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型・その2①(雪時雨・冬夕焼)

中七〔切字や〕下五〔季語・名詞〕
二物突撃:上五・中七は下五の季語と関わりのない内容


カーブから赤き列車や雪時雨

季語:雪時雨(晩冬)


土いじる母の背中や冬夕焼

季語:冬夕焼(三冬)



     ・・・・・

本日より、新しい型に入ります。


型・その2

① 中七を「や」で切る。
➁ 下五は季語(名詞)
③ 上五・中七はひとつながりのフレーズ。
④ 上五・中七は、下五とまったくかかわりのない内容。


20週の筆者、藤田湘子先生によりますと、

〔型・その2〕は大変厳確な、がっしりした俳句の作れる型です。

角川文庫「20週俳句入門」p.169

とのこと。

そして、私は、もともと無意識に結構この型で詠んでいることが多いです。

来週からの、その2応用型では、これよりは砕けた詠み方ができる型になるそう。
それまで、カチカチな句、頑張りましょう(笑)


     ・・・・・

二句ともにガッツリ類想句(笑)


お時間がありましたら、詠んでみてください。

「切字」や「型」に拘らず、自由に詠んでくださっても、また、私の使った季語で詠んでくださっても全くかまいません😊

※決してお題(必ず詠む)ではありません。

お気持ちありがとうございます!