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型・その2 応用型➁(風光る・残雪)

中七〔や以外の切字
季語は、上五・中七・下五、のいずれでも
二物衝撃を意識。


つまの指す鐘楼高し風光る

季語:風光る(三春)


国道に残雪のありカップ麺

季語:残雪(仲春)



     ・・・・・

二句ともに、今までの私だったら、詠まなかった、詠めなかった句。

この「や」以外の切字を中七で意識する、ということは、私にとってはとても大きな学び。

この切れは、ゆったりと詠む、を意識できるようにも思いました。
大歳時記片手に、じっくりと詠んでもいます。

(写真は、ベネチア・サンマルコ寺院の鐘楼)



お時間がありましたら、詠んでみてください。

「切字」や「型」に拘らず、自由に詠んでくださっても、また、私の使った季語で詠んでくださっても全くかまいません😊

※決してお題(必ず詠む)ではありません。


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