驚きと戸惑い

ー思い出のペットショップ

西武百貨店池袋本店（東京都豊島区）の屋上にあるペットショップ。幼いころ、この百貨店にそれほど遠くない距離のところに住んでおり、何かあれば、この店にある観賞魚を眺めに行ったものだ。先日、久しく立ち寄っていなかったこの店を覗いたところ、いろいろ驚いた。

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知らぬ間の変化

西武百貨店池袋本店の屋上にある思い出のペットショップ（撮影＝りす）

当時に比べて金魚一匹当たりの値段がかなり高くなっていた。300円程度で買えたある種類の金魚が、現在は当時の倍以上もする800円になっていた。しかもサイズも小ぶりだ。長らく興味を失っている間に、観賞魚市場にいろいろと変化があったのだろう。

もう一つ。メダカのラインアップがやたら増えている。白メダカやら黒メダカやらいろいろだ。当時はヒメダカがせいぜいで、10匹とか15匹とかを1セットにかなり安価で売っていた。現在はワンコインでは買えず、それどころか、そこそこの値段がする。衝撃。

削がれる思い

わが家では今、癒しづくりの一環で、小さな水槽と濾過器を買って、数匹の金魚を飼おうかと話し合っているところだ。否、もとい、こちらが奥さんに一方的に相談を持ちかけている最中だ。だが、想定外の負担増に幾らか思いが揺らぐ。値上がりしている電気代も気になる。

癒しは金で買えない。ただ、金がなければ癒しもない。悩む。

（写真：『りすの独り言』トップ画像＝りす撮影の画像を基にりす作成）

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