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お茶の子さいさい
ーヒメジョオンとハルジオン
一般に見分けがつきにくいとされるヒメジョオンとハルジオン。ただ、葉っぱの付き方(※)さえ覚えれば、お茶の子さいさいだ。近くの公園で、ようやく"実地検分"し、その区別に手応えを得た。どっちがどっちか、あれほど悩んだ先日までが嘘のようだ。この方法を最初に見つけた人に感謝したい。
「似て非なる草花」シリーズ:「りすの独り言」「似て非なる草花」「ドライアイには難しい」「目を見張る昇進」「伝承に及び腰」「"実地検分"、未だ成らず」
正答率ほぼ9割
ヒメジョオンか、それともハルジオンかー。ほぼ9割の確率で、その区別を正しくできる自信がある。茎を折り、中が空洞かそうでないかを確かめる見分け方を追加すれば、さらに自信は補完されるだろうが、ハルジオンは「折ると貧乏になる」との伝えがあり、依然ためらう。貧乏は敵だ。
実地検分によると、近くの公園では、ほとんどがハルジオンだった。葉っぱが茎を抱くように付いている。ヒメジョオンと思しき草花もあるにはあったが、見る限り、数はほんのわずかだ。しかも不思議なことに、いずれも萎れ気味。そのため、これはヒメジョオンという確証が持てない。
ハルジオンが咲いている時期は、おおむね4月から5月まで。一方、ヒメジョオンは5月から8月までとされる。二つの草花の開花が被っている時期は5月周辺のため、今が見分ける練習に最適の時期と言える。次はヒメジョオンを探す狙いで出かけてみたい。
塩対応の裏側
葉っぱの付き方で見分けるやり方を最初に見つけた人は、ヒメジョオンとハルジオンの観察に、どれほど労力を注いだのだろう。現在こそ、インターネットで調べると、すぐに回答を得られるが、そもそも誰かがコツコツと調べ続けていた結果だ。あらためて感謝と敬意を示したい。
ヒメジョオンとハルジオンは見た目がそっくりなのにもかかわらず、区別できるようになったと自慢げに奥さんに伝える。これに「ふーん」と"塩対応"の奥さん。ただ、素振りには出さないが、眼差しは興味津々。近いうちに最寄りの公園で見られそうな様子を思い浮かべる。そこには:
草花の葉っぱの付き方を調べる奥さんの姿がある。
(写真〈上から順に〉:見極めのポイントを指差すりす。葉っぱが茎を抱くように付いているハルジオンに対し、ヒメジョオンは茎に対してまっすぐ葉が付く=りす、間近で見たハルジオンの葉っぱの付き方=同、ハルジオンの花の蜜を吸いにきた虫=同)
「似て非なる草花」シリーズ:
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