個人を守護するもの、家を守護するもの
この漫画に関連して、noteを書いてみます。
個人につく守護…その人を専属で守護している存在。その人自身の幸せを目的として立ち回る。以降、個人守護と呼びます。
家につく守護…その家(家系)全体を守護している存在。その家の調和と課題解決を目的として立ち回る。以降、家守護と呼びます。
漫画では「先祖が守護霊とは限らない」の側面を描いてますが、家守護の側の話も書いておきたいなと思ったので。(途中から有料エリアになります。全体で5000字くらいのボリュームです)
個人守護と家守護、意見が噛み合わない
これね〜〜〜〜
往々にしてある、個人守護と家守護の意見が噛み合わない問題。両者が目指すゴールが元々違うために起こることですが、難しいことに「じゃあ完全にこっちの方だけを聞いて、あっちは完全に無視!」をすると、余計に事態がややこしくなることもあるという。
何事も0か100か、じゃないんですよねえ。
家守護の目的
家守護って、まあまあな割合で祖先霊が含まれるエネルギー体のことがほとんどのように思います。つまり、元人間。その魂たちが混ざって集合体となっています。
さて、ではなぜ家守護がわざわざ子孫を見守っているかというと、「自分とよく似た後輩が人間生活をしてる」と見ているからです。そう、類友!自分と似たような子が子孫として生きてたら、なんか応援したくなるでしょ?そういう感じです。(家守護には他にもエネルギー体が混ざってたりしますが、ここでは取りあげません)
そして大事なこと。
なんで応援してくれるのか?
想像してみてください、自分が死んだ後に自分によく似た子が子孫として生まれて、しかも「自分が解決できなかった問題を、子孫のあの子も抱えてる」と聞いたら。「私も似たような辛いことあったなあ。この子は解決できるのかなあ」って興味湧きません?なんなら「先輩として何かアドバイスできないかな、大丈夫かな」って思いません?
家守護の存在感が大きい家系の特徴として、代々似たような課題を持つ魂がその家を選んで生まれてくる、と言うのがあるようです。つまり、課題特化型の強化合宿____!家そのものが魂の強化合宿会場になってるわけです。
「でも、家族や親戚で似たような課題を持ってるかどうかなんてわかるの?」____これは、うん、普通に生活していればわかると思います。「うちの親世代も祖父母世代も、なーーんか似たような悩み抱えてるよなあ」って。それくらい顕著みたいです。
ちなみに、こういうときの情報源として上の世代の昔話ってすごく役に立つ!〇〇爺さんはこんな感じで、〇〇婆さんはこんな苦労をしてて、みたいに。苦労話や思い出話は聞いておいた方が「うちってこういう課題持ってる人がいるな」と分析しやすいです。
さらに言うと、自分自身も似たような悩み持ってる、もしくはちょうど真逆のことで悩んでることも多々あります。そしてこの悩みを次の世代に持ち越したくない、とも思っていたりもする。
(この真逆の悩みというのがちょっとトリッキーなんですが、例えば「ものすごい浪費癖のある人がいて家族が金策に苦労した」というのが問題として挙がっていたら、その真逆、「ものすごい倹約家でちょっとの贅沢も許さない親のもとで育って、お金への執着がすごい」みたいな。一見真逆で関係さなそうですが、同じ「お金への意識」「生活に余白がない」の側面では共通した課題になります)
その連鎖、私が断ち切るっ!!!
こういう時に家守護が望むのは非常にシンプルです。
代々続く課題の連鎖を終わらせてくれ!あなたが出す回答を見てみたい!
だから、「家守護の言うとおりにしましょう」「先祖を敬え」「家守護の導きに従って」とかじゃないんですよね。あ、敬わなくていいとかそういう話ではなく、家守護に対して上下関係を感じてしまうことで『相手は偉いから、従わなきゃダメなのかな?』って思っちゃうのが事をややこしくしちゃう、てことです。
基本姿勢として、「私なりに向き合って問題に対して答えを出すので、賛同する家守護さんは力を貸してくれ!」がベストではなかろうか…?
ええ、主人公モードでいきましょう。家守護は主人公の到来を心待ちにしています。ていうか、その家にわざわざ生まれてきてる時点でみんな主人公候補たちです。
みんな〜〜〜!オラに力を貸してくれ〜〜〜!
家守護が解決したい問題は、大抵人間にとっても解決するとメリットがあるものです。家守護と個人守護、目的は違っていても本来利害は一致しているはずなんです、本来は!
家守護がして欲しいことをするんじゃなくて、家守護が抱えている問題と自分が抱えている問題を突き合わせて、重なっている部分を解決する。という方向性で考えて、あくまで自分が主導する形で「私は、自分と家両方にメリットがあることをするよ。家だけのためには動かないからね」の姿勢でいるのがちょうど良いかなと思います。
利害の一致から一時的に手を組む、みたいな展開。物語だと激アツ展開になるやつです。どう?
優先的に家の課題と向き合った方が良い場合
基本姿勢は「自分の人生に集中」で良いと思いますが、以下の場合はちょっと特殊ケース。家のことを一時的に本腰入れてがっつり向き合った方がいいタイミングもあるようです。
・結婚の予定がある、結婚したい
・新しいメンバーを家に迎える希望がある(妊娠出産、養子など)
つまり家に関する大きなイベント事です。
こういったイベントには大抵家守護がどこかで関わっているものですが、そういったタイミングで向き合うべき課題が露出してきたりします。なぜかすごーく良いタイミングでな!なんでだろね!不思議だね!
※ここから先は有料です。3016文字あります。
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