オマエダッタノカ・・・
ー"アゲハの季節"
わが家のベランダにある鉢植えで育つチョウの幼虫。ちょっと大きくなったかと思えば、すぐに姿を消す。一体どういうことなのか。夫婦揃って頭を抱えていた。その答えがようやく明らかになった。ハンニンハオマエダッタノカ・・・知りたくなかった事実を突きつけられ、幾らか気が滅入る。
関連リンク:「『芋活2020』シリーズ」「『芋活2018-19』シリーズ」
"本ボシ"判明
26日午後に奥さんがスマートフォンを通じて送ってくれたBG(バルコニー・ガーディアンズ)リポート(※)によると、チョウの幼虫が棲み家としているグレープフルーツの鉢植えから、スズメが飛び出してきたという。あまりに突然だったので面喰らったらしい。
スズメは繁茂する葉っぱを押しのけてバルコニーの柵にいったんつかまり、フンをすると空に飛んで行ったそうだ。この様子にハッと我に返った奥さん。慌てて幼虫の姿を探すと、午前に確認した一番大きな個体の姿が消えていたとのこと。コイツがおそらく"本ボシ"だろう。
これまで犯人がスズメという可能性は否定しなかったが、見た目が可愛らしい小鳥が、同じく可愛らしいチョウの幼虫をついばむ姿をあまり想像したくなかった。ただ、認めたくない現実を前に、弱肉強食という自然界の厳しい掟をあらためて意識せざるをえない。
割れる意見
今後、この状況にどう対応するかが難しい。わが家の鉢植えは、どうもスズメの"狩場"になっているようだ。個人的には、たとえ鉢植え一つだとしても、わが家の一部を食うか食われるかの舞台にされたくない。
ただ、奥さんは「スズメに罪はない。このままにしておくべきだ」と、これまでの方針を一貫して主張する。犯人が分からないままでも厄介だが、分かったら分かったらで実にややこしい。
実に困った事態である。
(出典〈トップ写真〉:BGリポートで犯人が判明。知りたくなかった事実を突きつけられ、幾らか気が滅入った=りす)
「芋活2020」シリーズ:
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