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型・その1 応用型(1)①(皸・早梅)

上五〔季語(名詞)+切字や〕下五〔動詞or形容詞など
二物衝撃:中七・下五は、上五の季語とは全く関わりのない内容。


皸や内線二番点滅す

季語:あかぎれ(晩冬)


早梅や空車タクシー通過せり

季語:早梅そうばい(晩冬)



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本日からは、昨日までの一週間、型・その1の応用型となります。

型・その1 応用型(1)
(注:「20週俳句入門」本書には(1)はついていません)

① 上五に季語を置き、「や」で切る。
➁ 中七・下五はひとつながりのフレーズである。
③ 中七・下五は、上五の季語とまったくかかわりのない内容である。

角川文庫「20週俳句入門」p.126

以上、①~③は、型・その1と変わらず。

違うのは下五が名詞止でないというところ。下五には動詞、形容詞などが使われている。

角川文庫「20週俳句入門」p.126


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本書によると、型・その1基本形をしっかりやれば、この応用は楽とあるけれど、、、

実は、私、これまで詠んできた句の90%は名詞止めと気づきました。

動詞や、形容詞って、句が説明的になりそうで、ついつい避けてきてしまっていたのです。
しかも、中七でなく、下五に使わなければいけない。

類想、季語が近い、を避けるとなると、独りよがりな句になりそう💦
(今日のもわかりにくいですよね😅)

さて、本日からの一週間もどうなることやら😱



お時間がありましたら、詠んでみてください。

「切字」や「型」に拘らず、自由に詠んでくださっても、また、私の使った季語で詠んでくださっても全くかまいません😊

※決してお題(必ず詠む)ではありません。

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