音声日記のススメ
手書きの日記
僕は、今年に入ってから、新しい習慣をはじめた。
それは日記だ。
ただし音声日記ではなく、通常の日記。手書きのものだ。
使用している日記帳は、3年日記といって、1ページ内には年数だけが異なる同一の日付が並んでいるタイプの日記帳だ。
たとえば、10月1日のページには、2020年10月1日、2021年10月1日、2022年10月1日の出来事が綴られることになる。
今年はじめたばかりだから、まだ今年の分しかないのだが、来年以降はさらに楽しくなりそうな予感がしている(笑)
あぁ、去年のこの日はこんなことをしていたんだなと、しみじみ振り返ることができそうだ。
そして僕は、また新しい「日記」をはじめることにした。
それはタイトルにあるように、「音声日記」だ。
音声日記
音声日記とは、毎日の出来事や感じたことなどを、自分の声で録音しておくというものだ。
僕はもちろん、紙で記録するのは好きだ。なんだかんだ10ヶ月、毎日欠かさず日記を書き続けているのだから。
だけど僕は、よりリアルに、より鮮明に自分の考えや感情を残しておきたいという思いが強くなっていた。
手書きの文字だけでは伝わらないような、一瞬一瞬の空気感を、とどめておきたかった。
ほとんど毎晩のように、スマートフォンのボイスメモアプリを使って、録音を続けている。
ひとり密かに、スマートフォンに向かって話しかけている様は、やや滑稽かもしれない。
でも案外、面白いのだ。
自分の頭の中にある、ぐるぐると渦巻いている感情。
そのせいでモヤモヤとして、どこか落ち着かない。
そんな夜に、僕はひとりで録音をする。
こんがらがった糸を、一つひとつ、ゆっくりとほぐしていくような感覚。
しゃべり方も、うまくなっている気がする(?)
おかげで、頭の中を、スッキリと整理できるようになったと感じる。
聴き返せば、自分の発した言葉を客観的に観察することができる。
毎日毎日に区切りをつけて、するするとベッドに潜り込む。
爽やかな朝を迎えるためにも、僕は毎晩、音声日記をつける。
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