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しりとり俳句《94》

毎年、花粉には悩まされている私ですが、ちょうど今は海外にいて、もう少し逃げていられそうです。
帰ったときが、非常に怖い😱😭

今週は、
・受験生シリーズ
・受験シリーズ
・春野シリーズ
と、シリーズがたくさんです✨

こちらの続きから
👇

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第94回は、3/4~3/10(1964~1984)全21句

1964.    つり革をしつかり握る受験生*
              受験生(仲春)ち

1965. 制服のタイはきりりと受験生*
      受験生(仲春)し

1966. 制服のポッケに写真受験生*
              受験生(仲春)さ

1967. 正確に隅より攻むるつくづくし
              つくづくし(仲春)ち

1968. 串に刺す紅のマシュマロ春の土
              春の土(三春)し

1969. 土恋しベンチにペンの忘れ物
        土恋し(三春)さ

1970. ものの芽や子犬の鼻にくすぐられ
              ものの芽(三春)ち

1971. LEGOの黄を青に嵌めるや春障子
     春障子(三春)し

1972. 後ろから卒業祝ふ子らの声
     卒業(仲春)さ

1973. 声かけるやうに畑を返しけり
     畑返す(三春)ち

1974. 会釈せし受験の子らや守衛室*
     受験子(仲春)し

1975. しつかりと路線確かめ受験の子*
     受験子(仲春)さ

1976. 恋のまま受験期過ごす教室は*
     受験期(仲春)ち

1977. 忘れ雪友の個展へ友と行く
     忘れ雪(仲春)し

1978. 行き先はドトール経由春野まで*
     春野(三春)さ

1979. 手を離れ春野楽しむフリスビー*
     春野(三春)ち

1980. ビー玉を春野の空へ翳しけり*
     春野(三春)

1981. 座敷まで長き廊下や花見鳥
     花見鳥(三春)さ

1982. 鳥雲に本を返しに行くところ
     鳥雲に(仲春)ち

1983. コロッケを母と丸める春休
     春休(仲春)し

1984. 隅までも埋まるうぐひす餅の粉
              鶯餅(初春)さ


     ・・・・・

今回の旅には、「南風・三月号」と「山口昭男句集・木簡」を持ってきています。

最近は、以前のように、毎日数句をコンスタントに詠む、ではなく、インプットの時間の後に、その気になったら詠む、という感じになってきました。

でも、そろそろちゃんと詠まないと、月末のあれこれに間に合わなそう(笑)
頑張らないと😅


     ・・・・・

気になる句などありましたら、コメントいただけますと、三人が喜びます!
よろしくお願いします😊

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卯月紫乃
お気持ちありがとうございます!