新しく生まれ変わったグレンキンチー蒸留所へ!
どうもヒデイシです。
昨日、グレンキンチー蒸留所に行ってきました。2年前にも行った時は、蒸留所の改修工事をしており、その工事は去年竣工。なので、今回は新しくなったNEWグレンキンチー蒸留所を堪能できる!
(2年前の蒸留所見学)
で、この蒸留所はスコットランドのローランド地方に位置し、ここで造られるウイスキーのほとんどはジョニーウォーカーなどのブレンド用に使われています。今滞在しているエジンバラから20〜30キロほどの場所にあるので、他の蒸留所と比べて気軽に行くことができる。
では早速行ってみましょう!
蒸留所前の様子がガラリと変わっています。前来た時には1本の道が通っていただけだったんですが、今は種類の植物が生えたガーデンの中に、クネクネした道が通っている。
そして入り口の前には、金色に輝くジョニーウォーカーの生みの親「ジョン・ウォーカーさん」が、躍動感あふれる格好で静止していらっしゃいました。
では中に入ってみます。
かなり広い受付がいきなり迎え入れてくれました。そして、その横には充実しすぎているショップがあります。
なんと、このビジターセンターは、元々ウェアハウス(貯蔵庫)だった建物を改装して造られているんだそう。天井付近にはその面影が残っていました。
(面影)
ではツアーの受付をしに行きます。値段は13ポンド、約2000円ほど。
受付をしてもらいながら「2年前にグレンキンチーに来たんです〜」と話を少しします。「このビジターセンター、全く前とは違うでしょ!だけどポットスチルなどのウイスキー造りの設備は前とほとんど一緒なのよ!」と嬉しそうに受付してくれた女性スタッフの方が言っていました。
ではツアー開始。
初めにグレンキンチーやジョニーウォーカーについての歴史話をしてくれ、その後にこの夢の中のような部屋に案内してもらいます。
ここでは机の上にプロジェクターで映像を流しながら、ウイスキーの香りをレクチャー。
リトマス紙みたいなものに、スプレーでウイスキーの香りを吹き付けてもらえ、視覚と嗅覚を使ってウイスキーの香りを学ぶことができる。
次はミニチュアで学ぶウイスキーの製造工程。
(ミニチュア蒸留所)
部屋は新しくなっていましたが、このミニチュアは2年前に見たものと同じでした。
(ミニポットスチル)
次は麦の粉砕の工程へ
これは大麦麦芽を粉砕するモルトミルという機械です。ポーテウス社製のものでした。
次は糖化!
米松で作られた発酵桶(ウォッシュバック)が6つ。
一番古いもので40年、一番新しいもので3年なんただそう。
(40年)
(3年)
色がかなり違いますね...
あと発酵中のもろみを見せてくれました。
(12時間経ったもの)
では次は蒸留の工程へ
(大きなポットスチルが2つ)
ここのポットスチルはスコットランドの蒸留所の中でも最大級の大きさ。かなりの迫力です。
形はランタンヘッド型で、ヘッドは下向き、冷却器は蛇管式。
(冷却管がぐるぐるとトグロを巻いてる)
その後、貯蔵の工程。この熟成の説明は2年前とは違う形になっていました。
ここは見学用の貯蔵庫ですが、実際にウイスキーの入った熟成樽が並べられていました。なのでこの部屋はウイスキーの甘やかな香りが充満しています。
ここでは樽の種類ごとにどんな特徴のウイスキーが出来上がるのか説明がありました。
(中身を管理するためのバーコード)
この後はお待ちかねのテイスティング。
今回いただくのはこの3種類。
グレンキンチー12年
グレンキンチー首都エジンバラの祭り限定ボトル
ジョニーウォーカー金
真ん中のタトゥーエディションは日本では手に入らないグレンキンチー。味わいは12年と比べてパワフルで、甘みが強かったです。美味しかった...
チェイサーとしてジンジャエールも用意されていました。
(美味しかった)
ちなみに、ドライバーの人用に、ウイスキーを詰め替える小瓶が用意されていました。嬉しい配慮ですね。
この部屋の隣にはウイスキーバー、そして階段を降りると蒸留所のショップがあります。その様子はまたYouTubeにまとめるので、宜しければぜひチャンネル登録してお待ちください^ ^
そのショップで、この蒸留所でしか買えない限定ボトルをゲットしました。スタッフの方に一口飲ませてもらったのですが、スタンダード品とはまた違った味わいでした。味がかなり濃く甘みが凝縮された感じ。これは買って正解だなと思わせられる一本です。また日本に持って帰ります!
では今回はこの辺で。明日はグレンゴインとオーヘントッシャン蒸留所に行ってきます!
今日も良いウイスキーライフをお過ごしください^ ^