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#27 取り上げられた焼き肉。動揺した人の行動

#26に引き続き、ご覧いただきありがとうございます。

焼き肉を食べたかったあの日…。

錆びついていた私の人生の歯車。
そう。運命の歯車が動き出しました。

約4年前の秋晴れが素敵な夕暮れ時の出来事です。

実は、この時期の私の楽しみとして、落ち葉をパリッパリッと踏みしめながら歩くのがひそかな楽しみなのですが、それをこっそり楽しみながらの会社からの帰り道。

家まであと少しという所で電話がかかってきました。

打ち上げの焼き肉を食べに行く予定があったから。


相手「もしもし~?今どの辺にいた?」
私「家まであと10分かからないかな~✖辺り~」
 

歩きスマホは良くないけれども、比較的人気の少ない田舎道。
周りをいつも以上に見渡してそのまま進んでいった私。

ふと、信号のない住宅街から大きな一般道に出る交差点に差し掛かりました。
元々人通りも車の交通量も少ない道でした。


てこてこ歩いていると、一台の軽自動車が見えてきました。
そして、余裕を持った位置に設置された一時停止標識も見えました。

北海道あるあるなのか、一時停止でとまってそこから再確認というよりも、一時停止はかなりゆっくりの徐行で通過して、道路に出るギリギリで停車して再確認する車が多いんです。

ゆっく~~り進む車を目視しながら、見通しもよい状況だし、道産子あるあるの一時停止ギリギリでとまるんだろうなと、そのまま進んでいきました。
ところがどっこいっ!


なんと、その車もそのまま道路へまっしぐら・・・・!!

「えっ?!!嘘でしょっ?!!!!」
思った瞬間に、私と車は接触。


速度はそんなに出ていなかったとはいえ・・・
【 車 】VS【 人間 】


結果は一目瞭然。

あっという間に車になぎ倒された私。

そして、
ゆっく~りと道路にたたきつけられた私。
あんなに車のパワーがすごいものだとは思いませんでした。


『いてっ!!いたたたたっ!!』

「転んで道路に突っ伏していて周りが見えていない私」
「何が起こったのか!?」と思った次の瞬間・・・・


私をなぎ倒した車は私の右足先を引いてLet's Go!!


「ええええぇぇぇぇーーーーーーっ!」

そう思った次の瞬間、妙に冷静な私はぶっ倒れているにもかかわらず、更なる焦りがよぎりました。


そう。
私はうつ伏せなので、今轢かれたそれは、車がどの方向からきているかがわからず。


「これはまずいぞ!?今足をゆく~りと轢いたのは…」
「今の前輪?後輪?どっちだ?」 
そうです…

車についてる立派なタイヤは4つ。
ということは、前輪で轢かれた場合ボーナスチャンスでもう一度轢かれる可能性があるのです。(笑)


ほんの数秒間に何を考えてるんだって話しですが…
妙に冷静に頭をよぎりましたよ。


私すごいっ! じゃ・な・く・て(笑)
幸か不幸かボーナスチャンスはなくて、リボではなくて、安心安全の一回ですみました。
いや、一回でも多いですね(笑)


「ひっどいな~~!何すんのサーーっ!」
「まったくもー!」

そう思って立とうとした次の瞬間・・・・

あれっ!?
立ち上がれない・・・


何で?!えっ・・・?
ただちょっとぶつかって転んだだけなのに・・・・


上半身を起こすことはできましたが、そこから立ち上がれなかったんです。

おや?!頭や顔に手をやると温かい赤いものが・・・


「やばっ。頭ぶつけたのか私…まずいなぁ…」
「そうだ!電話の相手に伝えなきゃ…」

そんなことを考えていた数十秒後。


車の女性運転手が私に駆け寄ってきた。
かなり、かなーーりパニクってるご様子でした。

むしろ、私の方が立ち上がれこそしなかったけれども、めっちゃ冷静でした。

とはいえ、コンクリーに叩きつけられたので痛さとともに、ぐったりしてる私を何を思ったか・・・・


突然抱え起こして、運転手さん


『イヤァーーーっ全く気づかなかったー。』

『大丈夫ですか?大丈夫? #@Z#$%&’!!』

『ごめんなさいっ!! @&*!%#$ごめんなさいっ!!』

『イヤァーーっ!どうしようー!怪我してる!』

『私携帯持ってないから誰か救急車呼んでーーー!』



とひたすら何か発したいだけの言葉を口から発しながら、私を抱え起こしたままゆっさゆっさと揺さぶるってました。

あの・・・・揺らしていいのは豊満なお胸だけです(笑)
そして何よりね。


【 倒れて、頭ぶつけてる人をふさぶっちゃーいけません! 】
(脳にね、影響出る場合があるからね。)

私は必死に
『頭ぶつけてるから、私に触らないで!!』
『触らないで!!!!』

と何度となく訴えるも、自分の世界でいっぱい、いっぱいの女性運転手さん。

【 THE 聞く耳もたず症候群 】
民衆の声も政権に届かないように私の声もその女性には届きませんでした。あはっ。。。

そして、挙げ句の果てに。
気が動転しすぎてたのか?はたまた、自分のお花畑な世界しか見えないのか・・・


『用事を済ませてから必ず戻ってくるから、逃げないから待ってて』と。
突然、現場から居なくなりましたーーーーー!

わたくし、本日2度目 
【 マヂカーーーーーーー! 】
こ~んな短時間にこんなことってあり?!

気づくと野次馬さんの声が聞こえる。

「うぅ。起き上がれん…。いててててっ」
「携帯どこやったんだろう…連絡しなきゃ…」

私は起き上がることができなかったので、目視はしていませんが、集まった人集りの声をきいていたら。

野次馬Aさん『あっ!いっちゃった…』
野次馬Bさん『現場からいなくなったらまずいよ…』
野次馬Cさん『あの人、見たことある!近くでよく見かけるよ!』

私「ひょえぇーーーっ。なんてこった。」

そうこうしている間に救急車到着!

さてさて、これからどうなることかな?!
って具合ですが、この物語は長くなるので小分けにして投稿したいと思います♪


人生何があるか分かりませんが、起きた出来事から何を得るか。
それを日々の楽しみにして過ごしています。
それが、私のポジティブでいられる源です。



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最後までお付き合いいただきありがとうございました。


またのご縁を楽しみにしています。

知的柔軟性を高めるための活動につかいます♪具体的にはヨガや読書に♪