炭酸と、あの子

あっちーー
ふう、休憩、休憩

冷えた炭酸飲料を額に当て
視線は自然とグラウンドへ

透明な泡の中に映る君は
眩しく弾けてる

うおーーーー

俺はペットボトルを
強く、強く振って
蓋をねじる

口に出せない言葉の代わりに
中身が溢れてく


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