見出し画像

切る【詩】


糸を切る
封を切る
縁を切る
臍の緒を切る

切ることは いのちのはじまり
切ることは わたしのはじまり


     ・・・・・

谷川先生の影響で、頭のなかがぐるぐるとしています。
とても久しぶりの詩。
みじかい詩。

いつわりのない自分。


私の高校時代の友人たちは、それぞれに思うことがあり。

ひとりは、『すこやかに おだやかに しなやかに』を抱えながらの黙祷、献杯。
ひとりは、十四歳のときに谷川先生いただいたという、直筆のサイン入りの詩集を抱えての。

また、私の句友さんのおひとりは、早朝、Xのスペースで、谷川先生の詩の朗読をなさっていました。



トップ画像は、伊賀・上野公園、俳聖殿の南京錠。

いいなと思ったら応援しよう!

卯月紫乃
お気持ちありがとうございます!