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しりとり俳句《115》

改めて、日本、暑いですねえ💦
今年は、熱中症にならないように、夜もしっかりとエアコン入れています。

そして、今週は、夏野菜シリーズが最後に!

こちらの続きから
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しりとり俳句 三年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第115回は、7/29~8/4(2404~2424)全21句

2404.   猫と猫とりあふ母の跣足かな
            跣足(晩夏)ち

2405.   足し算のドリル放つて捕虫網
       捕虫網(三夏)し

2406.   編みこみを結ふ手素早き夏休み
            夏休み(晩夏)さ

2407.  隅つこにひゆつと目高の顔並ぶ
           目高(三夏)ち

2408.  ラブソング聴いてゐるらし砂日傘
           砂日傘(晩夏)し

2409.  重ねたるホットケーキやアロハシャツ
      アロハシャツ(三夏)さ

2410.  しやつくりを止めたし蝿を打つてより
           蝿を打つ(三夏)ち

2411.  寄り道の友の右手に青林檎
      青林檎(晩夏)し

2412.  ここからの花火美し会議室
      花火(晩夏)さ

2413.  躾よき犬の散歩や日輪草
      日輪草(晩夏)ち

2414.  象の背にのる白き鳥草いきれ
   草いきれ(晩夏)し

2415.  切れ味の良き裁ち鋏夜の秋
   夜の秋(晩夏)さ

2416.  秋近し黄色の葉つぱ摘み取りぬ
      秋近し(晩夏)ち

2417.  鳥居へと続く階段苔の花
      苔の花(仲夏)し

2418.  バナナ食ふときどき宙を眺めつつ
      バナナ(三夏)さ

2419.  つつましき一日ありぬ夜光虫
   夜光虫(三夏)ち

2420.  中辛のカレー大盛り夏盛ん
      夏盛ん(晩夏)し

2421.  カンカン帽振り返るたび手を振つて
      カンカン帽(三夏)さ

2422.  手のひらをはみだすトマトもう一つ*
      トマト(晩夏)ち

2423.  嫁ぎたる姉の育てる茄子かな*
      茄子なすび(晩夏)し

2424.  びつしりと籠の胡瓜は水の中*
           夏の夜(三夏)さ


     ・・・・・

本日は、所属結社の東京例会があります。
今年は、六月七月と欠席投句だったので、三ヶ月ぶりの出席。

明日は、結社誌の締切なので、しっかりと俳句三昧です。
がんばろう!
(ということで、本日はこのへんで笑)


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卯月紫乃
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