「つ」二句(冬茜・石蕗の花)
躓いて石ころ蹴つて冬茜
季語:秋茜(三冬)
石蕗の花ひと息つきし登り坂
季語:石蕗の花(初冬)
・・・・・
一句目
躓いて、躓きて、で迷う。
躓く=カ行四段活用、連用形は「躓きて」
イ音便だと「躓いて」
蹴つて、蹴りて、で迷う。
蹴る=ラ行四段活用、連用形は「蹴りて」
促音便(つ音便)だと「「蹴つて」
動詞ふたつ、については、~て~てということで、良しとします。
色々と小さなところで悩ましいけれど。
躓いて石ころ蹴つて冬茜 〇
躓きて石ころ蹴つて冬茜
躓いて石ころ蹴りて冬茜
躓きて石ころ蹴りて冬茜 〇
揃えるという意味では、〇の二つですね。
二句目
石蕗の花って、わりと色々なところに咲いています。
葉っぱが蕗の葉に似ていて、もう少し色が濃く肉厚。
ちょっとした山道の登り坂にもよく咲いています。
お時間があれば詠んでみてください。
「季語ありき」の方が詠みやすい方は、私の使った季語で詠んでみてください。
※決してお題(必ず詠む)ではありません。
もちろん、お好きに詠む、も大歓迎!
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