魔法の数字でお得感を出してみよう
小さなお店が今すぐできる、とっておきのヒントをこっそり教えます。
「これは、使えそう!」と思ったら、ぜひチャレンジしてみて下さい!
スーパーに買い物に行くと、こんな数字が飛び込んできませんか?
98円
298円
1980円
なぜ、こんなに中途半端な額なのでしょう?
100円
300円
2000円
こっちの方が計算しやすそうです。
でも、何かお高く感じませんか?
実はこれ「端数効果」と呼ばれるものが影響しています。
人間は中途半端な数字を見た時に、無意識にちょうどいい数字を連想します。例えば「98円」なら「100円」を思い浮かべます。
そして2つの数字を比べてしまうのです。
「98円」は「100円」よりも2円安いと判断してしまいます。
すると「お得だなぁ」と感じて、つい購入してしまうのです。
とてもユニークなテストをした人がいます。
アメリカの通販で34ドルで売られていたドレスがありました。
このドレス、あまり売れ行きがよくありませんでした。
信じられないと思いますが、ドレスの価格を39ドルに変えてみました。
売れていないのに、値上げしたのです。
すると注文が入り始めたのです。
なんと注文数は普段の3倍に達してしまいました。
一体、何が起きてしまったのでしょう?
脳は無意識にちょうどいい数字を連想します。
「34ドル」は「30ドル」を連想させます。
すると脳は「30ドルより4ドル高い」と判断します。
一方、「39ドル」は「40ドル」を連想させます。
すると脳は「40ドルより1ドル安い」と判断します。
この脳の感覚が人間に無意識に判断をさせるのでは?と思います。
あなたのお店にいつもの3倍の注文が入るように願いを込めて、
「端数価格」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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