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昇り龍どこ?
-高円寺境内の双龍鳥居
奥さんを誘って宿鳳山高円寺(東京都杉並区)に行き、昇り龍と降り龍の2体の龍が巻き付いた「双龍鳥居」を見学した。ただ夫婦揃って、どうしても昇り龍の頭部が見つけられない。努力はしたものの、結局はっきりしないまま、この寺を後にすることに。2024年は辰年。そんな夫婦が龍のご利益を得るのは龍の御心次第。期待せずに吉報を待とう。
達成感とご利益
双龍鳥居がある社寺は都内に3カ所。先日、馬橋稲荷神社(東京都杉並区)に行ったので、これが2カ所目になる。残すところ、品川神社(同品川区)のみで、近くコンプリートできそう。夫婦揃って達成感を満喫したい。
今年(2024年)は辰年。これにちなんで双龍鳥居参りという意味合いもある。願わくば昇り龍、降り龍の2体の龍からご利益を得たい。夫婦揃って厚かましい。否、神頼みも厳しい世の中を渡り歩くには必要な要素だ。
宿鳳山高円寺
驚いたことに、宿鳳山高円寺は徳川家に縁があることを示す「葵の紋」が至るところにある。なんでも徳川三代将軍家光が鷹狩りの際に休憩所にしたとか。第五世の耕岳益道が家光のお気に入りだったらしい。
わが夫婦が訪れた目的でもある双龍鳥居は、正確に言うと、宿鳳山高円寺境内の稲荷社にある。その石鳥居に昇り龍と降り龍が刻まれている。馬橋稲荷神社に比べてやや小ぶりなものの、醸し出すオーラは引けを取らない。
ただ困ったことに、鳥居に向かって右の柱は龍の頭部がはっきり分かるも、左の柱はそれがどうしても見つからない。奥さんも同じだったらしく、一緒に角度を変えて眺めたり裏側から見たりと、いろいろ調べたが結論は出ず。
そこにタイミング良く門扉を開けにきた関係者の女性。その人に左の柱に刻まれた龍の頭部の所在を尋ねるも把握しておらず、一緒になって探す始末。龍の頭部がどこにあるかは悔しくも分からずじまいになった。
石柱の付け根
宿鳳山高円寺を後にした後、見つからなかった龍の頭部がどうしても気になってインターネットで調べると、見る人が見れば分かるのか、石鳥居の左の柱の根っこ辺りに龍の頭部があった。
ネットにある画像とスマートフォンで撮った写真を見返し、これが龍の頭部だったのかとため息。もっとも、右の柱にある龍と比べて実に分かりにくく、とても頭部には見えない。
こんなレベルだけど、龍のご利益は得られるのかしら。
(写真:『りすの独り言』トップ画像=りす撮影の素材を基にりす作成)
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