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第1回 「温泉旅館に帰宅したい」
明日も投稿していたら奇跡。
こんにちは、noteはじめて2日目のShiroです。
今回は「温泉旅館に帰宅する」という目標達成のために必要な知識、第1回です。まずはざっと、全体像を把握します。
▶︎温泉旅館を手にいれる手段
ゼロから温泉旅館を経営するにあたって、考えなくてはいけないことが大きく4つあります!
旅館の取得方法
資金調達
運営
集客
その中でも現状最難関の壁が、資金調達!!!💰💰
そんな資金調達方法、何があると思いますか?
まず思いつくのは、コツコツ貯金して、、、!
▷自己資金調達の場合
結論から言うと最低でも1500万円から、規模や立地によっては数億円の初期費用が必要になります。
これはあくまで初期費用で、その後の運転資金など含めたら1500万でも足りません。
コツコツ貯金の線は消えました!
建設、改修費用
設備・備品費用:客室設備、共用部設備….
許認可取得費用:旅館業営業許可、消防設備設置….
運転資金:人件費、光熱費、広告、消耗品….
▷M&A事業承継の場合
こちらも、結論から言うと数千万から数億円の初期費用が必要になります。
大金ですね。実はまだ現実で100万円の束も見たこたがありません。
震えてます。😇
譲渡価格
調査費用:財務状況や法務リスクの確認ー数百万
仲介手数料:成功報酬として譲渡価格の数%
改修・リニューアル費用:数百から数千万
▶︎伴うリスク
▷経営・財務リスク
初期費用が膨大
時期に依存する。安定した運転資金の確保が困難
災害による財務リスク
初期費用は膨大、そして客室数に応じて収益に天井があるため時期による客足の不安定さに対応が難しい。
小規模、ローコストで始めることが必須条件になりそう。
▷法規制・許認可リスク
旅館業法:衛生、広さ、防火基準など満たすべき基準多数
源泉を利用するには自治体の許可が必要、維持費もかかる
開業前に自治体や保健所としっかりコミュニケーションをとる必要がある。資金を考える際、維持費を計算に入れる。
地方の自治体は癖のある人が多そうでとっても怖い!
▷市場・集客リスク
競合多数:大手との差別化、地域観光需要の低迷に影響を受ける
インバウンド依存によって国際情勢に左右される危険性
コロナのような事態が起きると大打撃
差別化、コンセプト、独自性。
タピオカみたいな一過性のバズではなく、心酔したファンをいかに確保するかが重要。インバウンドをどう活用するのかは大変悩みどころ。
▷労務リスク
人手不足:特に地方はスタッフの確保が難しい
過重労働:長時間労働が多く授業員の離職率が高い
そうだ。人だ。これが一番問題かもしれない。
温泉旅館の仲居をしてたことがあるけど、あの時はきつかった。
朝6時に集合、解散は23時。
あの心身ともに日々すり減る感覚を、自分のもとで働いてくれる従業員に感じて欲しくない。
工夫が必要。
いっそ客室5つの宿とかにして週3日営業とか?
いや、温泉の維持費と、空室の清掃を考えるとそれは悪手か。
▶︎第1回調査の結論
かなり困難な通則になりそう!!
まだ抽象的にも程がある調査だけど、なんとなく進むべき方向がわかった気がする。
立ちはだかる壁はお金だと思っていたけど、多分それ以上に従業員の安定した確保で躓きそう。
まあそれも莫大な資金があれば解決できるのかもしれないけど、、
大前提として、小規模ローコストで一度挑戦して、数回失敗するつもりで挑む必要がある。
これは成功を前提に動こうとしたら一生動けないやつだ。
この先の行動方針としては2つ。
▷全く新しい旅館経営スタイルの確立を目指す
現状のテンプレートに沿って旅館経営を始めたら、大好きな温泉を嫌いになってしまう未来が少なからず見えた。
幸い、理工学部出身で現在はiOSアプリ開発エンジニアをしている。テクノロジーで解決する手段を日々模索しよう。
人、お金、季節、環境、あらゆるものからの依存を最小限にした新しい温泉旅館。
▷別の収入源を確保する
温泉が大好きなまま温泉旅館を経営するには、自分の生活が温泉旅館の収入に依存しないことは恐らく必須。
そのために何をすべきかも今後の投稿で模索していこうと思う。
以上、2日目の投稿でした!