見出し画像

惚れてまうやろぉ~💖

By チャンカワイ、の様に叫びたいくらいだ。

今日の食事はさっとレストランで済ませよう、とお気に入りのタイ料理店に向かう。食事には早い時間なので、入り口のお兄さんも暇そうに座り込んでいる。
「こんにちは!」と声を掛けてメニューを見る。お腹がすいているし、メニューはあらかた決まっている。いつもの、パッタイかフォーにするかのどっちかだ。
「やっぱり、メインにアラカルトにをつけるとセットがお得って事ですよね」とまぁ、当たり前の事を聞く私にお兄さんは、「セットでちょっと食べられないなというのであれば、テイクアウト用のパッケージをお渡しできますよ!」と明るい声でいう。よく見ると岡崎体育さんに似てる優しい笑顔だ。
じゃぁ、と結局セットメニューのメインにフォーを選ぶ。
お兄さんは「パクチーが乗っていますけど、大丈夫ですか?」
私 「パクチー大盛で!」とメニューにないオプションでかえす。

閑散とした店内で生春巻きを食べて待っていると、お兄さんが私に出来立てのフォーを運んできた。
お兄さん「パクチー多めで!!(笑)」
 私  「ヒャッホ~!!(小躍り!!)」
お腹が空いている私の変なテンションに合わせて、嫌な顔どころか粋な対応をしてくれるお兄さんに感謝しながら、熱々のフォーを味わいながら食べた。私が料理を堪能している間、お兄さんは「台車使って運んできますね」と仲間に声を掛けながら、出て行った。

持ち帰りのパッケージは全く必要なかった。
静かな店内で最初から何も盛られていなかったかの様に、綺麗になった皿を見ながら(あぁ~満足。)とつぶやき、お兄さんはいないよなとちょっと、残念な気持ちのまま、出口に向かい店内と彼が居た入り口を見回してみるも、やはりそこには彼の姿はなかった。

満足感でいっぱいになった私は足取りも軽く、ショッピングセンター内を大股でガッシガッシ歩いて行った。すると、後ろの方から(シュッシュッ・・・)と走り寄ってくる人の気配がした。

「ありがとうございました!」と膝を曲げ、腰も曲げた岡崎体育さん似の彼が声を掛けてきたのだった!それだけを言いに。

??!!

な、なんだ!!

驚いた私は「全部たべちゃいました!!」とだけ言って笑顔の彼をみた。優しい笑顔だった。

なんだか、嬉しくなってしまった私はコーヒーが飲みたくなった。
今日はスタバに行ってみるか、ルン!みたいなまた変なテンション。

スタバで今日は何にしようか?と迷って決められずにいたので、
私   「お姉さんのおススメは何ですか?」
お姉さん「今のシーズンはこれです!」
と、とってもSweeeeeeeeeeeeeeeeeeeetそうなおススメだったので、
私   「甘くないのがいいな」
お姉さん「じゃぁ、これなんか?」
と、ムースフォームラテを勧めてくれた。
初めてのドリンクなので、ちょっとワクワクして待っていると、
お姉さん「ぜひ、楽しんでくださいね!」
と、これまたとびっきりの可愛い笑顔でドリンクを渡してくれた。

な、なんだ!!今日は!!

みんな、惚れてまうやろぉ~!!

を、ショッピングセンターで叫ぶ(空想)




一人の時間にぼんやり考えたことや、クスっと思い出し笑いしたこと、こそっと誰かに話したい事をここで紹介しています。いつか「読むクスリ」みたいな本になったらなぁと野望を抱いております。その時のために、それはそれは有難くお受けすることにしたいと思います!どうも有難う!