おにぎりとチョコ
ー28℃を知るきっかけに
炊きたてのお米で作ったおにぎりは美味い。小腹が空いたときに食べる小さなチョコレート。これも美味いし、ありがたい。ただ、奥さん。これを同じ弁当袋に入れるのは、さすがにどうかと思う。ランチタイムになるまでに、チョコがおにぎりの熱で溶けてしまう。もっとも、おかげでチョコの融点が28℃だと知った。これを怪我の功名と呼んでいいのやら。
サプライズ
そもそも手弁当はありがたいし、奥さんに悪気はない。当然、からかうつもりはあっても、責める気はない。奥さんによると、弁当袋を探って、おにぎりだけでなくデザートがあったというサプライズを演出したいらしい。
期せずして奥さんのサプライズ演出が成功していて面白い。包みを解き、溶けてクリーム状のチョコを目にすると、奥さんが意図しない方向で驚きがある。他方、製品開発者も溶けたチョコを食べるとは予想もしないだろう。
きっかけ
チョコは一体何℃で溶けだすのかー。溶けやすいのは当然知っているが、具体的にどのタイミングで溶けだすかは知らない。ふと気になって調べると、あるお菓子教室のホームページに「28℃」と説明があった。
こんなきっかけでもなければ、チョコの融点を調べない。奥さんに感謝。
余談
チョコの融点である28℃ー。これは「COOLBIZ(クールビズ)」で適正とされている室温の目安と同じだ。昨夏(2023年)のわが家は、エアコンを24℃設定にした。それ以下でなければ、とても耐えられないと奥さんは言った。溶けやすいチョコに比べても"気持ち上の融点"がさらに4℃低いわが夫婦。電気代が高騰する中、慎まねばならない。
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