけた瞬間の驚きと、嬉しさ!
そして、その後順調に若芽を伸ばしてくれた。
その若い枝になんと小さな蕾を見つけた3/20。
あまりに鉢が小さかったので、時期外れながら植え替え。
その後の成長は、著しかった。
ミゼットブルーより小ぶりな立科にも、遅ればせながらの蕾もついた。
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立科よりも一足さきに開花したミゼットブルーは、あまりの成長の速さに、葉っぱと蔓がわさわさになり、4/18の強風で、バルコニーから垂れ下がっていた部分が痛んでしまった。
翌4/19の朝に思いっきり剪定。
その後、身を軽くしたミゼットブルーをリビングで楽しんだ。
ミゼットブルーのミゼットは、小ぶりという意味だけれど、はてな?
小ぶりではなく、かなりの大輪。
こちらは、陽の光よって花びらの裏の黄緑が薄く透ける。
花びらがちょっと重たそう。
がんばれ!
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植物と接していてわかったことは(先ほど羽衣ジャスミンの剪定のつぶやきでも触れたが)最初の1年目は、植物に慣れていなくて色々やらかしてしまう。でも2年目になると、それぞれの植物たちとの会話が弾んで、気持ちも察することができるようになる。
そう、これまた以前の投稿で触れた「声」がはっきりと聴きとれるようになる。
はぁ~、今朝は本当に嬉しかったなあ。
植物って、こんなにも幸せをくれるんだなって、今朝は再確認したよ。
生きているってすごいこと!
ありがとう!
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タイトル画像:クレマチス立科のブルーな横顔。