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マスク熱中症
ー前門の虎、後門の狼
「マスク熱中症」という言葉が、にわかに目に付くようになってきた。暑い日が続く中、気温の上昇に伴い上がった体温が、マスクによってなかなか下がらず、熱中症になる恐れがあるらしい。マスクを付けると熱中症、逆に外すと新型コロナウイルス感染症。前門の虎、後門の狼。どちらに行ってもリスクが必ず付きまとう。煩わしさの極み。そんな思いをよそに、奥さんはオリジナルマスクづくりに精を出す。実に楽しそうだ。
功績と罪過
ある医師によると、呼吸は体内にこもった熱を放散して体温を下げる役割を果たしているという。マスクをしていると、息から熱を外に出せなくなる。「熱が下がらなくなり、体温上昇が起きる」とのことだ。
実際、会社の先輩は先日、マスクをしていて気分が悪くなったらしい。わざわざ人気がない風通しの良い場所を探し、マスクを外してようやく良くなったそうだ。マスクをしていれば安心というわけではないことを痛感。
他方、奥さんはマスクのおかげで"おうち時間"を楽しんでいる。手製マスクづくりに夢中だ。素材に靴下を使ったり手ぬぐいを使ったりして、唯一無二の作品を目指している。完成するたびに試着させにくる。
これはこれでマスク熱中症だ。
(写真〈トップ画像〉:手作りマスクに夢中の奥さん。時間を惜しんで製作中=フリー素材を使ってりす作成)
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